MT-09は欠点多く後悔する?乗りにくいし疲れるの?速すぎてやばいの?どうなの?

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【記事丸わかり】

  1. モデル概要: ヤマハMT-09は、トルクフルな加速と軽快なハンドリングが特徴のロードスポーツバイクです。888ccの3気筒エンジンは、力強い性能を提供します。
  2. ライバル車との比較: 主要なライバルにはカワサキZ900、トライアンフ・ストリート・トリプル765、ドゥカティ・モンスター、KTM 890 Duke Rがあります。これらは、MT-09と同じく個性的なデザインと性能を持つモデルです。
  3. デザイン: MT-09は、「ネイキッド」タイプのバイクで、スポーティかつ攻撃的な外観が特徴です。
  4. 性能: 水冷4ストロークDOHC 3気筒4バルブエンジンを搭載し、その独特のビート感とフィーリングが魅力です。
  5. 批評: MT-09は強い振動や高回転時のハンドルの振動、そして燃費の問題が一部のユーザーから批判されています。低速での不安定さや、燃料タンクの容量不足が問題視されています。
  6. 評価:
    • みんカラ:5点満点中4.5点
    • 価格コム:5点満点中4.3点 これらの高評価は、MT-09の性能とデザインが多くのユーザーに支持されていることを示しています。
  7. 違いと共通点: MT-09とMT-09SPの違いは、主にサスペンションとクルーズコントロールなどの特別な装備にあります。SPモデルはより高性能で豪華なバージョンです。
  8. 快適性: シートのクッションが薄く、長距離での乗り心地が悪いとの評価があります。
  9. クイックシフター: 便利な機能ですが、街乗りではエンジン回転が上がらないためにギクシャクすることがあります。
  10. 総評: ヤマハMT-09は、個性的な性能とデザインで魅力的なモデルですが、振動や燃費の問題、そして初心者には扱いにくい側面もあります。

MT-09は、強烈なトルクと個性的な3気筒エンジンで、経験豊富なライダーには楽しい選択肢を提供しますが、初心者や快適性を重視するユーザーには向かないかもしれません。

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MT-09は欠点多く後悔する?乗りにくいし疲れるの?速すぎてやばいの?どうなの?

YAMAHA MT-09/MT-09SP : YAMAHA

バイク愛好者にとって、新しいバイク選びは興奮と悩みが交錯する瞬間です。YamahaのMT-09は性能とスタイルで注目を集めていますが、一方で多くの賛否も存在しています。

本記事では、MT-09とその高性能バージョンであるMT-09SPについて、特徴、評価、そしてライバル車との比較まで詳しく検証します。初心者からベテランまで、これからのバイク選びに役立つ情報が詰まっています。

MT-09はどんなバイク?

MT-09/MT-09SPは、ヤマハが製造・販売するロードスポーツバイクです。2014年に初代モデルが発売され、2021年に3代目がフルモデルチェンジされました。

いわゆる「ネイキッド」タイプのスポーツバイクです。クロスプレーンコンセプトに基づいた水冷4ストロークDOHC 3気筒4バルブエンジンを搭載し、トルクフルな加速と軽快なハンドリングが特徴です。

ライバル車としては、カワサキZ900、トライアンフ・ストリート・トリプル765、ドゥカティ・モンスター、KTM 890 Duke Rといった強烈な個性を持つバイクたちがあります。

これらのライバル車と比べると、MT-09は独特の3気筒エンジンと、軽快なハンドリングが特徴と言えるでしょう。

3気筒エンジンは、2気筒エンジンの鼓動感と4気筒エンジンの力強さを兼ね備えており、独特のビート感・フィーリングが特徴です。

毀誉褒貶の激しいバイクでもある

ヤマハMT-09とその上級仕様であるMT-09SPは、間違いなく名車と呼べる資質を備えたバイクです。

いっぽうで、強い個性ゆえに、一部のユーザーからはマイナスのコメントが発せられる場面もあります。

ただし、あらかじめ明記しておきますが、様々な悪い評価があるMT-09とMT-09SPですが、それはこのバイクに関して語られる言葉のほんの一部を構成するものに過ぎず、全体的なこのバイクに対する評価は高いです。

たとえば、

  • みんカラ:5点満点中4.5点
  • 価格コム:5点満点中4.3点

と高評価です。

※評価は2023年9月4日時点

MT-09 と MT-09SP の違い・共通点

ヤマハMT-09とMT-09SPの違いと共通点について解説します。

MT-09

  • カラー: パステルダークグレー(グレー)、ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー)、マットダークグレーメタリック6(マットダークグレー)

