【記事丸わかり】
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フォグランプ表示灯は車検の検査項目に入っている?
フォグランプ表示灯とは、フォグランプが点灯状態にある時にそのことをドライバーに報せるための表示マークのことです。ヘッドライトをハイビーム(上向き)にするとメーターパネル内にブルーのライトマークがでますが、あれと同様のものです。
このページの一番上の画像がフォグランプの表示灯で、左がリヤフォグランプ、右がフロントフォグランプの表示灯です。
メーターパネル内にこうしたマークが点灯する車種もあれば、スイッチのところに同様のマークがついていてスイッチのON/OFFに連動してマークが点灯したり消灯したりする車種もあります。
また、フロントフォグランプのみの車にはフロントフォグの表示灯しかありません。
ところで、こうしたフォグランプの表示灯は車検の検査項目に入っています。フォグランプのスイッチをONにしてフォグランプがつくだけではダメで、表示灯がちゃんと点灯してドライバーにそのことを知らせるようになっていないと車検はNGということです。
標準装備なら問題ないが後付けの場合は注意
そもそもフォグランプは自動車に必須の装備ではありません。新車で車を購入した際、フォグランプが標準でついている車とついていない車があります。
標準でフォグランプがついている車の場合、表示灯も標準でついているので車検は問題なくパスします。
しかし、新車時にフォグランプがついていない車に後付けでフォグランプを装着した場合、表示灯と連動しないフォグランプのスイッチをつけているケースもあります。こういう車は車検で不合格になります。
後付けの場合はメーターパネル内にフォグランプの表示灯はつかないでしょうが、スイッチのところに表示灯またはパイロットランプが点灯するような方式である必要があります。これは、フロントフォグランプはもちろんリヤフォグランプに関しても同様で、ちゃんと表示マークあるいはパイロットランプが装備されていなければなりません。
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