ソニー損保|セコム事故現場急行サービス|内容を詳細解説

ソニー損保・セコム・セコム事故現場急行サービス

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【記事丸わかり】

  1. 全契約に自動セット
  2. サービスの利用方法
    • 事故発生時にソニー損保に連絡すると、ソニー損保からセコムに事故現場への急行指示が出される。
    • 利用は任意であり、必要ない場合は「利用しない」と伝えることができる。
  3. サービス内容
    • セコムのスタッフが事故現場に駆けつけ、救急車の手配、レッカーの要請、現場の写真撮影、契約者へのアドバイスを行う。
  4. 平均対応時間
    • セコムのスタッフは事故現場で約15分間対応する。
  5. 代行対応
    • 利用者がまだ行っていない場合、救急車の手配、警察への連絡、レッカーやタクシーの手配も代行する。
  6. 行わない対応
    • 保険金の請求手続き、示談交渉、救急車への同乗、金銭の立替、事故車両の移動、交通誘導は行わない。
  7. 保険料への影響
    • このサービスを利用しても翌年度のノンフリート等級に影響はない。対人・対物・車両保険の支払いがない場合はノーカウント事故扱いとなる。
  8. サービス対象外のケース
    • 契約車両による事故ではない場合、契約車両が日本国外にある場合、山間部や海上など捜索が困難な場所、高速道路上などは対象外。
  9. 契約者アプリの活用
    • ソニー損保では契約者アプリを推奨。事故時の連絡、ロードサービスの要請、契約内容の確認がスムーズに行える。
  10. 他の保険会社の対応
    • おとなの自動車保険(セゾン損保)やイーデザイン損保も同様のサービスを提供している。

事故が発生した際のサービスです。

ソニー損保の自動車保険に加入している人が事故にあい、ソニー損保に事故連絡をすると、ソニー損保からセコムに対して事故現場へ急行するように司令が入ります。

するとセコムのスタッフが事故現場に駆けつけて、救急車の手配・レッカーの要請・現場の写真撮影・契約者へのアドバイスなどを行うサービスです。

セコム事故現場急行サービスはソニー損保の自動車保険に自動セットされているサービスで、すべての契約にもれなく付帯しています。

特約として追加料金を払って付けるサービスではありません。

全契約に最初から付いています。

また、このサービスを利用するかしないかは任意です。

ソニー損保に事故連絡した際、ソニー損保でセコム事故現場急行サービスを利用するかしないか確認してきます。

必要なければ「利用しない」と答えればいいだけです。

このページではソニー損保のセコム事故現場急行サービスについてわかりやすく解説しています。

しばらくお付き合いいただけると幸いです。

ソニー損保:全契約に自動セットされています!

全契約に自動セットされています・ソニー損保・セコム・セコム事故現場急行サービス

ソニー損保の自動車保険にはすべての契約にセコム事故現場急行サービスが付いています。

特約として追加保険料を払って付けるのではなく、全契約に最初から自動的についてくるサービスです。

ソニー損保:事故時の窓口は1つです

事故時の窓口は1つ・ソニー損保・セコム・セコム事故現場急行サービス

セコム事故現場急行サービスを利用する場合、ソニー損保に事故連絡し、それとは別にセコムにも出動要請の連絡をする、というように2箇所に連絡する必要はありません。

窓口は1つです。

事故が発生したらソニー損保に事故連絡すればOKです。

あとは、ソニー損保からセコムに現場へ急行するように司令が入ります。

その際、セコムを要請しない選択も可能です。

実際、事故内容によってはまったく必要ないケースもあるでしょう。

そんな場合は、ソニー損保への事故連絡の際、「セコムは必要ない」と言えばいいだけです。

ソニー損保:セコム事故現場急行サービスの詳細内容

セコム事故現場急行サービスの詳細内容・ソニー損保・セコム・セコム事故現場急行サービス
通販型自動車保険に対する保険ユーザーの心配事として、「事故対応は大丈夫か」というものがあります。

