目次
- 1 【海外の評価】ヤマハ・MT-09/MT-09SP:海外メディア試乗レビュー・YAMAHAの口コミ・評価:海外の評判を知りたい!
- 2 どんなバイク?
- 3 海外レビュー①:5 Reasons I Bought a 2023 Yamaha MT-09 SP (EP.1)
- 4 海外レビュー②:Worth an EXTRA $1,600? | 2021 Yamaha MT09 vs MT09sp
- 5 ライバル車とその特徴
- 6 どんな人におすすめ?
- 7 MT-09/MT-09SPに興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないYAMAHAの他の車種があるとしたら、それは何?
- 8 【Q&A】:記事内容のおさらい
- 8.0.1 Q1: ヤマハのMT-09とMT-09SPの主な違いは何ですか?
- 8.0.2 Q2: MT-09とMT-09SPのエンジンの特性は?
- 8.0.3 Q3: どのようなライダーにMT-09シリーズは適していますか?
- 8.0.4 Q4: MT-09SPにはどのような特別な装備がありますか?
- 8.0.5 Q5: MT-09とMT-09SPの価格はどれくらい違いますか?
- 8.0.6 Q6: MT-09シリーズの主な競合他車は?
- 8.0.7 Q7: MT-09シリーズの制御システムには何が含まれていますか?
- 8.0.8 Q8: MT-09シリーズの燃料タンクの容量は?
- 8.0.9 Q9: MT-09とMT-09SPの車両重量は?
- 8.0.10 Q10: MT-09シリーズのエンジンはどのような音を出しますか?
- 9 まとめ
【記事丸わかり】
⇒⇒「新型MT-09SPと新型MT-07」2台乗り比べて比較試乗インプレッション!byYSP横浜戸塚 |
【海外の評価】ヤマハ・MT-09/MT-09SP:海外メディア試乗レビュー・YAMAHAの口コミ・評価:海外の評判を知りたい!
YAMAHA MT-09/MT-09SP : YAMAHA
ヤマハのMT-09とMT-09SPについて、海外メディアの試乗レビューを交えて総合的に解析するこの記事では、バイクの性能、特長、スペック、そして競合他車との比較に焦点を当てます。
MT-09とMT-09SPは、ヤマハが製造販売するロードスポーツバイクで、特にMT-09SPは上級仕様として多くの高性能な要素を持っています。
エンジンのタイプ、最大トルク、最高出力から燃料供給系に至るまで、各種の技術仕様について詳しく解説します。
さらに、海外レビューによる評価や、ライバル車との比較、おすすめの人物像まで幅広くカバー。この記事を読めば、MT-09とMT-09SPの魅力を多角的に理解できるでしょう。
どんなバイク?
MT-09/MT-09SPは、ヤマハが製造・販売するロードスポーツバイクです。2014年に初代モデルが発売され、2021年に3代目がフルモデルチェンジされました。
MT-09SPは、MT-09のいわば「上級仕様」です。専用サスペンションやブレーキシステム、ライディングモードなどを採用し、より高性能なモデルとなっています。
スポーツネイキッドとして高い人気を誇り、扱いやすいエンジンと軽量な車体により、幅広いライダーが楽しめるモデルです。
特長
MT-09/MT-09SPに共通の特徴をご紹介します。
燃料供給系
- インジェクター配置: シリンダーヘッド直付
- スロットル制御: YCC-T(電子制御スロットル)
クラッチ
- タイプ: アシスト&スリッパー®クラッチ
- 特長: クラッチレバー操作荷重低減、減速時の車体挙動緩和
トランスミッション
- 1速~2速レシオ: 最適化
- 特長: 扱いやすい発進性と良好なトルク感
サウンドデザイン
- 排気音: 1.5段膨張サイレンサー
- 吸気音: 3本の吸気ダクト
フレーム
- 材料: 軽量CFアルミダイキャスト
- 特長: 直進安定性と操縦性のバランス
サスペンション
- フロント: 倒立式、インナーチューブ径41mm
