スズキ・新型カタナ大解剖レビュー・インプレ：ダサい・売れてない・後悔・ビッグタンク・生産終了を検証！

スズキ・新型カタナ大解剖レビュー・インプレ：ダサい・売れてない・後悔・ビッグタンク・生産終了を検証！

スズキ・カタナ：SUZUKI

バイク愛好者の間で話題となっている「スズキ・新型カタナ」。その評判は賛否が分かれる一方、多くの興味を集めています。本記事では、新型カタナのスペック、価格について深掘りし、さまざまな角度からのレビューを集めました。

ネガティブな意見からポジティブな評価まで、多面的にその魅力と問題点を検証します。重点的に取り上げるのは「ダサい」「売れてない」「後悔」「ビッグタンク」「生産終了」といったキーワード。それらが真実なのか、あるいは単なる誤解なのかを明らかにします。

さらに、ライバル車との比較や、どんな人にこのバイクが最適なのかも考察しています。スズキのディーラーに足を運ぶ前に、ぜひとも本記事で新型カタナの全貌を把握してください。

どんなバイク？

スズキ・カタナは、総排気量998ccの大型バイクです。日本刀をモチーフとした独創的なデザインが特徴で、世界中で多くのファンを魅了しています。

エンジンは水冷4気筒で、最高出力は150ps、最大トルクは105Nmを発揮します。WMTCモード値は17.0km/Lで、燃料タンクは12Lなので、計算上は満タンで約204km走ります。

カタナは、街乗りから高速道路走行まで、さまざまなシーンで楽しめるオールラウンドなバイクです。また、優れたデザイン性と存在感から、所有する喜びも味わえるでしょう。

スズキ・新型カタナのスペック（主要諸元）を以下にまとめました。

このスペック表から見ると、スズキ・新型カタナは非常に高性能なバイクであることがわかります。998cm³の総排気量と最高出力110kW（150PS）、最大トルク105N・mは注目に値します。これらの数値は、パワフルな加速と高い走行性能を期待させます。

燃料消費率については、国土交通省の届出値とWMTCモード値が提供されており、それぞれ21.2km/Lと17.0km/L。高性能エンジンでありながらも比較的燃費が良いことを示しています。

もっとも、燃料タンクが12Lなので、これだと150キロくらい走行したあたりで、もういつ給油するか心配しなければならず、せわしないと思います。

とは言え、乗車定員が2名で、車両重量が215kgという点も、このバイクがどれだけ堅牢で安定した設計であるかを示しています。最小回転半径が3.4mというのも、取り回しの良さを考慮している点と言えるでしょう。

全体的に、スズキ・新型カタナは、満タンでの航続距離以外は、高性能かつバランスの良いバイクであると言えます。

価格

スズキ・カタナの価格です。

否定的・ネガティブなレビューをご紹介

この記事のテーマは「スズキ・新型カタナ大解剖レビュー・インプレ：ダサい・売れてない・後悔・ビッグタンク・生産終了を検証！」です。

検証するには材料が必要です。

まず、スズキ・新型カタナに関する否定的・ネガティブなレビューをご案内します。その後でレビュー内容を分析します。

• クラッチが重いと感じた。
• タンク容量が少ない。
• 足付きが短足の人には厳しい。
• 共通の仲間がカワサキに比べて少ない。
• カスタムパーツが少ない。
• TNKエンジニアリングが撤退している。
• エンジン回転数が上がりすぎて初めて乗るとエンストしやすい。

• シート形状が長時間の走行には不向きで痛みが出る
• タンク容量が12Lと少ない
• シート下の収納スペースがほとんどない
• ハンドルの切れ角が少なく、取り回しにくい
• 価格が高く、コスパに優れているわけではない
• 高速道路での燃費が平均的
• 乗り心地が硬く、市街地での走行には柔らかいセッティングが欲しい
• 高回転での吹け上がりがない

• 排気音がSUZUKI特有で好みが分かれる。
• 走行風が気になる。
• モード切り替えや電子スロットルがない。
• クラッチが重め。
• クイックシフターが付いていない。
• ガソリンタンクの容量が不足。
• 社外パーツが少ない。
• 価格が高め。
• 2500回転付近で市街地走行時にギクシャクする。
• ストレージスペースが限られる。

