カイエンの中古価格が安い6つの理由を徹底解説!

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【記事丸わかり】カイエンが中古市場で安価になる6つの理由

  1. 高額な修理費: カイエンは修理費が非常に高く、部品の調達が困難であることが価格を押し下げる一因です。
  2. 競合車種の存在: メルセデスベンツ GLEクラスやアウディ Q7など、性能や価格で競合する車種が多く、中古市場での価格競争が激しい。
  3. 初代モデルの年数: 初代カイエンの発売から20年以上が経過しており、年式の古い車両は特に安価で流通しています。
  4. 販売台数の多さ: カイエンはポルシェ内で販売台数が多いモデルであり、供給が多いため中古価格が下がりやすい。
  5. ディーラーの数が少ない: ポルシェのディーラーが少ないため、故障時の対応が困難であり、それが中古車価格に反映されています。
  6. 新型モデルへの乗り換え: 新型カイエンが登場するたびに旧型モデルからの乗り換えが進み、市場に数多くの中古車が供給されるため中古価格が上がりにくいです。

カイエンの中古価格が安い6つの理由を徹底解説!

Porsche Cayenne V8 Turbo Tiptronic 4.0(3代目 2018年~):Wikipedia

カイエンは高級SUV車として、その優れたパフォーマンスと贅沢な装備で世界中から愛されているクルマです。

しかし、中古市場ではカイエンの価格が比較的手ごろであることが知られています。

 

本記事では、カイエンの中古価格が安い6つの理由を探ります。

カイエンを中古で検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね。

カイエンの中古車市場調査

大手中古車検索サイトより、カイエンの中古車市場を調査しました。

 

中古車業者登録台数平均価格価格帯
カーセンサー422台1,101万円698万~1980万円
グーネット392台457.4万円58万~1980万円

※2023年6月12日現在

 

ポルシェのSUVであるカイエンは、中古車市場において比較的安価な価格帯で販売されています。

初代モデルでは50万円台で販売されており、2代目は200万円~、3代目は500万円~、年式の新しいもので800万円台が多い傾向です。

 

中古車市場では160万円前後がボリュームゾーン。

新車価格が1,198万円からなので、中古市場では安価で手に入れることが可能です。

カイエンの歴代モデル

ポルシェ カイエンは、2002年に初代が発売されたポルシェのSUVです。現在は、第3世代が販売されています。

  • 初代カイエン(2002年~2010年)

初代カイエンは、フォルクスワーゲン トゥアレグとプラットフォームを共有しています。搭載エンジンは、3.2L V6、4.5L V8、4.8L V8ターボなど。

  • 2代目カイエン(2010年~2018年)

2代目カイエンは、初代モデルよりボディサイズが拡大され、重量が軽減されました。搭載エンジンは、3.6L V6、3.0L V6ターボ、4.8L V8ターボなど。

  • 3代目カイエン(2018年~)

3代目カイエンは、新開発のプラットフォームを採用し、軽量化と高効率化が図られています。搭載エンジンは、3.0L V6ターボ、2.9L V6ターボハイブリッド、4.0L V8ターボなど。

カイエンの中古車が安い6つの理由

高級SUV車であるカイエンがなぜ安いのか、6つの理由を解説します。

①修理費用が高い

カイエンの中古車が安い理由のひとつに、修理費用が高いことが挙げられます。

カイエンに限らず輸入車全般に言えることですが、部品の調達や整備費用が国産車よりも高くなります。

 

外車は以前より故障しにくくなった、と言われていますが、高額な修理費用を避けて購入をためらってしまうという心理的な要素も中古車価格の安さに影響していると考えられます。

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②競合他車の存在

近年では、SUV市場の人気は高く、競合他車が多い点も価格が安い理由につながります

例えば、

  • メルセデス・ベンツ「GLEクラス」:740万円〜1,123万円
  • アウディ「Q7」:799万円〜1,179万円
  • ジャガー「F-PACE」:650万円〜1,050万円

 

このように走行性能、実用性を備えた高級SUVのライバル車が多く存在し、新車価格もカイエンより安いため、中古車市場の値崩れが起きている状況です。

※カイエンの新車価格:1198~1561万円※2023年6月時点

③初代販売から20年以上経過

カイエンは、2002年に初代が発売されてから20年以上の歴史があるクルマです。

現在は3代目が販売されていますが、中古市場では初代モデルを含め、年式の古いものは比較的安価で手に入ります。

 

