目次
【記事丸わかり】
コペン セロはそのユニークなデザインと軽快な運転感覚で多くの愛好家から支持されていますが、乗り心地の硬さや価格については留意する必要があります。これらの特性を理解し、試乗を通じて自分に合うかどうかを判断することが重要です。 ⇒⇒【ダイハツ コペン セロ】ジムニーオーナーが辛口レビュー!!人生初のオープンカーでドライブ!外装、内装&走行レビュー! |
コペン セロ大解剖:買って後悔・やめた方がいい・欠点・乗ってる男・乗ってる人のイメージ・乗り心地・辛口評価を重点的に検証!

ダイハツ・コペン セロ(2015年6月18日発売~):DAIHATSU
ダイハツ コペン セロについての総合レビューをご紹介します。この記事では、コペン セロのスペック、価格、そしてユーザーからの肯定的な意見と否定的な意見をバランス良く取り上げています。
多角的な視点から、コペン セロの魅力と潜在的な問題点を分析し、購入を検討している方々に役立つ情報を提供します。また、ライバル車との比較や、どんな人におすすめなのかといった視点も掘り下げています。
この記事を通じて、コペン セロに関する総合的な理解を深めていただければと思います。
どんなクルマ?
ダイハツ・コペンは、ダイハツ工業が製造する2シーターの軽フルオープンスポーツカーです。コペンには、4つの異なるスタイルが用意されています。「Robe」「XPLAY」「Cero」「GR SPORT」です。
全車に電動開閉式ルーフ「アクティブトップ」を採用しており、スイッチ操作でルーフを開閉できるのが特徴で、気軽にフルオープンスポーツカーとして開放感を楽しめます。
また、一部のグレードは内外装の脱着構造「DRESS-FORMATION」によって購入後もエクステリアの着せ替えができるなど、さまざまな選択肢が用意されています。
それぞれのグレードの詳細は以下の通りです。
- 「Robe」:大胆に曲線を取り入れたデザインを採用し、流麗さ、躍動感を表現したエクステリアが特徴のグレードです。
- 「XPLAY」:足回りや骨格は「Robe」と同じでありながら、タフ&アグレッシブであることをコンセプトにデザインされたグレードで、多面体のボディと多角形のグリルを組み合わせ、「Robe」よりも押し出しの強い迫力のあるスタイリングです。
- 「Cero」:「雫」をイメージしてデザインされており、楕円形のヘッドランプ、美しい映り込みを追求し作り込んだ造形が特徴です。LEDヘッドランプには、1つの光源でハイビームとロービームを切り替えることができる「Bi-Angle LEDヘッドランプ」を標準装備しています。「Cero」と「Robe」は、外板の着脱構造「DRESS-FORMATION」によって、購入後もエクステリアの着せ替えができ、相互にスタイルチェンジが楽しめます。
- 「GR SPORT」:トヨタのモータースポーツ部門である「TOYOTA GAZOO Racing」とのコラボレーションモデルで、トヨタでも販売されています。
スペック
コペン セロ「ベースグレード(MT)」のスペックです。
新車価格 | 196万円 |
駆動方式 | FF |
燃料 | レギュラー |
燃料タンク容量 | 30L |
排気量 | 658cc |
トランスミッション | 5MT |
乗車定員 | 2名 |
燃費(WLTCモード) | 18.6km/L |
最小回転半径 | 4.6m |
最高出力 | 47kW[64] / 6400rpm |
最高トルク | 92N・m[9.4] / 3200rpm |
全長 | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,280mm |
ホイールベース | 2,230mm |
最低地上高(未積載時) | 110mm |
車両重量 | 850kg |
価格
ダイハツ コペンセロの価格帯です。
194~216万円
※コペン ローブの価格帯は188~211万円、コペン エクスプレイの価格帯は188~211万円、コペンGR SPORTの価格帯は238~243万円です。
否定的・ネガティブなレビューをご紹介