• クラッチが重いと感じる。
• 市街地を長時間走ると筋肉痛になる。
• 燃費は下道16km、高速20kmで改善の余地あり。
• タンク容量が小さく高速走行で気になる。
• ハイオク燃料が必要。
• 価格が競合車種に比べて割高感がある。
• ETCが標準装備ではない。
• メインキーにデザインの工夫がない。

• タンク容量が少ない。
• クラッチが重い。
• シートが硬く、座る位置が固定される。
• 角が痛い。
• ハンドルの位置が微妙。
• ヘッドライトが暗い。
• 価格が高い。
• 股下72センチの短足にはシート高（825ミリメートル）が高い。
• 電子制御がトラコン以外ほとんど入ってない。
• ベース車（ＧＳＸ-Ｓ1000）に比べて割高。
• ロングツーリングでは頻繁に給油が必要。

• タンクの容量が少ない。
• 足つき性が良いとは言えない。
• リアブレーキペダルが内側すぎて、使いにくい。
• ポジションが悪く、腰が前に出てきて腕が突っ張る。
• フレームの色がシルバーでなく、期待外れ。

• 曲がりにくいと感じる場面がある。
• 高速道路での風圧がノーマルスクリーンではきつい。
• 燃費は標準的だがタンク容量が少ない。
• マグネット式のタンクバッグが使えない。
• シート下にほとんど何も入らない。
• タンデムシートが短く、ツーリングでの荷物収納に出費がかかる。
• オフロード車とあまり変わらない航続距離。

上記の否定的・ネガティブなレビューの分析結果

スズキ・新型カタナに関するレビューを総合的に分析すると、いくつかの主要なポイントが浮かび上がります。

1. 操作性に課題: クラッチの重さやハンドルの切れ角、リアブレーキペダルの位置など、操作面で不便と感じる意見が多いです。
2. 乗り心地と耐久性: 長時間の走行に適していないシート形状、硬い乗り心地、また、筋肉痛を引き起こすなど、快適性に関する改善点が挙がっています。
3. 燃料と燃費: タンク容量が小さいとの指摘が多く、それが燃費とも関連しているようです。ハイオク燃料が必要な点も気になるといった意見がある。
4. 価格とコスパ: 競合車種に比べて価格が高いとされ、コスパに優れているわけではないと評されています。
5. カスタマイズとパーツ: カスタムパーツが少ない、社外パーツも少ないといった意見があり、個々の好みに合わせにくいと感じられているようです。
6. 収納と便利機能: シート下の収納スペースがほとんどない、ETCが標準装備ではないなど、利便性に欠けるといった意見が多いです。
7. 性能とテクノロジー: 高回転での吹け上がりがない、電子制御が少ない、クイックシフターが付いていないなど、性能や先進機能に関する要望が見られます。※年式による。
8. デザインとビジュアル: フレームの色が期待外れであったり、メインキーにデザインの工夫がないなど、外観やデザインに対する評価も混在しています。
9. その他: 走行風や排気音に関する好みが分かれる、角が痛い、股下が短い人にはシート高が高いといった個別の指摘もあります。

総まとめとして、スズキ・新型カタナは操作性、乗り心地、燃料と燃費、価格とコスパに課題があるという評価が一定数見られます。また、カスタマイズの自由度や便利機能、性能とテクノロジー面での改善要望も多く寄せられているようです。

肯定的・ポジティブなレビューをご紹介

次に、スズキ・新型カタナに関する肯定的・ポジティブなレビューをご案内します。その後でレビュー内容を分析します。

• デザインが小ぢんまりしていてもマッチョ。
• 一般道でも乗りやすい。
• アクセルを開けたときの加速が素晴らしい。
• アシスト付きの現行型のクラッチに交換してからは問題なし。
• ツーリングで非常に満足度が高い。
• 新型カタナしか勝たないと感じる。
• 扱い易く、初心者でも乗りやすい。
• 手が微妙に届くスーパーバイク。
• リッター18キロ走るので満タンで210キロ走る。
• GSX-S1000Fに試乗したが、新型カタナの方が良いと感じた。