ただし、これらの古い車種は走行距離が10万キロ以上のものもあります。

そのため、故障や劣化のリスクが高まる可能性があるので、注意が必要です。

④販売台数が多い

カイエンは、ポルシェの中でも販売台数が多く、カーセンサーでも400台近くが流通しています。

カーセンサーの登録台数を比較すると、ポルシェのパナメーラは280台、タイカンは100台の登録数であることからも、人気の高さがうかがえます。

 

2022年のカイエンの世界販売台数は9万5604台。

ポルシェのモデルの中でも1位を獲得するほどの人気車種です。

 

この需要と供給のバランスにより、中古車市場では手頃な価格帯で提供されています。

⑤ディーラーの数が不十分

中古車を購入する際には、近くにディーラーがあるかどうかも重要なポイントです。

 

オーナーの口コミには、

「故障した時にすぐに持って行ける場所にディーラーがない」といった声もありました。

 

ディーラーの数が不十分であることも中古車需要の減少につながり、価格の低下が進む要因のひとつ。

中古車は定期的なメンテナンスが必須になるため、ディーラーが近くに存在していることが非常に重要です。

<自動車販売店網ランキング>

ポルシェは38位で、新車ディーラー数は全国に46店です。

順位販売店2022年7月
1位トヨタ自動車4,963
2位ホンダ2,350
3位日産(日産自動車)1,445
4位スズキ1,186
5位ダイハツ1,034
6位マツダ968
7位スバル776
8位ホンダオートテラス(現・Honda Cars・U-Select)715
9位日産(プリンス)707
10位ダイハツ(中古車)630
11位三菱自動車604
12位スズキ(中古車)377
13位メルセデス・ベンツ328
14位フォルクスワーゲン309
15位いすゞ自動車285
16位三菱ふそうトラック・バス259
16位日野自動車259
18位BMW255
19位日産(サティオ)222
20位MINI215
21位レクサス214
21位レクサス(中古車)214
23位UDトラックス201
24位アウディ185
25位ヤナセ148
26位ボルボ119
27位ジープ101
28位フィアット97
29位プジョー96
30位アルファロメオ91
31位ルノー80
32位シトロエン75
32位アバルト75
32位アバルト(サービス)75
35位フォード69
36位ジャガー47
36位ランドローバー47
38位ポルシェ46
39位日産(モーター)43
40位リベラーラ42
41位CORNES33
42位マセラティ23
43位ロータス16
44位ランドローバー アルミニウム認定BPショップ10

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⑥新型への乗り換え組が多い

特にカイエンのような高級車を所有するユーザーの中には、新型モデルが登場すると乗り換える人が多い傾向があります。

これは、高級車市場の特徴としてよく見られる現象です。

 

その結果、中古車市場にはまだ新しい年式の中古車が出回ります。

そのため、いい状態のカイエンを見つけられるというメリットもあります。

まとめ

カイエンの中古価格が安い6つの理由を解説しました。

カイエンは、人気の車種であり需要と供給のバランスによって、相対的に安い価格設定となっています。

 

カイエンは、2023年4月に大幅改良を実施しており、乗り換え組からの流通で中古車市場では比較的状態のよい車両が見つかる可能性も高まるでしょう!

ぜひ、この機会に中古車市場をチェックしてみてくださいね。

 

ご覧いただきありがとうございます。

【海外の評価】ポルシェ・カイエン(Porsche Cayenne)[2024年モデル]:海外メディア試乗レビュー・口コミ・評価:海外の評判を知りたい!

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2023年4月の大幅改良
  • ポルシェジャパンは2023年4月18日、上海モーターショーでワールドプレミアされた新型「カイエン」「カイエンS」「カイエンE-ハイブリッド」の予約受注を開始した。
  • 公表された価格は1198万円〜1644万円。「カイエン」「カイエンE-ハイブリッド」「カイエンS」「カイエンクーペ」「カイエンE-ハイブリッドクーペ」「カイエンSクーペ」の6モデル。
  • 新型カイエンでは、「高解像度HDマトリクスLEDヘッドライト」や、「エアクオリティシステム」が採用された。
  • 運転席と助手席に個別のインフォテイメントディスプレイが初めて備わった。
  • 新型カイエンの標準装備内容には、マトリクスLEDヘッドライト、ポルシェアクティブサスペンションマネージメントシステム(PASM)、20インチホイール、フロント&リアパークアシストなどが含まれる。
  • 新型カイエンSでは、ポルシェが開発した最高出力349kW(474PS)、最大トルク600Nmを発生するV型8気筒 4.0リッターツインターボエンジンが搭載され、先代比で25kW(34PS)、50Nm増のパワーアップを果たした。
  • 新型「カイエンE-ハイブリッド」のパワートレーンは、V型6気筒 3.0リッターターボエンジンをベースに、130kW(176PS)の新しい電気モーターを組み合わせることで、合計出力346kW(470PS)を実現。
  • 高電圧バッテリーの容量は、従来モデルの17.9kWhから25.9kWhに増大したことで、電気のみによる航続距離は最長90km(WLTP)となった。
【主要諸元】

