YZF-R1大解剖インプレ:壊れやすい・足つき・乗りにくい・速すぎ・曲がらない・始動不良を検証!

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【記事丸わかり】

  1. 壊れやすさ: YZF-R1については壊れやすいとの指摘があるが、具体的な頻度や原因には触れられていません。
  2. 足つき性: 855mmのシート高により、身長が低いライダーにとって足つき性が悪いと感じられる可能性があります。
  3. 乗りにくさ: パワフルなエンジンとスポーツ指向の設計により、日常使用には乗りにくいと感じることも。
  4. 速度過多: 最高速度が297km/hと非常に高速で、公道でのフル活用は困難です。
  5. 曲がりにくさ: レビューでは「曲がらない」という報告は少なく、通常は良好なハンドリングが期待できます。
  6. 始動不良: 始動不良に関する直接的な報告はありませんが、低速時の扱いにくさが指摘されています。
  7. 燃費: 高性能エンジンのため、燃費は比較的良くないとされ、都市部での低燃費が問題となることがあります。
  8. 整備性: 複雑な構造から、整備が難しく、自分でのメンテナンスが困難な場合がある。
  9. 運用コスト: 高性能スポーツバイクのため、保守や部品交換などのコストが高くなりがちです。
  10. 適合ライダー: 高い技術と体力を要求されるため、経験豊富なライダーやスポーツ走行を楽しむユーザーに最適です。

ヤマハYZF-R1は高性能で魅力的なスポーツバイクですが、日常使用や初心者には推奨し難い特性があります。そのため、購入前にはこれらのポイントを慎重に考慮し、試乗などで実際の乗り心地や扱いやすさを確かめることが重要です。

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YZF-R1大解剖インプレ:壊れやすい・足つき・乗りにくい・速すぎ・曲がらない・始動不良を検証!

ヤマハ・YZF-R1:YAMAHA

こんにちは、本日はヤマハのYZF-R1について詳しく調査し、その魅力や問題点を徹底的に解剖します。高性能なスポーツバイクとして評価が高い一方で、一部のユーザーからは「壊れやすい」「足つきが悪い」「乗りにくい」などの指摘もあります。

この記事では、スペックから価格、肯定的なレビューと否定的なレビュー、さらにはライバル車との比較に至るまで、多角的にYZF-R1を評価します。そして、このバイクがどのような人に向いているのか、もしくは向いていないのかを明らかにします。

さらに、YZF-R1に興味を持ってディーラーに足を運んだ方が他のヤマハの車種に目移りする可能性も考察します。本記事を通じて、YZF-R1があなたの期待に応えるバイクなのか、それとも別の選択肢を探すべきなのか、有用な情報を提供できればと思います。

どんなバイク?

ヤマハ・YZF-R1は、997ccのスーパースポーツバイクです。高い性能と洗練されたデザインを兼ね備えており、サーキット走行やスポーツ走行を楽しみたい方に最適なバイクです。

YZF-R1は、サーキット最速マシンとしてサーキット走行やレースで使用されることが多いモデルです。ライバルに勝つために究極を求めて創られたバイクで、デザインが優美で独特なエンジンを搭載しているなど、オリジナリティが満載です。

YZF-R1の最高速は297km/hで、ポルシェ911カレラ4Sと同じ最高速度です。

997ccの水冷4気筒エンジン、最高出力は200ps、最大トルクは113Nmを発揮します。

WMTCモード値は15.2km/Lで、燃料タンクは17Lなので、計算上は満タンで約258km走ります。

スペック

YZF-R1のスペック(主要諸元)を以下にまとめました。

項目詳細
車名YZF-R1
型式8BL-RN65J/N534E
フレーム形式ダイヤモンド
全長×全幅×全高2,055mm/690mm/1,165mm
最低地上高130mm
シート高855mm
エンジン種類水冷・4ストローク・DOHC・4バルブ
総排気量997cm³
最高出力147kW(200PS)/13,500r/min
最大トルク113N・m(11.5kgf・m)/11,500r/min
燃料タンク容量17L(無鉛プレミアムガソリン指定)
乗車定員2名
トランスミッション形式常時噛合式6速/リターン式
車両重量201kg
燃料消費率(km/L)
  • 定地燃費値 21.6km/L(60km/h)
  • WMTCモード値 15.2km/L

価格

ヤマハ・YZF-R1 ABSの価格です。

2,365,000円(税込)