- リア: リンク式
ブレーキ
- フロント: ラジアルマスターシリンダー
- 特長: 優れたコントロール性
ホイール
- タイプ: SPINFORGED WHEEL
- 特長: 鍛造ホイールに匹敵する強度と靭性
制御システム
- IMU: 6軸
- D-MODE: 4つの走行モード
MT-09 と MT-09SP の違い
MT-09
- カラー: パステルダークグレー(グレー)、ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー)、マットダークグレーメタリック6(マットダークグレー)
MT-09SP
- カラー: ブラックメタリックX(ブラック)
- 専用装備:
- SP仕様専用のフロントサスペンション
- オーリンズ製リアサスペンション
- DLCコーティングインナーチューブ
- クルーズコントロールシステム
- 専用カラー(ブラックアルマイト)のハンドルバー、レバー類
- バフ&アルマイト処理のリアアーム
- ダブルステッチシート
- スモーククリア処理のリザーバータンク
共通の特長
- 新設計888ccの水冷・DOHC・3気筒・YCC-T(FI)エンジン
- IMU(Inertial Measurement Unit)を搭載
- トラクションコントロールシステム、リフトコントロールシステム、スライドコントロールシステム、ブレーキコントロールなどの制御機能
MT-09SPは、MT-09と比較して、より高度なサスペンション、クルーズコントロール、特別なカラーと装備が追加されています。より高性能で豪華なバージョンとなっています。
スペック(仕様)
ヤマハ・MT-09/MT-09SPのスペック(仕様)を以下にまとめました。
項目 | MT-09 | MT-09SP |
---|---|---|
車名・型式 | MT-09 | MT-09 SP |
フレーム形式 | ダイヤモンド | ダイヤモンド |
全長×全幅×全高 | 2,090mm×795mm×1,190mm | 同左 |
最低地上高 | 140mm | 同左 |
シート高 | 825mm | 同左 |
エンジン種類 | 水冷・4ストローク・3気筒・DOHC・4バルブ | 同左 |
総排気量 | 888cm3 | 同左 |
最高出力 | 88kW(120PS)/10,000r/min | 同左 |
最大トルク | 93N・m(9.5kgf・m)/7,000r/min | 同左 |
燃料タンク容量 | 14L | 同左 |
乗車定員 | 2名 | 同左 |
トランスミッション形式 | 常時噛合式6速/リターン式 | 同左 |
車両重量 | 189kg | 190kg |
燃料消費率(km/L) |
| 同左 |
最小回転半径 | – | – |
カラーとメーカー希望小売価格 | 1,100,000円(消費税10%含む) | 1,265,000円(消費税10%含む) |
MT-09とMT-09SPはほとんどの項目が同一の数値です。ただし、MT-09SPはわずかに重く、価格も高いです。どちらのモデルも高性能です。
海外レビュー①:5 Reasons I Bought a 2023 Yamaha MT-09 SP (EP.1)
ヤマハ・MT-09SPのレビューを以下にまとめました。
項目 | 詳細 |
---|---|
エンジンの感触 | CP3三気筒エンジンは音、トルク、パワー、柔軟性が素晴らしい。四気筒エンジンのトップエンドとツインエンジンの中低速トルクを組み合わせている。 |
乗り心地と走行姿勢 | ライダーの三角形がよく、より直立した姿勢が可能。長時間のライドに適している。シートも快適。 |
電子制御 | 6軸IMUによる先進的なコーナリングABSとトラクションコントロール。全てが調整可能で、安全かつ楽しいライドが可能。 |
サスペンションとシャーシ | KYBフロントフォークとオーリンズのリアショックがあり、非常によく調整されている。以前のモデルの問題点が改善されている。 |
信頼性 | ヤマハの信頼性が高く、維持費が少ない。 |