ポルシェ カイエンの3つのグレード(ベースグレード、E-Hybrid、S)の諸元表です。

項目ベースグレードE-HybridS
新車価格1198万円1395万円1561万円
駆動方式4WD4WD4WD
燃料ハイオクハイオクハイオク
動力分類エンジンプラグインハイブリッドエンジン
排気量2,995 cc2,995 cc3,996 cc
トランスミッション8AT8AT8AT
乗車定員5 名5 名5 名
エンジン最高出力 (kW[PS]/rpm)260[353]/5400224[304]/5400349[474]/6000
エンジン最高トルク (N・m[kgf・m]/rpm)500[51]/1450420[42.8]/1400600[61.2]/2000
モーター最高出力 (kW[PS])130[176]
モーター最高トルク (N・m[kgf・m])460[46.9]
全長4,930 mm4,930 mm4,930 mm
全幅1,983 mm1,983 mm1,983 mm
全高1,698 mm1,696 mm1,697 mm
車両重量2,055 kg2,425 kg2,160 kg

※2023年6月時点

上記は各グレードの基本的な特性を比較するためのものです。カイエンは選択の組み合わせが多いので、具体的な選択をする際には、詳細な仕様やオプション、価格などをディーラーなどで直接確認してください。

【2023年4月28日追記】ポルシェ カイエン PHEV 改良新型470馬力:上海モーターショー2023
モデル名ポルシェ カイエン E ハイブリッド
公開日2023年4月18日
パワートレイン強化されたプラグインハイブリッド(PHEV)システム。モーター出力は176ps(41psの向上)、最大トルク46.9kgm。3.0リットルV型6気筒ガソリンターボエンジン(最大出力304ps、最大トルク42.8kgm)を組み合わせた全体の出力は470ps、最大トルク66.3kgm。0-100km/h加速は4.9秒、最高速度は254km/h。
バッテリー蓄電容量が17.9kWhから25.9kWhに増加。EVモードの最大走行距離は90km(WLTPサイクル)。充電器の出力は11kWで、充電時間は約2時間30分。
外観デザイン新設計のバンパーやボンネット、マトリックス LEDヘッドライト、アーチ型になったフェンダーを組み合わせた新しいフロントマスク。立体的にデザインされたテールライト、ナンバープレートホルダー一体のバンパー。ボディカラーは3種類の新色。アルミホイールは20~22インチを用意。
ヘッドライトマトリクスLEDヘッドライトが標準装備。オプションでHDマトリクスLEDヘッドライトが用意される。これは2つの高解像度モジュールと各ヘッドランプあたり3万2000以上の画素で構成され、他の車両を識別し、ハイビームを画素単位で遮断し、他車のドライバーの眩惑を防ぐ。
内装デザイン新しいコックピットは、EVスポーツ『タイカン』の要素を取り入れたもの。曲面フリースタンディングデザインを採用し、表示内容を変更可能なデジタルメータパネル、再設計されたセンターコンソール、最新世代のステアリングホイールなどが含まれる。オートマチックギアセレクターはステアリングホイールの隣に配置され、センターコンソールにスペースが生まれ、洗練されたブラックパネルデザインの大型エアコンディショナーコントローラーを配置。
ディスプレイメーターパネルは完全にデジタル化されたフリースタンディングデザインの12.6インチ曲面ディスプレイ。表示内容は装備レベルに応じて最大7種類から選択可能。
エアクオリティシステム新たに標準装備として導入。空気中の微細な粉塵をセンサーで検出し、必要に応じて何度も微細ダストフィルターを通過させる。さらに、イオナイザーで空気中の雑菌や汚染物質を除去する。

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グレース泉
この記事は私グレース泉が執筆しました。数多くの転職経験を経て現在はWebライターに専念。「リサーチ9割、執筆1割」がモットー。引用元・参照元を明示した信頼性の高い記事をお届けします。40代、2児の母。

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