MT-09SP

  • カラー: ブラックメタリックX(ブラック)
  • 専用装備:
    • SP仕様専用のフロントサスペンション
    • オーリンズ製リアサスペンション
    • DLCコーティングインナーチューブ
    • クルーズコントロールシステム
    • 専用カラー(ブラックアルマイト)のハンドルバー、レバー類
    • バフ&アルマイト処理のリアアーム
    • ダブルステッチシート
    • スモーククリア処理のリザーバータンク

共通の特長

  • 新設計888ccの水冷・DOHC・3気筒・YCC-T(FI)エンジン
  • IMU(Inertial Measurement Unit)を搭載
  • トラクションコントロールシステム、リフトコントロールシステム、スライドコントロールシステム、ブレーキコントロールなどの制御機能

MT-09SPは、MT-09と比較して、より高度なサスペンション、クルーズコントロール、特別なカラーと装備が追加されています。より高性能で豪華なバージョンとなっています。

スペック(仕様)と価格

ヤマハ・MT-09/MT-09SPのスペック(仕様)を以下にまとめました。

項目MT-09MT-09SP
車名・型式MT-09MT-09 SP
フレーム形式ダイヤモンドダイヤモンド
全長×全幅×全高2,090mm×795mm×1,190mm同左
最低地上高140mm同左
シート高825mm同左
エンジン種類水冷・4ストローク・3気筒・DOHC・4バルブ同左
総排気量888cm3同左
最高出力88kW(120PS)/10,000r/min同左
最大トルク93N・m(9.5kgf・m)/7,000r/min同左
燃料タンク容量14L同左
乗車定員2名同左
トランスミッション形式常時噛合式6速/リターン式同左
車両重量189kg190kg
燃料消費率(km/L)
  • 30.4km/L(60km/h) 2名乗車時
  • 20.4km/L(クラス3, サブクラス3-2) 1名乗車時
同左
最小回転半径
カラーとメーカー希望小売価格1,100,000円(消費税10%含む)1,265,000円(消費税10%含む)

MT-09とMT-09SPはほとんどの項目が同一の数値です。ただし、MT-09SPはわずかに重く、価格も高いです。どちらのモデルも高性能です。

口コミ評価を検証する

この記事のタイトルは「MT-09は欠点多く後悔する?乗りにくいし疲れるの?速すぎてやばいの?どうなの?」といった物々しいフレーズですが、実際は買って後悔したという声はほぼないし、キャラの立ったバイクとして多くのオーナーさんから愛されています

それでは、ヤマハMT-09とその上級仕様であるMT-09SPに関する、ネット上のレビュー、口コミ等をご紹介します。

できるだけ全体像に迫れるよう、多種多様な口コミ評価を方々からかき集めています。

比較的悪い評価

振動

  • エンジンとハンドルから多くの振動が伝わる。<欠点>

初心者への難易度

  • 強いトルクと振動が初心者には怖いかも。<欠点・後悔>

燃費

  • 250km走るとガソリンがなくなる可能性あり。
  • タンク容量は少ないので(14L)、ツアラー勢との長距離ツーリングの際は注意。

クイックシフター

  • クイックシフターなる便利機能が付いていますが、街乗りではあまりエンジンの回転が上がらないのでちょっとギクシャクしてしまいます。低速では自分でクラッチを握った方がスムーズです。<ちょっと後悔>
  • 残念なのは、シフトダウンは対応していないことです。正直中途半端なので無い方が車体価格が安くなっていいんじゃないかと。<ちょっと後悔>※実際はシフトダウンにも対応しています。ヤマハMT-09)

走り

  • 高速になればなるほど安定するZ900と比べ、低速が扱いやすいのがMT-09という感じ。ただそうなってくるとここまでの排気量が全く意味を持たない。<ちょっと後悔>
  • 素のままでは風圧との戦いが待っているバイクですが、スクリーンが社外品でも色々出ていて好みの物を付けれます。
  • ゆったり走るのは苦手。スピードを出したときにフロントタイヤの接地感が薄いと感じるときがある。
  • 荒れた道だとやたらピョンピョン跳ねます。峠道で楽しく流している時に段差を踏むとバイクごと吹っ飛ぶんじゃないかと恐怖する時があります。<ちょっと後悔>