こうした不安に応えて採用されたのがソニー損保のセコム事故現場急行サービスです。

通販型では、おとなの自動車保険(セゾン損保)でもALSOK(アルソック)の隊員が現場に駆けつける同様のサービスを行っています。

イーデザイン損保では、ソニー損保と同じく、セコム事故現場急行サービス(名称も同一)を採用しています。

また本家本元であるセコム損保もこのサービスを採用しています(当たり前ですが)。

いずれにしても、ここで勘違いしてはいけないことがあります。

それは、事故が発生したら、まず第一に事故の当事者であるわたしたち自身が事故の初動対応をしなければならない立場にある、という点です。

ケガ人がいたら救急車を手配する、警察を呼ぶ、二次被害がないように交通整理をする、などは事故の当事者が果たさなければいけない当然の義務です。

こんなことを改めて書くのは、事故現場では時々信じられないような光景が見られるからです。

つまり、事故の当事者であるにもかかわらず、目の前にケガ人がいて苦しんでいるのに、道路が渋滞して交通整理が必要なのに、それでも延々とスマホを耳に当てて話を続けている、といった人がいるのです。

要するに、当事者意識がまったくなく、平気で人任せにしている光景です。

詳細は後ほどご紹介しますが、セコム事故現場急行サービスはあくまでも事故当事者のサポート・援助・アドバイスが約目です。

事故当事者の当事者責任を代行するものではありません

事故の後始末をする責任を負っているのは、事故の当事者である、あなた、です。


と原則論をまず述べさせていただいた上で、しかし、実際に事故の当事者となった場合、平常心を失い、慌てふためくのはやむを得ないことだと思います。

救急車の手配、警察への連絡、2次被害防止のための行動など、本来的確に行わなければならないことであっても、パニックに近い気持ちの動揺によって望ましい行動が取れないこともあるはずです。

セコム事故現場急行サービスは、まさにそういう場面で役に立つサービスです。

事故直後、どんなに動揺していたとしても、加入してるソニー損保に事故連絡するくらいの余裕はあると思います。

連絡を受け、契約者・契約内容・事故現場の住所等を把握し、契約者からの要請があれば、ソニー損保は即座にセコムに現場へ急行するように指示を出します。

事故現場に駆けつけたセコムのスタッフが、事故現場では実際どんなことをしてくれるのか、その詳細を下記に箇条書きでまとめてみました。

ソニー損保のセコム事故現場急行サービスの詳細内容
◆このサービスは、事故が発生した際、利用者の要請にもとづいて、事故現場にセコムのスタッフが駆けつけて利用者をサポートするサービスです。

◆セコムのスタッフが事故現場にて対応するのは15分程度が平均です。

◆セコムのスタッフは事故現場で次のようなことを行います。

  • 事故状況の確認
  • 事故現場や車両などの損傷物の写真撮影(一部地域を除く)
  • 事故の相手方からの聴取
  • 利用者が困っている点をヒアリング

◆なお、利用者自身がまだ行っていない場合は次のことも代行で行います。

  • 救急車の手配
  • 警察への連絡
  • レッカーやタクシーの手配

◆セコムのスタッフは事故現場において以下のことは行いません。

  • 保険金の請求手続きに関する手配
  • 示談交渉・事故の過失割合についての見解の表明
  • 救急車への同乗
  • 金銭の立替
  • 事故車両の移動および修理の助力
  • 事故現場での交通誘導

◆このサービスを利用しても翌年度のノンフリート等級に影響はありません。※対人・対物・車両などの保険金支払いがなくこのサービスのみの利用であればノーカウント事故扱いです。また搭乗者傷害と人身傷害のそれぞれまたは両方を使い、なおかつこのサービスを利用した場合もノーカウント事故扱いになります

