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【RAV4リセール悪い?】トヨタRAV4のリセール予想・ランク・残価設定5年
5代目トヨタRAV4(2019年4月~)<Wikipedia>
「リセール悪い」かは一目瞭然
トヨタRAV4のリセールは悪いのでしょうか?う~ん、その答えは下記の一覧をご覧になればおのずとわかると思います。「悪くない」です。
- すべて2023年2月15日現在の情報を基にしています。
- 残価率とは買取相場/新車価格(%)で表します。買取270万/新車300万なら90%です。
- 残価は車種・グレード・走行距離・車両の状態で大きく変わります。下記の数字は参考値とお考え下さい。
<1年後の残価率>
- トヨタ公式サイト:残価率94.4%⇒⇒RAV4 Gの残価設定型プラン。頭金0円、契約期間36ヶ月、走行距離制限なしの場合
- 価格.com:残価率94.5%⇒⇒RAV4 Adventure、登録から約1年、走行距離5000km、無事故車の場合
- カーセンサー.net:残価率90.0%⇒⇒RAV4 G、登録から約1年、走行距離10000km、無事故車の場合
- カービュー:残価率88.0%⇒⇒RAV4 G、登録から約1年、走行距離10000km、無事故車の場合
- ガリバー:残価率86.0%⇒⇒RAV4 G、登録から約1年、走行距離10000km、無事故車の場合
<3年後の残価率>
- トヨタ公式サイト:残価率54.4%⇒⇒RAV4 Gの残価設定型プラン。頭金0円、契約期間36ヶ月、走行距離制限なしの場合
- 価格.com:残価率82.0%⇒⇒RAV4 Adventure、登録から約3年、走行距離30000km、無事故車の場合
- カーセンサー.net:残価率80.0%⇒⇒RAV4 G、登録から約3年、走行距離30000km、無事故車の場合
- カービュー:残価率78.0%⇒⇒RAV4 G、登録から約3年、走行距離30000km、無事故車の場合
- ガリバー:残価率80%⇒⇒RAV4 G、登録から約3年、走行距離30000km、無事故車の場合
<5年後の残価率>
- トヨタ公式サイト:残価率36.4%⇒⇒RAV4 Gの残価設定型プラン。頭金0円、契約期間60ヶ月、走行距離制限なしの場合
- 価格.com:残価率72.0%⇒⇒RAV4 Adventure、登録から約5年、走行距離50000km、無事故車の場合
- カーセンサー.net:残価率70.0%⇒⇒RAV4 G、登録から約5年、走行距離50000km、無事故車の場合
- カービュー:残価率68.0%⇒⇒RAV4 G、登録から約5年、走行距離50000km、無事故車の場合
- ガリバー:残価率66.0%⇒⇒RAV4 G、登録から約5年、走行距離50000km、無事故車の場合
リセール予想:明白な傾向がある
上記の残価率をご覧になってお気づきかと思いますが、明白な傾向が見て取れます。
- 1年後の残価率はトヨタ公式と他はほぼ同じ
- 3年後の残価率からトヨタ公式と他との差が開き始める
- 5年後の残価率は明らかにトヨタ公式と他では価格が違う
実際、かなりの違いが出るようです。残価率が低く設定されると、残価設定プランでの支払額は増えます。高いと減ります。これをどう見るかですね。
RAV4のリセールバリュー:5年後のランクは?
RAV4の5年後の残価率(リセールバリュー)はすでにご案内した通りです。この章ではRAV4の残価率(リセールバリュー)がトヨタ車の中でどのランクにあるのか、ランキングでご案内します。
調べたところ、cpluswebさんがヒットしました。
1位:ランドクルーザー
2位:ランドクルーザープラド
3位:アルファード(ヴェル含む)
4位:ハリアー
5位:ハイラックス
6位:RAV4
7位:ノア・ヴォクシー
8位:ライズ
9位:86/GR86
10位:ハイエースバン/ワゴン
ご覧のように、ハリアーより下にきますが、ノア/ヴォクシーより上につけました。
ユーカーパックのトヨタ車5年後残価率ランキングでは、RAV4は14位ですが、残価率は57.66%と決して悪い数字ではありません。
まとめ
中古車の価格が上昇しています。半導体不足により、電動化や先進安全装備などの搭載が遅れるモデルが続出し、こうした新車の納期遅れから、顧客が中古車に流れています。
また、原油価格の高騰や米国の金利上昇などの影響で円安が進んでいます。これにより、国内生産のコストが上昇し、新車価格が高騰したことで、顧客が中古車に流れている点も見逃せない点です。
つまり、「新車は高いからお手頃価格の中古車で」ということではなく、「新車が欲しくても買えないから、それなら程度のいい中古車を」という流れの中で中古車価格が下がらない、上昇する、といったトレンドが生まれているのだと思います。
こうなると、壊れない、性能がいい、間違いがない、という長年積み重ねてきたトヨタ自動車の<信用>ががぜん力を発揮します。RAV4に限らず、トヨタの中古車はかつてない値札をつけているのが現状です。
といいつつ、上記のような分析がここ1年以上流布されてきたのですが、トヨタの2022年通年の世界販売台数は1048万3024台で世界第1位でした。(すごい)
子会社のダイハツ工業や日野自動車を含めたグループ全体の販売台数ですが、ならば、もし半導体不足や急激な円安、戦争等がなかったら、いったい何台売っていたのか、と驚いてしまいます。
ご覧いただきありがとうございました。