【超丁寧解説】全労済|原付 二輪 任意保険|安いバイク保険の真打か?

全労済・バイク保険・原付・二輪・オートバイ・任意保険・補償内容・ロードサービス・等級・解約・支払い・必要書類・安い・評価・評判

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(※)全労済は2019年6月より「こくみん共済coop」と名称変更しました。なお「こくみん共済coop」とは愛称であり正式名称は「全国労働者共済生活協同組合連合会」です。

全労済のバイク保険(バイク任意保険)を詳細に解説します。

全労済では125cc以下の原付バイク・125cc超~250cc以下の二輪バイク・250cc超~400cc以下の二輪バイク・400cc超の二輪バイクなどバイクの任意保険(単体のバイク保険)を扱っています。

また125cc以下の原付バイクについてはマイカー共済の特約としてマイバイク特約(ファミリーバイク特約)を追加することで補償されます。

このページでは全労済のバイク任意保険について詳しく解説しています。

しばらくお付き合いいただけると幸いです。

インズウェブ・バイク保険一括見積もり

「バイク保険御三家」とまともに比較できるのはここだけ!

バイク保険御三家と比較できるのはここだけ・全労済|原付 二輪 任意保険|安いバイク保険の真打か?

まず結論から。

わたしたちネットユーザーがバイク保険(バイク任意保険)を検討する際、具体的な保険料で比較の対象になるのは「バイク保険御三家」と全労済だけです。

「バイク保険御三家」とはアクサダイレクト・チューリッヒ・三井ダイレクトの3社のことです。

これに全労済を加えた4社だけが各社のホームページ上で見積もり試算ができます。

バイク保険を扱う会社は他にもありますが、そうした会社はホームページ上で見積もり試算ができません。

またバイク保険の補償内容・特約などどんな内容の保険であるか明記していない会社さえあります。

建前でなく本気でネットユーザーにバイク保険を販売しようという体制を築いているのは「バイク保険御三家」と全労済だけです。

下記の表をご覧ください。

保険会社 バイク任意保険
アクサダイレクト ◯
チューリッヒ ◯
三井ダイレクト ◯
ソニー損保 ×
おとなの自動車保険 ×
イーデザイン損保 ×
SBI損保 ×
損保ジャパン ◯
東京海上日動 ◯
三井住友海上 ◯
あいおいニッセイ ◯
JA共済(農協) 〇
全労済 

ご覧のように、バイク任意保険を扱っているのは主な通販型ではアクサダイレクト・チューリッヒ・三井ダイレクトの「バイク保険御三家」だけですが、代理店型になると大手である損保ジャパン・東京海上日動・三井住友海上・あいおいニッセイが取り扱っていますし、JA共済(農協)でも取り扱いがあります。

ところが、です。

大手代理店型やJA共済などではホームページ上で見積もり試算ができません。※「そんなバカな」と言いたいところでしょうが、本当です

自動車保険の見積もりはできるのですが、原付バイクや自動二輪の見積もり試算ができません。

ではどうするかというと、代理店に電話で問い合わせて見積もりを出してもらう形になります。※JA共済の場合は最寄りの店舗に電話で問い合わせします

あるいは、大手代理店型の場合は一括見積もりサイトに参加しているので、そこで見積もり試算が取れるものの、ただし、その場ですぐに結果が返ってくるのではなく、代理店からの電話で見積もりを出してもらう形になります。

結局のところ、わたしたちネットユーザーがわたしたちのペースで気軽にバイクの任意保険の見積もり試算ができる会社は、アクサダイレクト・チューリッヒ・三井ダイレクト・全労済の4社だけです。