• デザインがユニークで魅力的
• 電子制御とクイックシフターが高性能
• 低速からの吹け上がりが良好
• アクセル反応がダイレクトで操作感が良い
• コーナーリング中の安定感があり、車速を落とさなくても安心して走れる
• 燃費はツーリングで19~20km/Lと良好
• 重心が低く安定している
• 選択できるトラクションコントロールとパワーモードが多機能

• エンジン性能が扱いやすい。
• 乗り心地が良く、一日で500km走っても疲れない。
• 取り回しが容易。
• 燃費は20km/l前後と及第点。
• 加速が素晴らしい。
• マフラーの音が迫力がある。
• 車体が軽く安定している。
• ローRPMアシスト機能で渋滞や発進が楽。
• デザインが魅力的。
• シート高が調整可能で足つきが良い。

• アクセルを開けなくてもスルスルと走り出す。
• ブレーキがよく効く。
• 乗り心地が良い、お尻も痛くならない。
• アップハンドルで腰への負担が少ない。
• 取り回しが楽で車重も軽く感じる。
• シートの高さ調整が可能。
• 瞬間燃費計があり、燃費のコントロールがしやすい。
• 見た目やデザインが好評。
• スズキなので値引き交渉がしやすい。

• 見た目が好み。
• 2022年モデルからマットブルーが追加されてさらにシック。
• 一度はKATANAブランドを所有してみたいという購入動機。
• 人と被らない、不人気すぎて自分以外走ってるところを見たことがない。
• 道の駅に止めてると人だかりができる。
• 意外と燃費が良い。
• バイク本来の操る楽しさがある。
• 片道22kmの通勤から休日のロングツーリングまで幅広く活躍。
• 所有感や満足感は高い。

• デザインが非常にカッコイイ。
• ガレージでいじる時間も楽しい。
• エンジン音が心地よい。
• ヨシムラのアフターパーツが豊富。
• 走りはゆっくりでも飛ばしても満足感がある。
• 燃費が良く、エコドライブでリッター20以上も可能。

• 見た目が魅力的。
• オールマイティな走行性能。
• 純正のマフラーでもサウンドが良い。
• ロングツーリングでも疲れにくい。
• 工夫次第で荷物も積める。
• 1098Sからの乗り換えで違和感が少なかった。
• 街乗りでのポジションが楽。
• 刀のネームバリュー。

上記の肯定的・ポジティブなレビューの分析結果

スズキ・新型カタナに関する上記レビューを分析すると、以下のいくつかの主要なポイントが浮かび上がります。

1. デザイン: ユーザーからはデザインに高い評価が集まっており、ユニークで魅力的であるとされています。カラーバリエーションの追加や見た目が好評といった意見がある。
2. 走行性能: アクセルの反応や加速、コーナリングの安定感など、走行に関する多くの面で高い評価を受けています。電子制御とクイックシフターの性能についても言及されています。
3. 乗り心地: 一日で500km走っても疲れない、お尻も痛くならない、腰への負担が少ないなど、長距離でも快適に走れると評されています。
4. 取り回しと操作性: 初心者でも乗りやすく、取り回しが容易であるといった意見が多い。クラッチのアシスト機能やローRPMアシストによって、渋滞や発進が楽とされています。
5. 燃費: 燃費は一般に良好で、ツーリングでの燃費も19~20km/Lと評されています。瞬間燃費計があり、燃費のコントロールがしやすいという点も評価されています。
6. 多機能性: トラクションコントロールやパワーモードの選択が豊富であり、シート高が調整可能で足つきが良いといった意見がある。
7. サウンド: マフラーの音についても、迫力があり心地よいと評されています。
8. 所有感と満足度: 所有することによる満足感が高く、ガレージでのいじり甲斐もあるとされています。
9. ブランド価値: “刀”のブランドが強く、それだけで購入する価値があるとされています。
10. 独自性: 人と被らない、道の駅に止めていると人だかりができるなど、個性的な存在としても評価されています。

