【超丁寧解説】バイク 任意保険|250cc|保険料・等級継承・単体の保険

バイク・任意保険・250cc・等級継承・乗り換え・排気量

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【記事丸わかり】

  1. 250ccバイクの任意保険には、いくつかの注意点があります。
  2. 等級継承は、125cc以下のバイクから250cc以上のバイクへの乗り換え時には適用されません。
  3. 250ccバイクは自動車保険の特約であるファミリーバイク特約の補償対象外です。
  4. 250ccのバイクに任意保険をつける場合、単体のバイク保険の選択肢しかありません。
  5. 250cc以上のバイクに適用可能な保険であれば、同じ排気量区分内で自由に等級継承が可能です。
  6. セカンドカー割引は、125cc超の排気量区分において適用され、大手代理店型保険会社で主に提供されています。
  7. 通販型保険会社はセカンドカー割引を提供していないことが多く、それぞれの保険はバラ契約になります。
  8. 保険料の見積もり試算は、排気量が「125cc以下」、「125cc超〜250cc以下」、「250cc超」という3つの区分で行われます。

(参考)⇒⇒250ccバイクの任意保険(アクサダイレクト)

250ccのバイクの任意保険について解説します。

バイクの任意保険は排気量によって2つに区分けされていて、125cc以下と125cc超でまったく異なる種類の保険として扱われます。

具体的には、等級継承ができません。

250のバイクで任意保険に加入していて、数年後に50ccのバイクに乗り換える場合、それまで加入していた任意保険の等級は引き継ぎできません。

50ccのバイク保険に新規で入り直さなければならないのです。

この逆も同様です。

以上は単体のバイク保険の話です。

しかし、バイクの任意保険には単体のバイク保険の他に自動車保険の特約であるファミリーバイク特約もあります。※ファミリーバイク特約も立派な「任意保険」です

ファミリーバイク特約で補償の対象になるのは125cc以下の原付バイクだけで、250のバイクは対象外になります。

結局、250のバイクに任意保険をつけようと思ったら単体のバイク保険しか選択肢はありません。

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250のバイク【早わかり

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車検の有無で言うなら、「250cc以下」と「250cc超」は分かれ目になっていて、250ccを越えるバイク(251cc以上のバイク)にのみ車検があります。

しかし、バイクの任意保険に関しては、重要な分かれ目は125ccです。

以下、250のバイクと任意保険の関係をまとめています。

250のバイク【早わかり
  • バイクの任意保険は125cc以下125cc超の2つの排気量区分に分かれていて、両者はまったく別種の保険として扱われる。
  • 自動車保険とバイク保険のあいだで等級継承ができないように、この2つの区分のあいだでも等級は引き継ぎできない。
  • したがって、バイク任意保険の区分に関しては、排気量が250ccちょうどのバイクも251ccのバイクも同じ区分に入る。当然、400ccのバイクも1200ccのバイクも同じ区分に入る。
  • 250のバイクは125cc超の排気量区分に入るので、同じ区分同士であれば自由に等級継承できる。
  • たとえば、250から400に、400から250に、250から1200に、1200から250に、とバイクを乗り換えてもバイク保険の等級は引継ぎできる。
  • しかし、250から50に、50から250に、といったケースでは等級は引継ぎできない。

  • バイクの任意保険には単体のバイク保険の他に自動車保険の特約であるファミリーバイク特約があるが、この特約の対象は125cc以下の原付バイクに限られ、125cc超のバイクは対象外になる。したがって250のバイクはこの特約の対象外であり、あくまでも単体のバイク保険によってしか補償は得られない。

  • バイク任意保険にも自動車保険にあるようなセカンドカー割引(複数所有新規)があるが、この割引制度が適用できるのは125cc超の排気量区分のみであり、またこの割引制度を採用している保険会社は大手代理店型保険会社(損保ジャパン・東京海上日動・三井住友海上・あいおいニッセイ)に限られる。
  • 「バイク保険御三家」であるアクサダイレクト・チューリッヒ・三井ダイレクトはセカンドカー割引(複数所有新規)を採用していないので、2台目のバイクも3台目のバイクもいわゆるバラ契約になる。※この通販型3社が採用していないのは元々保険料レベルが安いので採用しなくても十分勝負できるという経営判断からきているのではないか・・・と推測します
  • (※)セカンドカー割引とは、2台目のバイクに任意保険をつける場合、本来なら新規6等級からスタートするところを、1台目のバイクが11等級以上の場合に限り、7等級からスタートできるという割引制度のこと。

250のバイク:保険料を比較

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上記の通り排気量が250ccジャストのバイクも250cc超(251cc以上)のバイクも任意保険では同じ排気量区分に入ります。

ただし、わたしたちが保険会社のホームページでバイク保険の見積もり試算をする際は、排気量が3つの区分に分かれていて、いずれかを選択するようになっている会社がほとんどです。

3つの区分とは、

  1. 125cc以下
  2. 125cc超~250cc以下
  3. 250cc超

の3区分です。

実際に見積もり試算してみると、②と③の保険料が同じこともあれば異なることもあります。

これは保険会社によっても違うしバイクの型式かたしきによっても結果が異なるようです。

いずれにしても、みなさんの参考になるように「バイク保険御三家」のそれぞれのホームページで以下のような見積もり試算をしてみました。

参考になさってください。

※(全)は全年齢、(21)は21才以上のことです。

バイク任意保険:「バイク保険御三家」保険料比較(相場)
保険会社125cc以下125cc超~250cc以下250cc超
アクサダイレクト(全)48,850円(全)87,690円(全)97,120円
(21)28,640円(21)47,310円(21)52,060円
チューリッヒ(全)64,110円(全)172,440円(全)172,440円
(21)39,760円(21)47,220円(21)47,220円
三井ダイレクト(全)52,150円(全)88,670円(全)88,670円
(21)26,950円(21)42,700円(21)42,700円

(保険料は改定により変動している場合があります)

【試算条件】新規6等級 / 対人:無制限 / 対物:無制限 / 搭乗者傷害:300万 / 自損事故傷害保険1500万 / 無保険車傷害保険2億円 / ロードサービス付 / インターネット割引適用

年齢条件は、26才以上や30才以上を選べる会社もありますが、3社に共通している全年齢と21才以上だけで比較しました。

上記比較表でおおよその保険料相場がわかると思います。

アクサダイレクトと三井ダイレクトはほぼ同水準です

チューリッヒは全年齢が突出して高いです

ただし、チューリッヒは30才以上を選択できますし、大型バイクでは優位になるケースが多いです。

いずれにしても、バイク任意保険は免許取り立ての若い人が新規で加入する場合はけっこう値段は高くなります。

そのかわりに、無事故で数年経過していくと、無事故割引が進行するだけでなく、年齢条件もより有利な条件に移行するので、保険料はかなり安くなります。

上記保険料は各保険会社のホームページでわたしが見積もり試算した結果ですが、下記サイトでは「バイク保険御三家」をはじめ8社の見積もりが取れます。

御三家であるアクサダイレクト・チューリッヒ・三井ダイレクトは通販型なので見積もり結果は即座に返ってきます。

なお、このサイトでは東京海上日動を除いた大手代理店型保険会社の見積もりも取れますが、代理店型の場合は即座に見積もり結果がわかるのではなく、代理店からの電話で見積もりを出しますし、契約もあいだに代理店が入ります。

インズウェブ・バイク保険一括見積もり

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    ご覧いただきありがとうございました。