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車|ギア動かない|オートマのシフトレバーが動かない原因
マニュアルトランスミッションではなくオートマチックトランスミッション(AT)の車で、シフトレバーを操作しようとしても動かないことがあります。
多くの場合、PレンジにあるレバーをDレンジに入れようとするけれどレバーが動かない、というケースが多いと思います。
こうしたオートマのギアが動かない原因として考えられるのは以下のようなケースです。
- ブレーキペダルを踏んでいない:オートマのシフトレバーには様々な電気信号を検知するシステムが組み込まれています。ブレーキペダルが踏まれていない信号を検知すると、安全のためにシフトレバーが動かないように設計されています。
- ブレーキランプまたはその電気回路に不具合がある:ブレーキペダルを踏んでいたとしてもブレーキランプが切れていたり、ブレーキランプ回路カプラーやコネクタ、ハーネスに不良があると、やはりシフトレバーは作動しません。
- ハンドルロックがかかっている:盗難防止を目的としたハンドルロックがかかっているとやはりシフトレバーは作動しません。まずハンドルを左右に動かしながらスタートキーを回してハンドルロックを解除する必要があります。
- シフトロックソレノイドの故障:オートマのシフトレバーにはレバーが今どの位置にセットされているかを検知してそれを送信する装置であるシフトロックソレノイドがついていますが、これが故障するとシフトレバーは作動しません。
- バッテリーが上がっている:長期間車を放置しておいたケースなどではバッテリーが完全に上がった状態にあり、そうなると電気センサーの塊であるオートマのシフトレバーはまったく動きません。もちろんバッテリー上がりであればエンジンもかかりません。こうした際に車を手押しで移動したりレッカー搬送するには「シフトロック解除ボタン」を押してシフトレバーをNの位置に移動します。※シフトロック解除ボタンの操作方法はメーカーや車種によって仕様が異なりますので取扱説明書で確認してください。
対処法
オートマのギアが動かない場合、上記の原因をたどって対処するわけですが、すぐにその場で対応できるものとそうでないものがあります。
自分ですぐに対応できないケースでは、JAFを呼ぶか自動車保険のロードサービスを利用してください。すぐに現場に駆けつけて最寄りのディーラーとか修理工場にレッカー搬送してくれます。
なお、JAFの非会員であってもその場で入会できます。初回は13,340円の料金の支払いが必要ですが次回のサービス提供時からは無料になります。
自動車保険(任意保険)に加入していればどの保険会社にもロードサービスが付いているので無料で利用できます。利用しても翌年度の保険料は上がりませんし等級にも影響を与えません(ノーカウント事故扱い)。
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ご覧いただきありがとうございました。