他は、やっているけれど実質的にはそっぽを向いている、というのが実情です。

本気でバイク保険を扱うつもりがないようにしか思えません。

わたしたちネットユーザーの方にしっかり顔を向けているのは「バイク保険御三家」と全労済だけです。

「バイク保険御三家」の保険料は各社のホームページ上で見積もり試算できますし、一括見積もりサイトでも保険料が比較できます。

全労済はホームページ上で見積もり試算できます。

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全労済のバイク保険:補償内容

補償内容について・全労済・バイク保険・原付・二輪・オートバイ・任意保険・補償内容・ロードサービス・等級・解約・支払い・必要書類・安い・評価・評判

全労済のバイク保険(バイク任意保険)は補償内容に関して他社に見劣りするところはありません。

ごく最近までロードサービスは4輪自動車だけのサービスでしたが2019年1月1日以降は原付バイクや2輪自動車に関してもロードサービスが利用できるようになりました。※ファミリーバイク特約(マイバイク特約)と他車運転特約に関しては従来どおりロードサービスは対象外です

以下、全労済のバイク保険(バイク任意保険)の補償内容をご案内します。

全労済:バイク保険(バイク任意保険)の補償内容
■基本補償(シンプルタイプ)※全労済のホームページで見積もり試算するとまずこのプランが提示されます

  • 対人賠償:無制限
  • 対物賠償:無制限
  • 対物超過修理費用補償:50万円限度
  • 自損事故傷害特約:1500万円
  • 無共済車傷害補償:無制限

■基本補償(任意でセット)※上のシンプルプランにオプションとして追加できます。見積もり画面で補償を追加すると即座に金額が更新されます

  • 搭乗者傷害特約:500万・1000万
  • 人身傷害補償:5000万・1億・2億・無制限

※この2つは両方加入することも可能で事故で傷害を負った場合に両方から支払いを受けることができます

■すべての契約に自動セットされる特約

  • 他車運転危険補償:臨時で他人の車を運転した際の事故を補償

■オプションとして追加保険料を支払う特約

  • 弁護士費用等補償特約:もらい事故などで全労済が(法的に)示談交渉できないケースで弁護士に交渉を依頼できます(300万円限度)
  • 自転車賠償責任補償特約:記名被共済者とその家族が自転車事故を起こした際に被害を受けた相手やモノに対人賠償・対物賠償から共済金を支払います※自転車保険です
  • 交通事故危険補償特約:自動車(二輪・原付を含む)事故以外で電車や自転車に乗っているときなどの「交通事故」により損害を受けた場合に実損害額を補償します※主契約に人身傷害補償を付けた契約にのみ追加できます

次に「バイク保険御三家」の補償内容を一覧表でご覧ください。

細かな相違点はあるものの内容的に劣るところはまったくないことが確認できると思います。

※バイク保険でバイク自体の損害を補償する「車両保険」を付けられるのはチューリッヒと大手代理店型(損保ジャパン・東京海上日動・三井住友海上・あいおいニッセイ)だけで、全労済・アクサダイレクト・三井ダイレクトには付けられません。