この記事のテーマは『コペン セロ大解剖:買って後悔・やめた方がいい・欠点・乗ってる男・乗ってる人のイメージ・乗り心地・辛口評価を重点的に検証!』です。
検証するには材料が必要です。
まず、コペン セロに関する否定的・ネガティブなレビューをご案内します。
- インテリアのプラスチック部分がキズがつきやすい。
- 路面のガタガタがよく伝わり、乗り心地が硬いと感じる。
- エンジンのパワーが過剰で、もっと控えめな性能の方が好ましい。
- 自動ブレーキ機能がないことが不安要素。
- 価格が一部のオプションを含めて200万円を超えることが懸念される。
- インテリアの樹脂部分がすぐにキズが付く。
- エアコン操作がしにくい。
- クラッチ操作がややシビア。
- ドアの収納が小さい。
- シートのサポートが当たって不快。
- 車内の収納スペースが狭く、使いにくい。
- リアタイヤが少し引っ込んで見える。
- 走行性能が普通で特筆するほどではない。
- ハイオク燃料が必要。
- 高速道路での直進安定性が低い。
- オープン時の風の巻き込みが強い。
- インテリアに関して、ドア内側の取っ手が薄くて握りにくい
- パワーウインドウのスイッチがセンター部に配置されているため操作が不便
- グローブボックスが狭く、収納スペースに不満がある
- シートは長距離運転には向かない
- 運転時のリクライニングが不十分で疲れやすい
- オープンカー特有の音漏れの心配
- サイドミラーの手動操作が不便
- タイヤの品質に関して不満がある
- 乗り心地が硬く、路面の凹凸を拾いやすい
- エンジンのトルク不足を感じる場面がある
- 価格が高いと感じる
以上のような評価が一定数見られます。これらはあくまでレビュアーの意見であり、必ずしもすべての指摘がファクトであるとは限りません。しかし、これらの意見はコペン セロに関する様々な着眼点を提供しているので、ぜひ参考になさってください。
肯定的・ポジティブなレビューをご紹介
次に、コペン セロに関する肯定的・ポジティブなレビューをご案内します。
- オープンカーとしての解放感が素晴らしい
- 660ccエンジンだがパワフルで楽しい
- 燃費が良く経済的
- 樹脂外板による美しいデザイン
- 操作が軽快で運転に集中できる
- 高速道路での走行が快適
- ジョーヌイエローの外観が目立って安全。
- レッドインテリアが暗めの赤でお洒落。
- エンジン音が心地よい。
- 燃費が良く経済的。
- CVTが滑らかで快適な走行。
- コーナリングが安定していて楽しい。
- オープン時の運転が非常に楽しい。
- コンパクトサイズで日本の道に適している。
- クラッチの重さがちょうど良い。
- ガラスコーティングで汚れが付きにくい。
- オープンカーとしての解放感が素晴らしい。
- エクステリアのデザインが魅力的で、高級感がある
- 軽自動車でありながらスポーティーな運転感覚
- オープンカーならではの解放感と走行の楽しさ
- 室内の質感が高く、高級コンパクトカーに匹敵
- レカロシートの快適性とホールド感
- モモ製本革ステアリングが操作感を向上させる
- ターボエンジンによる十分な加速とパワー
- 視界が広く、運転しやすい
- 高速道路での安定した走行性能
- 燃費が良い
- オープン時のエンジン音が心地よい
- 週末のドライブや買い物に最適
- クローズ時は荷物の収納スペースが広い
総合的・全般的なレビューをご紹介
レビューの最後に、コペン セロに関する総合的・全般的なレビューをご案内します。「細かな点ではいろいろ言いたいことがあるけれど、結局のところコペン セロのことをどう思っているのか」、そうしたレビュアーの<思い>が込められたレビューとなります。ぜひ、参考になさってください。
- 小さな欠点はあるが、価格に見合った性能を持つ
- オープンカー愛好家にとって魅力的な選択肢。日常使用にも適している
- スポーツカーとしての楽しさを持ちながらも、実用性も兼ね備えている
- 実用性と非日常の楽しさを兼ね備えたエンターテイナーカー。
- 日常生活に彩りを添えるスポーティーな車。
- 小さな不満もオープン走行の楽しさで解消される。
- 車高が低いが乗り降りしやすい。