シート

  • シートに関してですがクッションが薄く長距離移動はキツイです。ツーリングの時だけ座布団をしく方法もアリかと思います。<乗りにくい・疲れる>

高回転でのパンチ力

  • 4気筒エンジンほど高回転でのパンチ力はない。

その他

  • ハンドルが近すぎて、攻めている時に少し邪魔。<乗りにくい・疲れる>
  • 足つきが少し悪い。<乗りにくい>
  • ブレーキ(特に後輪ブレーキ)の効きが若干悪い。
  • ニーグリップがしにくい。<乗りにくい>
  • ステップの位置が中途半端。<乗りにくい・疲れる>
  • サスペンションがヘニョヘニョしている。<乗りにくい>
  • MT-10に比べ、デザイン自体も各部のパーツもコストダウン感がすごく見えます。<欠点>
  • LEDの照射範囲がとにかく狭い。走る速度に関係なくカーブの先が全く見えない。<欠点>
  • 軽さの引き換えに樹脂パーツ多用なのでその点をどう見るか。<欠点>
  • 高回転まで回すとハンドルに痺れるような振動が発生するのですが、ヘビーウエイトのハンドルバーエンドに交換したら気にならないぐらいに軽減できました。<欠点⇒⇒解決>

比較的いい評価

エンジン

  • 3気筒エンジンは低速から高速までトルクがあり、4気筒よりも制御しやすい。
  • 高速道路での駆動力は強い。
  • 4気筒だと回さないとトルクが出ないところを中回転でトルクを出すので街中や高速での追い越し加速の際に4気筒より1テンポ位速く加速できる。
  • 3気筒の特徴だろうか。ワンテンポおてグイーンと伸びてくるのではなく、アクセルをひねるのと同時に加速する。反応がリニアで、モーターで駆動しているかのよう。<速すぎる・やばい>

軽量性と足つき

  • Z900に比べて約20kg軽く、動きがいい。
  • 足つきが良く、女性や小柄な人でも安心。
  • 軽い。MT09は坂道でも軽いです。
  • 軽さは正義。200kg以下はやっぱ軽い!車庫入れから旅先まで非常に助かった。
  • 身長166センチですが、両足の指が付け根まで着きます。これくらい足が届けば踏ん張りもききます。

ハンドリング

  • 非常に取り回しが良く、ライダーが見ている方向に自然に進む。

都市部での運転

  • ハンドルが近く、足つきも良いため、非常に運転が楽。
  • パワーモードとクイックシフターがついてるのでデイリーユースでもガンガン加速できます。

刺激的な走り

  • トルクが強く、獰猛な走りが楽しめる。
  • このバイクの醍醐味は 気軽に乗れて、でもモータースポーツとしてバイクを楽しめます。
  • 日本の高速道路や狭い街中をワープ加速したいのであればこの排気量と3気筒というメリットが最適解と分からせてくれる。<速すぎる・やばい>
  • このバイクはドライブモードが3段階に変更できます。Bモードでは割とマッタリ走りますが、迂闊にAモードに入れてスロットルをガバ開けするとウィリーできますよ。<速すぎる・やばい>
  • 1速で100キロ出せます。<速すぎる・やばい>

スタイル・デザイン

  • 一般人受けも良いですね。止まってるとZXR250,NC700X の時より断然ジロジロ見られます。

サウンド

  • 3気筒特有の良い音。

クイックシフター

  • シフトアップの際、クラッチを握らなくても良い。

デザイン

  • フロントはいかつく、ヘッドライトが特徴的。
  • この面構え。最初はありえないと思っていたがそのうちカッコよく見えてくるのだから不思議なもの。<やばい>

乗り心地

  • 柔らかめ目で街中だと非常に乗り心地が良い。サスを前後1イニシャル位固めてもいいかと思います。

価格

  • 総合的に考えると、妥当というより、安いと思う。<やばい>
  • 値段と性能のバランスという点では、最高のバイクだと思います。<やばい>

その他

  • モード選択(スタンダード、Aモード、Bモード)があり、状況に応じて選べる。
  • SPモデルの足回りが良い(オーリンズのサスペンション)。<速すぎる・やばい>
  • 技術の詰まったすごいバイクだと思う。すごいバイクなので日々自制心との戦いが待っている。<速すぎる・やばい>
  • 2眼バイクに良くあるロービームが片側の仕様ではないので、私の好みに合っています。
  • スリッパークラッチの楽さに感動しています。引きがとても軽く、シフトダウン時のバックトルクを上手くイナしてくれます。

【総評】

総評として、MT-09はいくつかの短所や欠点が指摘されているものの、多くの長所を持つ独創的なバイクです。

ヤマハブランドで比較するなら、スポーツ走行を主に考える場合はMT-09、日常使いも考慮するならMT-07が良いかもしれません。

他社のライバル車としては、次の章でご紹介するバイクたちがありますが、いずれも名車揃いです!

