【4分説明】タイヤの空気圧が低下する原因|自然に減るって本当?

タイヤ・空気圧・低下・原因・減る




タイヤの空気圧が低下する原因|自然に減るって本当?

タイヤの空気圧には自然減という現象があります。パンクなどどこにも問題がないのに、それでも自然に空気が漏れていくのです。

これは、タイヤのゴムの分子のあいだから空気が漏れていくのだと考えられています。

自然に漏れていくのは1か月あたり10kPa(0.1kgf/㎠)前後と言われています。

乗用車の空気圧は、だいたい200kPa(2.0kgf/㎠)~280kPa(2.8kgf/㎠)くらいなので、2か月もすると1割弱くらいの空気圧が減ることになります。

3ヶ月とか6か月放置しておくと、完全に「低すぎる」状態になります。

タイヤの空気圧は1か月に1度チェックするようにしてください。

スローパンクあるいはスローパンクチャー

なお、こうした「自然減」以外で、タイヤの空気圧が減少する原因として考えられるのは、いわゆる「スローパンク」あるいは「スローパンクチャー」という現象があります。※自然減もスローパンクの一つかもしれませんが、これ以外の原因です

以下のようなケースです。

  1. タイヤの接地面(トレッド面)に釘や金属片などが刺さっていて、まだ抜けずにそこにとどまっている:釘などが抜けてしまえば空気もあっという間に抜けるのですが、刺さったままだとゆっくり空気抜けする
  2. エアバルブのバルブコア(ムシ)が古くなっていて空気が漏れている:今はホイールにエアバルブが付いていることが多いのですが、ホイールが古い場合はこういうことも起こりえます
  3. ホイールのリムの幅とタイヤの幅が不適合でエアが抜けている:最近タイヤかホイールを替えていませんか?サイズ違いだとこういうことが起こります
  4. ホイールのリムと接するタイヤのビード部分が劣化していてそこから空気が漏れている:タイヤが古い場合に発生することがあります
  5. ホイール自体が縁石との接触等で変形し、タイヤとの接合部から空気抜けしている:ホイール部分にまで衝撃が来るような強い当たり方をしたことがありませんか?
  6. タイヤが古く、内側か外側のいずれかに傷、ひびなどが入っていて、そこから空気が漏れている:製造年が古いタイヤはたとえ見た目は山が残っていてもこういうことが起こりえます
  7. 2ピースあるいは3ピースのホイールで、各ピースの組付けや接合がうまくいっていないために空気抜けしている:聞いたことがないようなメーカーのホイールだと接合部分のボルトやナットが緩んでしまったりします。あるいは溶接部分が弱いケースもあります

上記のような要因で空気圧が徐々に減少するケースでは、疑わしい箇所に石鹸水を流して泡が立つかどうかで場所を特定できることもあります。

しかし、多くのケースでは、原因を特定できないことが多いと思います。こういうケースでは、やはりプロの診断を受けるべきです。

ディーラー、タイヤ専門店、カー用品店、ガソリンスタンド、整備工場等に車を持ち込み、プロの目で診断してもらうのが一番だと思います。

下記の記事も参考にしていただけると幸いです。

⇒⇒タイヤの空気圧の読み方|kPa・kgf/㎠・psi・bar

⇒⇒タイヤの空気圧は標高の高いところでは上昇しますか?

⇒⇒タイヤの空気圧は温度変化で数値が変わりますか?

⇒⇒タイヤの空気圧のチェック頻度|どのくらいの期間がいい?

⇒⇒タイヤの空気圧は窒素ガスを入れると変化しないのですか?

⇒⇒タイヤの空気圧は荷物を積むときは高くすべきですか?

⇒⇒タイヤの空気圧が低いと乗り心地が良くなるって本当?

⇒⇒タイヤの空気圧を高めにすると燃費が良くなるのは本当?

⇒⇒タイヤの空気圧で「温間」「冷間」はどういう意味?

ご覧いただきありがとうございました。