「バイク保険御三家」の補償内容
アクサダイレクトチューリッヒ三井ダイレクト
対人賠償保険 ◯ ◯ ◯
対物賠償保険 ◯ ◯

※任意で対物超過特約を付帯可能

 ◯
自損事故保険人身傷害補償特約をセットしている場合は人身傷害補償特約で補償人身傷害保険の付帯がない契約に自動付帯任意セット
無保険者傷害保険自動セット

※人身傷害補償特約をセットしている場合は人身傷害補償特約から優先して支払う

自動セット

※2019年1月1日以降の契約から自動付帯

自動セット
人身傷害保険人身傷害保険と搭乗者傷害保険の両方あるいはいずれか1つを選択 任意セット

※全年齢と21歳以上には付帯できない。また原付バイクにも付帯できない

 任意セット
搭乗者傷害保険人身傷害保険と搭乗者傷害保険の両方あるいはいずれか1つを選択 任意セット 任意セット
車両保険 ☓ ◯

※車対車事故のみ

 ☓
弁護士費用特約 ◯ ☓

全労済のバイク保険:ロードサービス

ロードサービスですが・全労済・バイク保険・原付・二輪・オートバイ・任意保険・補償内容・ロードサービス・等級・解約・支払い・必要書類・安い・評価・評判

全労済のバイク保険には2019年1月1日からロードサービスが自動セットされます。

契約が2019年1月1日以前のものであってもロードサービスの対象となるトラブルが発生したのが2019年1月1日以降であればサービスを受けられます。

自動セットなので追加保険料を支払うことなくすべてのバイク保険契約に付帯されます。

主なサービス内容は以下のとおりです。

全労済のバイク保険:ロードサービス
バッテリー上がり ◯

※ケーブルを繋いでのジャンピング作業

キー閉じ込み ◯
ガス欠 ◯

※共済期間中1回まで。10リットルまで無料

タイヤのパンク ◯

※スペアタイアに交換

エンジンオイル・冷却水補充・バルブ交換等 ◯

※オイル・冷却水・バルブ等の費用は自己負担

落輪引上げ ◯

※無料。クレーン等を伴う特殊作業も無料

レッカー移動 ◯

※100kmまで無料。全労済指定工場までなら距離無制限で無料

宿泊・帰宅費用 ☓
ペット宿泊費用 ☓
修理後車両引取費用 ☓

以上が全労済のロードサービスの主なサービス内容ですが、比較のためにまったく同じ項目を「バイク保険御三家」で見てみましょう。

「バイク保険御三家」:ロードサービス
アクサダイレクトチューリッヒ三井ダイレクト
バッテリー上がり ◯

※保険期間中1回まで

 ◯

※保険期間中1回まで

 ◯

※保険期間中1回まで

キー閉じ込み ◯ ◯ ◯
ガス欠 ◯

※保険期間中1回まで。1年目は有料

※保険期間中1回まで。10リットルまで無料

 ◯

※保険期間中1回まで。有料(10リットル)

タイヤのパンク ◯

※スペアタイアに交換

※スペアタイアに交換

※スペアタイアに交換

エンジンオイル・冷却水補充・バルブ交換等 ◯ ◯ ◯
落輪引上げ ◯ ◯ ◯
レッカー移動 ◯

※無料で距離無制限

 ◯

※無料で100kmまで

 ◯

※無料で距離無制限

宿泊・帰宅費用 ◯ ◯ なし
ペット宿泊費用 ◯ ◯ なし
修理後車両引取費用 ◯ ◯ なし

ご覧のように、全労済のロードサービスは三井ダイレクトの内容とほぼ同じです。

つまり、アクサダイレクトとチューリッヒにある「宿泊・帰宅費用」「ペット宿泊費用」「修理後車両引取費用」が全労済と三井ダイレクトにはありません。

とは言え、レッカー移動その他重要なサービスは付いているので、トラブル現場で大いに困るような内容ではないと思います。

これだけの内容であれば「問題なし」です。

保険料比較:全労済vs.バイク保険御三家

全労済・バイク保険御三家・対決・全労済・バイク保険・原付・二輪・オートバイ・任意保険・補償内容・ロードサービス・等級・解約・支払い・必要書類・安い・評価・評判
保険料比較:全労済vs.バイク保険御三家
保険会社125cc以下(原付)125cc超~250cc以下250cc超
全労済

(全)22,220円(全)89,400円(全)89,400円
(21)62,660円(21)62,660円
アクサダイレクト(全)48,850円(全)87,690円(全)97,120円
(21)28,640円(21)47,310円(21)52,060円
チューリッヒ(全)64,110円(全)172,440円(全)172,440円
(21)39,760円(21)47,220円(21)47,220円
三井ダイレクト(全)52,150円(全)88,670円(全)88,670円
(21)26,950円(21)42,700円(21)42,700円

(保険料は改定により変動している場合があります)

【バイク保険御三家の試算条件】新規6等級 / 対人:無制限 / 対物:無制限 / 搭乗者傷害:300万 / 自損事故傷害保険1500万 / 無保険車傷害保険2億円 / ロードサービス付 / インターネット割引適用

【全労済の試算条件】新規6等級 / 対人:無制限 / 対物:無制限 / 搭乗者傷害:500万 / 自損事故傷害保険1500万 / 無保険車傷害保険:無制限 / ロードサービス付※全労済では原付バイクの年齢条件は設定できないので「全年齢」のみの金額です