否定的・ネガティブなレビューをご紹介

この記事のテーマは「YZF-R1大解剖インプレ:壊れやすい・足つき・乗りにくい・速すぎ・曲がらない・始動不良を検証!」です。

検証するには材料が必要です。

まず、YZF-R1に関する否定的・ネガティブなレビューをご案内します。その後でレビュー内容を分析します。


  • 燃費が悪い、特に都市部で
  • 渋滞時の扱いが難しい
  • 高速道路での4~6速使用はカーボン詰まりを誘発しやすい
  • 服装に制限がある(フード付き上着など不適)
  • 盗難率が高い
  • 狭い道や信号が多い場所、ストップ&ゴーが不得意
  • 視線が低く、トラックが目の前にいるとストレスが高まる
  • エンジンブレーキ設定などで調整が必要
  • コンタクトレンズがズレやすい、乾きやすい
  • 立ちごけした際に持ち上げる場所がない、扱いにくい
  • モード選択A~Dでは大きな違いは感じられない
  • シティライドで燃費が10km/l以下になることもある
  • クロスプレーンエンジンが扱いにくい場合も

 

  • 4000回転以下はトルクが不足している。
  • 電子スロットルの反応が速すぎて低速走行が困難。
  • 公道での利便性はほぼ皆無。
  • シートが硬く、長距離走行には向かない。
  • 燃費が他のSSバイクと比べて劣る。
  • 一部装備が他メーカーに比べて貧弱。
  • 足つきが悪く、停車時に不便。
  • サーキット以外での用途が限定的。

 

  • 極低速がダメで、トルク感も不足している
  • 発進時に気を遣わせすぎる
  • 整備性が極悪
  • 滑らか過ぎて、乗っている感が薄い
  • 公道でフルスロットルは不可能でストレスがたまる
  • 足つきが微妙で一部の人には不便
  • 排熱が多く、断熱インナーが必要
  • 疲れやすく、100km走行すると体力がかかる

上記の否定的・ネガティブなレビューの分析結果

YZF-R1に関するレビュー内容を分析すると、次のような傾向が見受けられます。

走行性能について

  • 低回転域でのトルクが不足しており、極低速走行や発進が難しいと評されています。
  • 高速道路での中速~高速ギア(4~6速)使用がカーボン詰まりを誘発しやすいという意見がある。
  • シティライドでの燃費が劣るといった意見がある。

操作性と扱いやすさ

  • 渋滞時や狭い道では操作が難しいと評されています。
  • 足つきが悪く、立ちごけした場合に持ち上げるのが困難だという意見があります。

装備と機能

  • シートが硬く、長距離走行に向かないと評されています。
  • 一部装備が他メーカーに比べて貧弱といった意見があります。

利便性

  • 公道での利便性が低いという評価が一定数見られます。

その他

  • モード選択は大きな違いを感じられないといった意見がある。
  • 服装にも制限があるとされています。

総じて、YZF-R1は高性能なバイクであるが、公道での利便性や快適性には課題が多いという評価が一定数見られます。

肯定的・ポジティブなレビューをご紹介

次に、YZF-R1に関する肯定的・ポジティブなレビューをご案内します。その後でレビュー内容を分析します。


  • 所有感が非常に高い
  • ツーリング先で注目度が高い
  • カーブなどで非常に安定して走行できる
  • エンジンブレーキなどの設定で乗り味を調整できる
  • 冬の使用が快適
  • オイル交換前にフューエル添加剤使用で安定した走行
  • 見た目がかっこいい
  • ライダーの意志がしっかりと反映される
  • 足回りは電子サスでないため、細やかな設定が可能

 

  • クロスプレーンエンジンのトルク出力が優れている。
  • 高度な電子制御によって安定した走行性能。
  • 曲がることが非常に得意。
  • デザインが流体的で美しい。
  • 前モデルのパーツがほぼ使える。
  • アフターパーツが豊富。
  • サーキットでのパフォーマンスが高い。
  • 姿勢制御が非常に優れている。
  • 土砂降りの悪条件でも安定して走れる。

 

  • カッコよくて速い
  • エンジン熱は想像より問題なし
  • アクセラレーションが進化している
  • 静かなエンジン音
  • 滑らかで扱いやすい
  • パーツ移植で初期コストを抑えられる
  • 軽くてよく曲がり、よく止まる
  • サーキットでの性能が高い
  • デザインが秀逸
  • 価格が手頃で高い性能を得られる

