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【記事丸わかり】
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日産パオに似た車の中古車価格比較!
日産パオ(1989年):Wikipedia
日産「パオ」は、1989年に発売され30年以上経った今でも多くの人々から愛され続けています。
また近年では、レトロ車が再び注目を集めており、日産パオに似た車を中古車市場で探す人もいるでしょう。
本記事では、日産パオに似た車種の中古車価格を比較します。
日産パオの中古車価格
カーセンサーとグーネットの情報を基に、2023年5月現在の「日産パオ」の中古車市場の価格を調査しました。
カーセンサー | 45台 | 38万~339.9万円 |
グーネット | 50台 | 40万~339.9万円 |
※2023年5月現在
日産「パオ」は1989年1月〜4月に3ヶ月の期間限定車として販売され、その期間だけで5万1657台を売り上げた人気の車です。
発売から30年以上経過した現在、中古車市場では50台ほどの登録台数です。
その中には300万円を超えるカスタムカーも存在し、その他当時の新車価格(141万〜156万円)とほぼ変わらない価格で取引されている車両もたくさんあります。
日産パオに似た車
中古車市場で狙える日産パオに似た車をご紹介します。
日産「Be-1」
日産Be-1:Wikipedia
日産「Be-1」は「パオ」の先駆けとして、1987年に誕生したパイクカーです。
パイクカーとは、レトロ調であったり先鋭的であったり、とそのスタイリングが特徴的なクルマのこと。また過去のクルマを彷彿とさせるスタイリングの車両などもパイクカーと呼ばれています。⇒⇒光岡自動車
日産自動車も、1990年前後にこうしたレトロなスタイルを持ったクルマたちを販売していて、「Back to the Future(未来に逆行する)」というコンセプトで開発されました。
「Be-1」は、コンパクトカーである初代マーチをベースにしており、丸目のヘッドライトに角ばったデザインが特徴的です。
限定1万台で販売された「Be-1」は、すぐに完売するほどの人気を博しました。
中古車価格
カーセンサー | 26台 | 19.9万~363万円 |
グーネット | 28台 | 54万~298.8万円 |
※2023年5月現在
中古市場では、登録台数は30台以下と少ないですが、当時の新車価格150万円を超える価格の車両もあり、非常に高い希少価値を持っています。
日産「フィガロ」
日産フィガロ:Wikipedia
日産「フィガロ」は、パイクカーシリーズの第3弾として1991年から1992年にかけて製造された車です。
「日常の中の非日常」というコンセプトで、パイクカーの中では唯一のオープンカーとなっています。
人気の刑事ドラマ「相棒」で「右京カー」として親しまれていることもあり、レトロクラシックな外観が人気です。
中古車価格
カーセンサー | 41台 | 95万~555.9万円 |
グーネット | 44台 | 112万~330万円 |
※2023年5月現在
フィガロの当時の販売価格は187万円と、手の届きやすい価格帯でしたが、現在の中古の平均価格は100万から200万円と、年式を考慮しても割高となっています。
状態のよい車両であれば、300万円以上するので、かなり希少価値の高い車種と言えるでしょう。
ダイハツ「ミラジーノ」
ダイハツ初代ミラジーノ:Wikipedia
ダイハツの「ミラジーノ」も、レトロ感のある車として人気です。
初代のミラジーノはイギリスの「クラシック・ミニ」をモチーフにしており、外装や内装も高品質に仕上げられています。
1999年から2009年まで、2世代に渡り約10年間生産された車種となります。
中古車価格
カーセンサー | 1,238台 | 3万~98万円 |
グーネット | 1,421台 | 11万~169万円 |
※2023年5月現在
中古市場では、1,000台を超える登録台数があり、「Be-1」や「フィガロ」に比べて選択肢の多い車両です。
中古価格は、100万円以下で購入できるモデルもあるので、パオに似たレトロ車を探している人にはおすすめですよ。
まとめ
日産パオに似た車と中古車価格を比較しました。
日産パオに似た車種として、
- 「Be-1」
- 「フィガロ」
- 「ミラジーノ」
が挙げられます。
その他にも、トヨタセラ、トヨタWILL Viなどもあります。
これらの車種はコアなファンから人気があり、希少価値も高くなっています。
また、レトロ車はカスタマイズもしやすいため、自分好みに変えることも可能です。
レトロな車には、現代の車にはない独特の乗り心地やデザインがあります。
ぜひ、その魅力を味わってみてくださいね。
ご覧いただきありがとうございます。
【2023年8月19日追記:中古車の価格表示は「支払総額」に!】
2023年10月1日より、中古車の価格表示が「支払総額」に変わります。
支払総額について | 中古車の支払総額は「車両本体価格」と「諸費用」の合計。クルマを乗り出すための全費用。 |
車両本体価格 | 店頭での引き渡し価格、消費税を含む。装備なども含む。 |
諸費用 | 保険料、税金、登録などの費用。これを含まない支払総額の表示は不可となる。 |
諸費用に含まれない費用 | 任意保険料、希望ナンバー申請費用、リサイクル料金、下取車諸手続代行費用、下取車査定料、管轄外登録(届出)費用、納車費用など |
不適切な費用(請求してはいけない費用) | 納車準備費用、通常仕上費用、納車点検費用、納車整備費用、土日祝納車費用、利益、販売手数料、オークション陸送費、広告掲載料等※こうした費用を請求する業者は悪徳業者である。 |
中古車販売の問題点 | 不当な価格表示や不適切な販売行為があった。これら規約違反となる行為が厳格化される。 |
規約・規則の改正 | 規約違反の業者に対しては、厳重警告、社名公表、違約金が発生するなど厳格化される。 |
(参照・引用:自動車公正取引協議会)