- コンパクトでありながら多様な用途に対応。価格は高いが、コスパは良好。
- オープンカー特有の魅力が豊富で、所有する喜びが大きい
- 市街地や狭い道でも扱いやすい
- 日常使用としても適しており、趣味カーとしての魅力が高い
- デザインや走行性能が特に高く評価できる
- 一部の不便な点や硬めの乗り心地が気になるものの、全体的には満足度が高い
「買って後悔」「やめた方がいい」「欠点」「乗ってる男」「乗ってる人のイメージ」「乗り心地」「辛口評価」を重点的に分析
この記事のテーマは『コペン セロ大解剖:買って後悔・やめた方がいい・欠点・乗ってる男・乗ってる人のイメージ・乗り心地・辛口評価を重点的に検証!』というものです。
テーマの重点項目である「買って後悔」「やめた方がいい」「欠点」「乗ってる男」「乗ってる人のイメージ」「乗り心地」「辛口評価」について、ここまで見てきたレビューを基に、検証したいと思います。
項目 | 内容 |
---|---|
買って後悔 | インテリアの樹脂部分がキズ付きやすい、エアコン操作がしにくい、車内が狭く使いにくい、オープン時風の巻き込み強い、自動ブレーキ機能なし、ドアの収納小さい、リアタイヤが引っ込んで見える、高価格、走行性能が普通、オープンカー特有の音漏れの心配、サイドミラー手動操作が不便、クラッチ操作がシビア、直進安定性が低い、ハイオク燃料必要などなど。 「否定的・ネガティブなレビュー」には上記のような指摘があります。しかしながら、だからといって「買って後悔した」「この車はやめた方がいい」という人は皆無です。 これら「買って後悔」「やめた方がいい」といった否定的な言葉は、いわば「外野の声」です。あまり気にかける必要はないと思います。 まずはディーラーで試乗してみてください。車に乗り込んで、着座位置を確認し、エンジンをスタートさせ、アクセルを踏み込み、ハンドルを切り、ブレーキを踏み、右に左にコーナリングし、状態の悪い路面を走り、空いている道で加速し、これらを五感で感じ取ってみてください。 ご自分で感じることを尊重して、コペンをよく吟味し、ご判断ください。無責任な他人の声など意味ないですよ。 |
やめた方がいい | |
欠点 | 「否定的・ネガティブなレビュー」には様々な改善点・短所・欠点が指摘されています。やはり、試乗したり、クルマの内外を時間をかけてご自分の目で確認することをおすすめします。 レビューで指摘されていることのうち、ご自分にとってそれが許容範囲か、それともかなり問題か、実物に当たってこそ判断ができます。 |
辛口評価 | |
乗ってる男 | コペンに乗っている男性は、けっこう年齢幅が広いようです。20代の免許取って間もない男性もいれば、会社を引退したばかりの男性が引退記念に自分へのご褒美として購入するケースもあるようです。 実際、わたしも幅広い年齢のコペンオーナーをあちこちで目撃しています。数は少ないですが、女性オーナーも見かけます。年齢はちょっとわからなかったかも笑。 ーーーーーーーーーーーー ある調査によると、女性目線で彼氏に乗って欲しくない車のなかに「オープンカー」が入っています。 なんと、私の記事にもあって、その記事ではランキング8位に「オープンカー」が登場していて、乗って欲しくない理由として、「スポーツカーはかっこいいが、時に見栄を張っているように感じられる。また、高速での運転が好きな印象を与え、安全運転に対する信頼を損なうことも。」などと書いてあります。 でも、この理由はコペンには当てはまりませんね。だって狂、見栄を張って乗っているようには誰の目にも映らないでしょう。それからスピード狂にも見えないでしょう。 いずれにしても、コペンやS660のようなクルマは極々少数派の車なので、周囲からの理解が得られにくい点はやむを得ないところかもしれません。 そもそもオープンカーで走るとどんな感じがするのか、実際の感覚をご存じない人が大多数です。無理解な人がいてもしょうがないです。 あまり過度に他人の視線を気にかけずに、オープンカーと暮らすことの楽しさをごく普通に普段の生活の中でさりげなく表現していれば、周囲の人も「なんかよさそう」「楽し気」と受け取ってくれるのではないでしょうか。 私も以前ホンダのビート(軽のオープンカー)に乗っていましたが、その時のことを思い起こすと、周囲の視線は100%気にしていなかったですね。夏の夜や冬の休日にあちこち走って、人の見ていないところで意味もなく笑っていました。 心底楽しくて腹の底から笑いがこみあげてくるのです。 |