以上のような点から、スズキ・新型カタナはデザイン、走行性能、乗り心地、多機能性において高い評価を受けているバイクであることは明白です。

「ダサい」「売れてない」「後悔」「ビッグタンク」「生産終了」を重点的に分析

この記事のテーマは「スズキ・新型カタナ大解剖レビュー・インプレ：ダサい・売れてない・後悔・ビッグタンク・生産終了を検証！」というものです。

テーマの重点項目である「ダサい」「売れてない」「後悔」「ビッグタンク」「生産終了」について、ここまで見てきたレビューを基に、検証したいと思います。

「売れてない」のか？

スズキ・新型カタナの販売ランキングは下記の通りです。なお、カタナ単独の数値は不明です。

「2022年販売台数ランキング（401cc～）」

上記のように、Z900RSやレブル1100以外はどれもほぼ横並びです。とは言え、6位の「1658台」の内訳は、GSX-S1000とGSX-S1000GTとカタナの3車種を合計した数です。カタナのみの台数はさらに少ないのは間違いなく、残念ながら「不人気」と呼ばれても仕方ないかもしれません。

ここまで台数が少ないと、逆に希少性が高くなるので、オーナーさんは大いに自慢していいところだと思います。

レビューサイトの平均評価点のご案内

スズキ・新型カタナが有名なレビューサイトでどう評価されているか、以下ご紹介します。

レビューサイトを参考にする際、「平均評価点」というのはとても重要な指標です。項目別のレビューなどいくら並べ立てても、実はバイク選びにはあまり参考になりません。

バイクのような趣味性の強いモノは、「いろいろ言うべきことはあるだろうが、結局のところ好きなのか嫌いなのか」、そこが最も知りたいところであり、「平均評価点」はこれを知る近道です。

• みんカラ：4.71点（5点満点）
• 価格コム：4.51点（5点満点）
• ウェビック：3.56点（5点満点）

※2023年10月20日時点

上記平均評価点の分析結果

1. みんカラ
   このサイトでは、スズキ・新型カタナの評価が高く、4.71点とたいへんな高評価です。みんカラは、個々のユーザーがリアルな経験をもとにレビューを行うプラットフォームです。多くのユーザーがこのバイクに高い満足度を感じていると言えます。
2. 価格コム
   こちらでも評価は4.51点と高く、消費者の評価が高いことがわかります。価格コムは価格比較が主なサービスであり、購入を検討している一般の消費者が多く利用します。したがって、コストパフォーマンスを重視する層にも受け入れられていると言えるでしょう。
3. ウェビック
   ウェビックでは3.56点と他のサイトより低い評価となっています。ウェビックはバイク専門のオンラインショップであり、バイクに詳しい、あるいはプロフェッショナルなユーザーが多いとされます。このようなユーザー層が多いため、詳細なスペックや性能に対する厳しい評価が反映されている可能性があります。

ライバル車とその特徴

スズキ・新型カタナのライバル車とその特徴をまとめました。

どんな人におすすめ？

スズキ・新型カタナがおすすめの人物像をまとめました。

スズキ・新型カタナに興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないスズキの他の車種があるとしたら、それは何？

思わず目移りしてしまうかもしれないスズキの他の車種をまとめました。

まとめ

「スズキ・新型カタナ大解剖レビュー・インプレ：ダサい・売れてない・後悔・ビッグタンク・生産終了を検証！」のテーマで解説してきました。

本記事で取り上げたスズキ・新型カタナは、多くの話題を呼び起こしていますが、その評価は一概には言えません。スペックと価格から始め、否定的な意見と肯定的な意見を平行して検証しました。

特に「ダサい」「売れてない」「後悔」「ビッグタンク」「生産終了」などのキーワードに焦点を当て、その真偽を探りました。ライバル車との比較では、新型カタナがどのように位置づけられるのかを解説。最後に、このバイクが向いている人物像についても言及しました。

情報が多岐にわたるため、購入を検討する前にはぜひ本記事を参考にしていただきたいと思います。

ご覧いただきありがとうございました。

【海外の評価】スズキ・カタナ（Suzuki KATANA）：海外メディア試乗レビュー・口コミ・評価：海外の評判を知りたい！

2023年9月14日

この記事は当サイトの管理人ミスター乱視が執筆しています。引用元・参照元を明示した信頼性の高い記事をお届けします。

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