このモデルはスポーツ性と快適性をうまく組み合わせている。エンジンは楽しさとパワーを提供し、乗り心地は長距離でも快適。電子制御は先進的であり、サスペンションは非常によく調整されている。信頼性も高く、総合的に非常にバランスの取れたバイクである。
海外レビュー②:Worth an EXTRA $1,600? | 2021 Yamaha MT09 vs MT09sp
Chaseontwowheels様のレビューから。英語の動画です。下記内容はレビュー動画のほんの一部に触れているものであり、全体を網羅したものではありません。ヤマハMT-09とMT-09SPを比較したレビューを以下にまとめました。2021年の動画です。
項目 | ヤマハ・MT-09 | ヤマハ・MT-09SP |
---|---|---|
ハンドルの感触 | ハンドルマウントは前方と上方、または下方と後方に調整可能 | 同様に調整可能 |
乗り心地 | KYB製の前後サスペンションが新しく、調整可能 | Öhlins製のリモートレザーバー付き3ウェイ調整可能なリアショックを搭載 |
走行感覚 | 基本モデルでも非常に高性能 | よりトラックと山道での性能に特化 |
クルーズコントロール | なし | あり、手首の負担を軽減 |
外観・スタイル | 黒と銀のフォーク | ゴールドのフォークと高級感のある外観 |
MT-09とMT-09SPは基本的に同じエンジンを共有していますが、SPモデルは特にサスペンションとクルーズコントロールに優れた特長があります。SPモデルの高度な調整が可能なÖhlins製のリアショックは、より専門的な走行に適しています。クルーズコントロールの追加も、長距離走行での快適性を高めます。全体として、SPモデルは価格差を考慮してもその価値が十分にあると言えます。
ライバル車とその特徴
ヤマハ・MT-09/MT-09SPのライバル車と特徴をまとめました。
車名 | 特徴 |
---|---|
Kawasaki Z900 | スポーティなデザインと優れたハンドリングが特徴。乗り心地の調整が可能なサスペンションが採用されている。 ⇒⇒レビュー記事 |
Triumph Street Triple 765 | イギリス製であり、個性的なスタイリングが特徴。トリプルエンジンが提供する独特のサウンドとトルクが魅力。 ⇒⇒レビュー記事 |
Ducati Monster | イタリア製で、高級感あふれるデザインと材料。優れたハンドリング性能と多彩なカスタマイズオプションがある。 ⇒⇒レビュー記事 |
KTM 890 Duke R | 機能的なデザインと高い操縦性が特徴。ライダー支援システムが豊富で、電子制御も充実している。 ⇒⇒レビュー記事 |
ヤマハ・MT-09/MT-09SPのライバル車は、デザイン、機能、国産または輸入など、多様な特徴で競り合っています。選ぶ際の参考にしていただければと思います。
どんな人におすすめ?
ヤマハ・MT-09/MT-09SPがおすすめの人物像をまとめました。
おすすめの人物 | 理由 |
---|---|
スポーツバイク愛好者 | 高い操縦性能と強力なエンジンが魅力。アグレッシブな走りを楽しみたい人に適している。 |
長距離ライダー | コンフォートな乗り心地が長距離走行に便利。 |
テクノロジー好き | 先進のライダー支援システムと多機能ディスプレイが装備されている。 |
デザイン重視のライダー | スタイリッシュで先進的なデザインが注目を集める。外見にこだわる人に良い選択。 |
アップグレード希望者 | 初心者用バイクからステップアップしたいと考えている人にも適している。 |
ヤマハ・MT-09/MT-09SPは多様なニーズに対応したバイクで、スポーツ性能から長距離走行、テクノロジーまで多くの点で高評価を得ています。選択肢として考慮に値する一台です。
MT-09/MT-09SPに興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないYAMAHAの他の車種があるとしたら、それは何?