乗ってる人のイメージ | |
乗り心地 | コペンの乗り心地に関しては、やや硬めという意見が最も多いようです。しかしながら、スポーツカーの場合、やや硬めであることは必ずしもマイナスの評価ではありません。それだけ操縦安定性が増していることを意味するからです。 また、複数のレビューとして、走りが楽しいと同時に買い物などの日常使用にも適しているという声があります。 乗り心地は、クルマの評価項目の中で最も個人差が出る項目です。やはり、試乗して確認するのが一番です。できることなら、レンタカーやカーシェアである程度の時間を確保して、様々な条件で乗り味を確かめることをおすすめします。 |
レビューサイトの平均評価点のご案内
コペン セロが有名なレビューサイトでどう評価されているか、以下ご紹介します。
※2023年12月14日時点
ライバル車とその特徴
コペン セロのライバル車とその特徴をまとめました。
車名 | 特徴 |
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マツダ ロードスター |
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スズキ スイフトスポーツ |
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ホンダ S660 |
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どんな人におすすめ?
コペン セロがおすすめの人物像
人物像 | 理由 |
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軽自動車のオープンカーが好きな人 | コペン セロは、軽自動車のオープンカーとしては実質的に唯一の選択肢であり、独特の走行感覚が楽しめる。また、デザインもスタイリッシュで、オープンカーの開放感を存分に味わうことができる。 |
個性的な車に乗りたい人 | コペン セロは、他の軽自動車とは一線を画す個性的なデザインが特徴。また、オープンカーの開放感は、他の車ではなかなか味わえないものである。 |
コンパクトな車が好きな人 | コペン セロは、全長3,395mm、全幅1,475mmと、軽自動車の枠を目いっぱい使ったサイズ。狭い道や駐車場でも取り回しがしやすい。 |
冒険ドライブがしたい人 | ちょうどバイクに乗っているときのように、ふとした細い道、通ったことのない未知の道に、フラット入っていきたくなる車で、実際、入っていってしまう。馴染みのない道を走ることは、それ自体が冒険となる。 |
コペン セロに興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないダイハツの他の車種があるとしたら、それは何?
思わず目移りしてしまうかもしれないダイハツの他の車種ですが、悪いけど、ないですね。何もない。コペンお目当てにディーラーを訪れた人が、タントに目移りするでしょうか?ありえない話です笑。
まとめ
『コペン セロ大解剖:買って後悔・やめた方がいい・欠点・乗ってる男・乗ってる人のイメージ・乗り心地・辛口評価を重点的に検証!』のテーマで解説してきました。
本記事では、ダイハツ コペン セロに関する幅広い情報をご紹介しました。スペックや価格の基本情報から、ユーザーによる生の声、肯定的・否定的なレビューを詳細に分析しました。
さらに、ライバル車との比較や、どんな人に適しているかなど、様々な角度からコペン セロを検証しました。この記事が、コペン セロに興味を持つ方々や購入を考えている方々の参考になれば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。