ライバル車とその特徴

ヤマハ・MT-09/MT-09SPのライバル車と特徴をまとめました。

車名特徴
Kawasaki Z900スポーティなデザインと優れたハンドリングが特徴。乗り心地の調整が可能なサスペンションが採用されている。

⇒⇒レビュー記事

Triumph Street Triple 765イギリス製であり、個性的なスタイリングが特徴。トリプルエンジンが提供する独特のサウンドとトルクが魅力。

⇒⇒レビュー記事

Ducati Monsterイタリア製で、高級感あふれるデザインと材料。優れたハンドリング性能と多彩なカスタマイズオプションがある。

⇒⇒レビュー記事

KTM 890 Duke R機能的なデザインと高い操縦性が特徴。ライダー支援システムが豊富で、電子制御も充実している。オーストリアのブランド。

⇒⇒レビュー記事

ヤマハ・MT-09/MT-09SPのライバル車は、デザイン、機能、国産または輸入など、多様な特徴で競り合っています。選ぶ際の参考にしていただければと思います。

【Q&A】:記事内容のおさらい

Q1: MT-09はどんなバイクですか?

A1: MT-09はヤマハが製造・販売するロードスポーツバイクで、2014年に初代モデルが発売されました。水冷4ストロークDOHC 3気筒4バルブエンジンを搭載し、トルクフルな加速と軽快なハンドリングが特徴です。

Q2: MT-09とMT-09SPの主な違いは何ですか?

A2: MT-09SPは、より高度なサスペンション、クルーズコントロール、特別なカラーと装備が追加されています。MT-09の豪華版と言えます。

Q3: MT-09の評価はどうですか?

A3: MT-09は一般的に高評価を受けていますが、強い個性ゆえに一部のユーザーからはマイナスのコメントもあります。

Q4: MT-09のライバル車は?

A4: カワサキZ900、トライアンフ・ストリート・トリプル765、ドゥカティ・モンスター、KTM 890 Duke Rなどがライバル車とされています。

Q5: 3気筒エンジンの特徴は?

A5: 3気筒エンジンは、2気筒エンジンの鼓動感と4気筒エンジンの力強さを兼ね備えています。

Q6: MT-09の振動については?

A6: エンジンとハンドルから多くの振動が伝わるという評価が一部にあります。

Q7: MT-09の燃費はどうですか?

A7: タンク容量は14Lで、250km走るとガソリンがなくなる可能性があるとされています。走り方と走る場所にもよりますが。

Q8: MT-09のクイックシフターについては?

A8: クイックシフターはシフトアップの際、クラッチを握らなくても良いが、低速ではギクシャクする場合がある。また、シフトダウンには対応していません。

Q9: MT-09のシートは快適ですか?

A9: シートのクッションが薄く、長距離移動はキツイとの評価があります。

Q10: MT-09は初心者におすすめですか?

A10: 強いトルクと振動が初心者には怖いという評価があります。よって、経験者向けのバイクと言えるでしょう。ですが、「そんなの関係ねぇーよ」という選び方もアリでしょう。

まとめ

「MT-09は欠点多く後悔する?乗りにくいし疲れるの?速すぎてやばいの?どうなの?」のテーマで解説しました。

MT-09およびMT-09SPは、多くの魅力を持ちつつも一定の欠点も指摘されているバイクです。エンジン性能、ハンドリング、デザインには高評価が多い一方で、初心者には扱いづらい側面や燃費の問題も存在します。

しかし、あなたが求めるバイク体験によって、これらの欠点は短所ではなく長所にも変わり得ます。要は、何を求めるか、何を優先するかによって評価が大きく変わるのが、強い個性を持ったMT-09の大きな特徴です。

ライバル車との比較を含め、総合的に見て、あなた自身のニーズに最も適した選択をするための参考情報を提供できたと信じています。

ご覧いただきありがとうございました。

【海外の評価】ヤマハ・MT-09/MT-09SP:海外メディア試乗レビュー・YAMAHAの口コミ・評価:海外の評判を知りたい!

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Mr.乱視
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