上記一覧表は(ほぼ)同じ条件で比較するために年齢条件を全年齢と21歳以上にそろえていますが、これ以外にも26歳以上、30歳以上が選べる会社もあります。

(※全労済の場合、原付バイクでは年齢条件を設定できないため「全年齢」としましたが、125cc超のバイクでは全年齢・21才以上・26才以上・35才以上が選択できます。)

いずれにしても、上の一覧でおわかりのように、原付バイクでは全労済の圧勝ですが、125cc超のバイクではバイク保険御三家の方が優位に立ちます。

やはり保険料は個別具体的に試算した結果でないと厳密な比較はできないと思います。

みなさんのケースではどこが一番安いかぜひ見積もり試算してみてください。

⇒⇒全労済ホームページ

⇒⇒一括見積もりサイト(バイク保険御三家)

もうひとつの選択肢:ファミリーバイク特約

選択肢・ファミリーバイク特約・全労済・バイク保険・原付・二輪・オートバイ・任意保険・補償内容・ロードサービス・等級・解約・支払い・必要書類・安い・評価・評判

ここからは「原付バイク」に限定した話です。

まず「原付」について整理しておきます。

みなさんお気づきのように、「原付」には2種類の定義があります。

道路交通法が定める「原付バイク」 50cc以下のバイク
道路運送車両法が定める「原付バイク」 125cc以下のバイク

わたしたちが16歳になって取得できる原付免許、あるいは普通免許のおまけに付いてくる原付免許は、上の表の道路交通法が定める「原付バイク」が対象です。※厳密には「原付一種」(50cc以下)と呼びます

いっぽう、道路運送車両法が定める「原付バイク」は125cc以下のバイクのことです。※厳密には「原付一種」と「原付二種」(50cc超~125cc以下)です

125ccを超えるバイクに任意保険を付けたい場合は単独のバイク保険が必要です。

しかし、125cc以下の「原付バイク」の場合は、単独のバイク保険に加入するかファミリーバイク特約にするか選択できます。

  • 単独のバイク保険
  • ファミリーバイク特約

ただし、ファミリーバイク特約は自動車保険の特約なので、まず自動車保険の契約があることが前提になります。

もしもすでに自動車保険の契約がある場合、当サイトとしては、「原付バイク」の補償であればファミリーバイク特約をおすすめします。

年齢が高い方の場合は単独のバイク保険の方が有利なケースもあると思いますが、年齢の若い方の場合はファミリーバイク特約の方が有利なケースが多いと思います。

ファミリーバイク特約はほぼ全ての保険会社が扱っている特約です。

現在あなたが加入している自動車保険がどの会社であってもほぼ同じ内容のファミリーバイク特約に加入できます。

ファミリーバイク特約:保険料比較一覧
保険会社自損事故型人身傷害型
ソニー損保 8,090円 21,820円
おとなの自動車保険(セゾン損保) 6,520円 18,240円
アクサダイレクト 7,300円 なし
チューリッヒ 11,020円 なし
三井ダイレクト 10,270円 14,130円
イーデザイン損保 10,540円 なし
SBI損保 7,950円 21,710円
損保ジャパン 9,370円 29,690円
東京海上日動 9,960円 24,800円
三井住友海上 11,500円 38,480円
あいおいニッセイ 10,750円 34,710円
JA共済(農協) 4,380円 なし
全労済 不明 7,980円

(保険料は改定により変動している場合があります)

※三井ダイレクトのファミリーバイク特約は3タイプありますがウェブ見積の画面では自損型と人身傷害型しか選択できないので上の表では2タイプのみの表示です

※上記ファミリーバイク特約の保険料は「定額」です。つまり等級・年齢条件が変わっても保険料は変わりません

※全労済のホームページでの見積もり試算では主契約のマイカー共済に人身傷害が付いたプランしか計算できないので自損事故型の保険料は「不明」としました。いずれにしても人身傷害型で7,980円というのは大きな魅力だと思います

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