上記の肯定的・ポジティブなレビューの分析結果

YZF-R1についてのレビュー内容から、以下のような要点が抽出できます。

  1. 走行性能: 曲がること、高速道路での安定性、姿勢制御が高評価。クロスプレーンエンジンと高度な電子制御によって、走行が非常に安定していると評されています。
  2. 乗り心地: エンジンブレーキなどの設定が可能で、足回りの設定も細かく調整できる。ライダーの意志がしっかりと反映されるといった意見がある。
  3. 耐久性とメンテナンス: オイル交換前にフューエル添加剤を使用することで、更に安定した走行が得られると評されている。
  4. デザイン: 見た目がかっこよく、デザインが流体的で美しいと高評価。さらに、前モデルのパーツがほぼ使えるという点も評価されています。
  5. コストパフォーマンス: アフターパーツが豊富で、価格も手頃で高い性能を得られると評されている。
  6. 運用範囲: サーキットでのパフォーマンスが高い。また、土砂降りなどの悪条件でも安定した走行ができるといった意見がある。
  7. 快適性: 冬の使用も快適で、エンジン熱やエンジン音も問題ないと評されています。
  8. 所有と注目度: 所有感が非常に高く、ツーリング先でも注目度が高いと評されています。
  9. 進化と革新: アクセラレーションが進化しており、新旧のパーツの相互運用が可能で初期コストを抑えられると評されている。

以上のように、YZF-R1は高い走行性能、美しいデザイン、優れたコストパフォーマンスといった評価が一定数見られます。

総合的・全般的なレビューをご紹介

レビューの最後に、YZF-R1に関する総合的・全般的なレビューをご案内します。「細かな点ではいろいろ言いたいことがあるけれど、結局のところYZF-R1のことをどう思っているのか」、そうしたレビュアーの<思い>が込められたレビューとなります。ぜひ、参考になさってください。


  • 高い所有感と注目度があり、長い距離のツーリングで真価を発揮
  • 美観とパフォーマンスが高く、満足度も高い
  • 多くの手間と調整が必要で、維持費も高い
  • 体力とテクニックが求められるバイクだが、それをクリアできれば最高の乗り心地とパフォーマンスが得られる
  • 短所があるものの、一度は所有してみる価値はあるバイク
  • 高価だが、その価格に見合ったパフォーマンスと満足感が得られる
  • 新モデルが出る前に購入することを推奨、初期トラブルが少ない現行モデルがおすすめ
  • 経験豊富なライダーには特におすすめできる高性能バイク

 

  • サーキット専用としては優れた性能を発揮するが、公道や日常使用には不便な点が多い。
  • 利便性や多用途性を求める人には推奨できないが、高度な走行性能を求める人にはおすすめ。
  • 前モデルに比べて一部改善が見られるが、他社製品と比較すると装備や便利機能で劣る。
  • 細かな制御や安定性が向上している点は評価される。
  • 価格を考慮すると、このバイクを選ぶ理由は特定の要素に強く惹かれる人向け。

「壊れやすい」「足つき」「乗りにくい」「速すぎ」「曲がらない」「始動不良」を重点的に分析

この記事のテーマは「YZF-R1大解剖インプレ:壊れやすい・足つき・乗りにくい・速すぎ・曲がらない・始動不良を検証!」というものです。

テーマの重点項目である「壊れやすい」「足つき」「乗りにくい」「速すぎ」「曲がらない」「始動不良」について、ここまで見てきたレビューを基に、検証したいと思います。

項目内容

壊れやすい

※自分で整備する際の整備性に不満を漏らす意見はありますが、「壊れやすい」といった指摘はほとんど見当たりません。その点は信頼していいのでは。

足つき

※足つきが悪いという声が散見されます。実際にまたがってみてご確認ください。また、いったん立ちごけした際に、手をかける場所に困る、つまり持ち上げるのが困難だという声があります。この点も実車に触ってリサーチすることをおすすめします。

乗りにくい

※走りに特化したバイクなので、ライディングポーズを含めて、ゆったりと快適に運転できるバイクではないかもしれません。

速すぎ

※公道では速すぎてフルスロットルは絶対使用できないと思います。しかし、速すぎるバイクでなかったら、このバイクには何の魅力もないでしょう

曲がらない

※よく曲がるバイクであり、「曲がらない」とレビューしているオーナーさんは一人もいません。

始動不良

※始動時に機関的なトラブルが発生するという声はありませんが、走り出しや低速時の扱いが難しいというレビューはあります。高性能バイク共通の弱点です。

レビューサイトの平均評価点のご案内

YZF-R1が有名なレビューサイトでどう評価されているか、以下ご紹介します。

レビューサイトを参考にする際、「平均評価点」というのはとても重要な指標です。項目別のレビューなどいくら並べ立てても、実はバイク選びにはあまり参考になりません。

バイクのような趣味性の強いモノは、「いろいろ言うべきことはあるだろうが、結局のところ好きなのか嫌いなのか」、そこが最も知りたいところであり、「平均評価点」はこれを知る近道です。