ヤマハ・MT-09/MT-09SPに興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないYAMAHAの他の車種をまとめました。
車名 | 特徴 |
---|---|
Yamaha YZF-R1 | スーパースポーツカテゴリーに位置する高性能バイク。レース志向の技術が豊富。 ⇒⇒レビュー記事 |
Yamaha Tracer 9GT | より冒険志向のライダーに適したスポーツツーリングバイク。多用途性が高い。 ⇒⇒レビュー記事 |
Yamaha XSR900 | レトロなデザインにモダンな技術が融合。スタイリングにこだわるライダーに人気。 ⇒⇒レビュー記事 |
Yamaha Ténéré 700 | オフロード走行が可能なアドベンチャーバイク。頑丈な構造と優れた操縦性が魅力。 ⇒⇒レビュー記事 |
ヤマハのラインアップは多種多様で、スポーツ性から多用途性、スタイリングまで幅広い選択肢があります。MT-09/MT-09SPに興味がある場合でも、他の車種で新たな魅力を見つける可能性が高いです。
【Q&A】:記事内容のおさらい
Q1: ヤマハのMT-09とMT-09SPの主な違いは何ですか?
A1: MT-09SPはMT-09の上級仕様で、専用のサスペンション、ブレーキシステム、ライディングモードなどが採用されています。より高性能で豪華なバージョンとなっています。
Q2: MT-09とMT-09SPのエンジンの特性は?
A2: 両モデルともに3気筒水冷DOHCフューエルインジェクションエンジンを搭載しており、最大トルクは93Nm/7000rpm、最高出力は88kW/10000rpmです。
Q3: どのようなライダーにMT-09シリーズは適していますか?
A3: MT-09シリーズはスポーツネイキッドとして高い人気を誇り、扱いやすいエンジンと軽量な車体により、幅広いライダーが楽しめるモデルです。
Q4: MT-09SPにはどのような特別な装備がありますか?
A4: MT-09SPにはオーリンズ製のリアサスペンション、DLCコーティングインナーチューブ、クルーズコントロールシステムなどが専用装備として追加されています。
Q5: MT-09とMT-09SPの価格はどれくらい違いますか?
A5: MT-09の価格は1,100,000円(消費税10%含む)で、MT-09SPは1,265,000円(消費税10%含む)です。※2023年9月時点
Q6: MT-09シリーズの主な競合他車は?
A6: 主な競合他車にはKawasaki Z900、Triumph Street Triple765、Ducati Monster、KTM 890 Duke Rなどがあります。
Q7: MT-09シリーズの制御システムには何が含まれていますか?
A7: 6軸IMU、D-Mode(4つの走行モード)、トラクションコントロールシステム、リフトコントロールシステム、スライドコントロールシステム、ブレーキコントロールなどが含まれています。
Q8: MT-09シリーズの燃料タンクの容量は?
A8: 燃料タンクの容量は14リットルです。
Q9: MT-09とMT-09SPの車両重量は?
A9: MT-09の車両重量は189kgで、MT-09SPは190kgです。
Q10: MT-09シリーズのエンジンはどのような音を出しますか?
A10: エンジンは3気筒であり、排気音には1.5段膨張サイレンサーが使用されています。吸気音には3本の吸気ダクトがあります。乾いた快音を出します。独特のビート感があります。気筒が奇数のエンジンは面白いです。
まとめ
この記事では、ヤマハのMT-09とMT-09SPについて、性能、特長、スペックを海外メディアの試乗レビューを交えて詳細に解説しました。
エンジン性能、走行姿勢、電子制御、サスペンションとシャーシ、信頼性など、多くの要点に触れ、このバイクがどのようなライダーに適しているのかも明らかにしました。
また、競合する他のバイクブランドとの比較や、MT-09とMT-09SPの違い、さらにはヤマハの他の車種との関連性についても考察しました。
この情報を元に、あなたが次にバイク選びをする際の参考にしていただければ幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。