◆このサービスの対象となる自動車は保険証券記載の契約車両のみです。他車運転危険補償特約の対象となる他の自動車やファミリーバイク特約の対象となる原動機付自転車等はサービスの対象外です。

◆このサービスを提供できないケースは以下のようなケースです。

  • 契約車両による事故ではない場合
  • 契約車両が日本国外にある場合
  • 山間部、海上、離島および契約車両の捜索が困難な場所
  • 高速道路上(有料道路を含みます)※一般道と違い2次被害のリスクが高いためだと思われます。事故処理は高速道路交通警察隊に任せるということになります
  • 運転者が酒気帯び・違法薬物等の道路交通法に違反した状態で事故を起こした場合
  • 警察に届け出が必要な事故に関して、警察へ届け出を行わない場合
  • 利用者の故意または重大な過失
  • 戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、内乱、武装反乱、その他これらに類似の事変または暴動
  • 地震もしくは噴火またはこれらによる津波
  • 核燃料物質もしくは核燃料物質によって汚染された物の放射性、爆発性その他有害な特性の作用またはこれらの特性に起因する事故
  • 契約車両に、法令により禁止されている改造やメーカーの示す仕様と異なる改造、整備が加えられている場合
  • 海岸、農地、河川敷等、通常の自動車の走行に不適な場所や、レース、ラリー等を目的とする場所で契約車両を使用した場合

ソニー損保:セコム事故現場かけつけサービス利用規約

ソニー損保:契約者アプリと事故対応

契約者アプリと事故対応・ソニー損保・セコム・セコム事故現場急行サービス

ソニー損保の自動車保険では契約者の利便性を高めるためにスマートフォン用の「契約者アプリ」の利用を推奨しています。

推奨していると言うよりも、スマホを持っている人には必須のアプリです。

契約者アプリの主な役割は次の3つです。

  1. 事故時の連絡
  2. ロードサービスの要請
  3. 契約内容の確認その他

ソニー損保で自動車保険の契約を結んだら、かならずこの「契約者アプリ」をダウンロードし、何時でも使えるように準備しておいてください。

事故が発生した場合は以下の手順で事故連絡を行ってください。

  1. 契約者アプリを開く
  2. 「事故」のボタンを押す
  3. スマホのGPS情報から今いる場所の地図が表示されたら、「ここが事故場所」のボタンを押し、画面下の「電話する」からソニー損保に電話を入れる。
  4. ソニー損保のスタッフと事故内容について細かいやり取りをする。その際、セコム事故現場急行サービスが必要ならここで要請する。
  5. セコムの要請があった場合、ソニー損保からセコムに現場へ急行するよう司令が出される。

こういった流れになります。

以後、ソニー損保の事故処理スタッフ(専任スタッフ)がセコムのスタッフが撮影した現場写真等を参考に事故処理を進めていきます。

ソニー損保:契約者アプリの操作方法

このようにスマートフォンをお持ちの方は「契約者アプリ」を大いに活用していただきたいと思いますが、しかし、普通の携帯電話(ガラケー)で電話連絡する場合も、特に問題なく事故対応が進行します。

契約者アプリで事故連絡するメリットは、スマホのGPS機能により事故現場の住所がわからなくてもいいことと、既に契約内容が登録されているので手間がかからないところです。

ガラケーで事故連絡する場合、知らない土地で事故を起こした場合などは、事故現場の住所を伝えるのにちょっと苦労するかもしれません。

しかし、契約内容に関しては、登録番号(ナンバープレートの番号)を伝えればすぐに判明するので、特に問題はありません。

いずれにしましても、事故を起こしてしまったら、事故現場で果たすべき当事者としての責任はありますが、事故後に発生する諸々の手続きなどに関しては、あれこれ思い悩む必要はありません。

まずソニー損保に連絡すれば、セコムのスタッフやソニー損保のスタッフが一つ一つ手順を指示してくれます。

困ったことがあれば、解決方法を教えてくれます。


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ご覧いただきありがとうございました。