※2023年10月22日時点

上記平均評価点の分析結果

  • みんカラと価格コムでは、非常に高い評価がされており、一般的なバイク愛好者やコスパを重視する層からの評価は高い。とりわけ価格コムの4.82点はほぼ満点といっていいでしょう。
  • 一方で、ウェビックでは専門家や高度な要求を持つ層からやや厳しい評価がされている。

以上の分析から、YZF-R1は多くの層から好評を得ているが、専門的な要求には十分に応えられていない要素もあると言えそうです。

ライバル車とその特徴

YZF-R1のライバル車とその特徴をまとめました。

車名特徴
Suzuki HAYABUSA(隼)
  • 1339cc。2,156,000円。
  • 高速道路でのロングツーリングやサーキット走行など、あらゆるシーンで活躍できる究極のスポーツバイクであり、スズキのフラッグシップモデルです。

⇒⇒レビュー記事

Honda CBR1000RR-R FIREBLADE
  • 999cc。2,420,000円。
  • 「CBR1000RR-R」は、2020年にデビューしたホンダのレースベース車です。そのペットネームが「 CBR1000RR-R FIREBLADE」で、CBRシリーズの最上位モデルです。

⇒⇒レビュー記事①

⇒⇒レビュー記事②

Kawasaki Ninja H2 SX SE
  • 998cc。3,058,000円。
  • 映画『トップガン マーヴェリック』(2022年)において、トム・クルーズ演じる主人公の愛車として世界的に有名になったバイクです。

⇒⇒レビュー記事

どんな人におすすめ?

YZF-R1がおすすめの人物像をまとめました。

おすすめの人物理由特徴・注意点
スポーツバイク愛好者高性能エンジンと先進的なエレクトロニクス高速道路やサーキットでの使用が理想
経験豊富なライダー高度なスキルを活かせる設計初心者には扱いが難しい可能性あり
テクノロジー好き先進的な装備を搭載高価なため予算に注意
競技志向のライダー競技レベルの性能を備える競技用と割り切れば不満も出ない
道の駅で注目されたい人駐車して、トイレに行き、戻ってみると人だかりができている所有することの満足感に浸れる

YZF-R1に興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないヤマハの他の車種があるとしたら、それは何?

思わず目移りしてしまうかもしれないヤマハの他の車種をまとめました。

車名特徴
MT-10
  • 997cc。1,925,000円。
  • 水冷並列4気筒DOHC4バルブエンジンを搭載した、ヤマハMTシリーズの最高峰に位置するモデルです。MTの名称は、Master of Torqueの略です。

⇒⇒レビュー記事

FJR1300AS
  • 1,297cc。1,870,000円。
  • 最上級スポーツツアラー。セミオートマチックバイクです。FJR1300Aをベースに、クラッチ操作が不要なYCC-S(ヤマハ電子制御シフト)と電動調整サスペンションなどを採用した上級モデルです。

まとめ

「YZF-R1大解剖インプレ:壊れやすい・足つき・乗りにくい・速すぎ・曲がらない・始動不良を検証!」のテーマで解説してきました。

本記事を通じて、ヤマハのYZF-R1が持つ多面的な特徴について探ってきました。スペックや価格から始まり、肯定的なレビューと否定的なレビューをそれぞれ紹介し、その中でも「壊れやすい」「足つき」「乗りにくい」「速すぎ」「曲がらない」「始動不良」について個別に分析しました。

このような情報を基に、このバイクがどんな人に適しているか、またどのようなライバル車が存在するかについても考察しました。総合的な評価やレビューサイトの平均評価点もご紹介し、多角的な視点での分析を試みました。

最後に、YZF-R1に興味を持ちつつも他のヤマハの車種に目が行く可能性についても触れました。何れにせよ、購入を考える前には多くの要素を考慮することが重要です。本記事がその一助となれば幸いです。ご覧いただきありがとうございました。

Mr.乱視
この記事は当サイトの管理人ミスター乱視が執筆しています。引用元・参照元を明示した信頼性の高い記事をお届けします。

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