ヤマハ・トリシティ125全解剖:欠点・後悔・壊れやすい・事故率・ロングツーリングつらいを検証!

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【記事丸わかり】

  1. モデル概要: ヤマハ・トリシティ125は3輪機構のLMW(リーニング・マルチ・ホイール)技術を採用しており、安定感と操縦性を向上させています。
  2. 基本スペック: 水冷・4ストローク・SOHC・4バルブエンジンを搭載し、総排気量は124ccで、最高出力9.0kW、最大トルク11N・mです。
  3. 機能性: スマートキー、スマートフォン連携機能、LEDヘッドランプ、広い収納スペースを備え、利便性が高いです。
  4. 価格: 2023年10月時点での価格は495,000円(税込)。
  5. 否定的な評価: 取り回しの重さ、価格の高さ、山道でのパワー不足、硬いサスペンション、燃費の劣化が指摘されています。
  6. 市場での位置付け: 独特な3輪構造により、特定のニーズを持つユーザーに訴求していますが、一部での批判も存在します。
  7. 適したユーザー: 初心者や高齢者、通勤や短距離移動を主に考えるユーザーに最適です。
  8. 設計と技術: 「BLUE CORE」エンジン技術やパラレログラムリンクを含む独特のフレーム設計で、高い走行性能を実現しています。
  9. 燃費: WMTCモードで44.9km/Lという燃費を記録していますが、一部のユーザーからは燃費に関する不満の声もあります。
  10. 安全性と機能: 高い安全性を備えており、雨天時の安定性や夜間の視認性が良好ですが、一部で取り回しの難しさや価格に関する懸念が表明されています。

ヤマハ・トリシティ125は、3輪構造と安定した走行性能で特定の市場ニーズを満たしていますが、価格や一部の機能面での批判も存在するため、購入時にはこれらの点を考慮する必要があります。

⇒⇒トリシティ TRICITY 125 YAMAHA【試乗インプレ】TRICITY 155と比較した正直な感想

ヤマハ・トリシティ125全解剖:欠点・後悔・壊れやすい・事故率・ロングツーリングつらいを検証!

ヤマハ・トリシティ125:YAMAHA

バイク選びは一筋縄ではいかないもの。特に新しい形態のバイクとなると、より多くの情報と見識が求められます。今回の記事では、人気が高まっているヤマハ・トリシティ125にスポットを当て、魅力と問題点を徹底解剖します。

この記事では、バイクの基本スペックから価格、実際のユーザーレビューに至るまで、多角的にトリシティ125を評価します。購入前に知っておくべき「欠点」「後悔するポイント」「壊れやすさ」「事故率」など、少々イタイ情報も包み隠さずお伝えします。長距離のツーリングでの使い勝手や、他のライバル車との比較にも触れています。

トリシティ125がどんな人に向いているのか、最後にはその点も明らかにしています。購入を考えている方、興味がある方は必見です。

どんなバイク?

ヤマハのトリシティ125は、ヤマハが提唱するLMW(リーニング・マルチ・ホイール)というコンセプトに基づいて作られたバイクです。LMWとは、「傾いて曲がる3輪以上の乗り物」のことです。

トリシティ125は第二種原動機付自転車(原付第二種)です。『AT小型限定普通自動二輪免許』以上の二輪免許で運転可能です。つまり、通常のゲンニと同様に乗れるということです。

特長

  1. LMWアッカーマン・ジオメトリ採用: 自然で滑らかな旋回性を実現。パラレログラムリンクと片持ちテレスコピックサスペンションを用いて、安定感と爽快感を両立。
  2. 新“BLUE CORE”エンジン: ストップ&スタートシステムとSMG(スマートモータージェネレーター)で始動も静か。
  3. スマートキー採用: ポケットなどにキーを入れておくだけで各種操作が可能。
  4. 新フレーム: 足元の自由度を広げたフットボード。
  5. 新デザインのメーターパネル: スマートフォン連携機能に対応。
  6. Yamaha Motorcycle Connect: 専用アプリと連携して、車両情報を提供。メンテナンスタイミングのリコメンド機能なども。
  7. LEDヘッドランプ: 照射範囲が拡大したLEDヘッドランプ。
  8. 容量約23.5ℓのシート下トランク: 広々スペース。ただし貴重品は入れないでくださいとの注意書きあり。

スペック

ヤマハ・トリシティ125のスペック(主要諸元)を以下にまとめました。

項目仕様
車名トリシティ125
型式8BJ-SEK1J/E34AE
フレーム形式アンダーボーン
全長×全幅×全高1,995mm×750mm×1,215mm
最低地上高165mm
シート高770mm
エンジン種類水冷・4ストローク・SOHC・4バルブ
総排気量124㎤
最高出力9.0kW(12PS)/8,000r/min
最大トルク11N・m(1.1kgf・m)/6,000r/min
燃料タンク容量7.2L(無鉛レギュラーガソリン指定)
乗車定員2名
トランスミッション形式Vベルト式無段変速/オートマチック
車両重量168kg
燃料消費率(km/L)
  • 定地燃費値 45.5km/L
  • WMTCモード値 44.9km/L

乗車定員が2名という点や、燃料消費率がWMTCモードで44.9km/Lと比較的良好であることが注目されます。フレーム形式が「アンダーボーン」であり、エンジン種類が「水冷・4ストローク・SOHC・4バルブ」となっているのも特徴的です。これらの仕様はこのバイクがどのような用途や走行環境で最も性能を発揮するのか、購入を検討する際の重要な参考ポイントとなるでしょう。

価格

トリシティ125の価格です。※2023年10月時点

495,000円(税込)

否定的・ネガティブなレビューをご紹介

この記事のテーマは「ヤマハ・トリシティ125全解剖:欠点・後悔・壊れやすい・事故率・ロングツーリングつらいを検証!」です。

検証するには材料が必要です。

まず、ヤマハ・トリシティ125に関する否定的・ネガティブなレビューをご案内します。その後でレビュー内容を分析します。


  • デザインが奇抜で、見慣れるまで違和感がある。
  • 山道でのパワー不足が感じられる。
  • 長い登り坂ではアクセル全開でも速度が落ちる。
  • ダンパーが固く、舗装が荒れた路面では突き上げが厳しい。
  • エンジン音が大きい。
  • 燃費があまり良くない(38km/L)。
  • 純正ミラーが見づらい。
  • メットインスペースが大きくはない。
  • 価格が高め。
  • 重量があり、一定の体力が必要。

 

  • 取り回しが悪く、駐輪場やUターンで苦労する。
  • 価格が高く、新車で40万円越えはちょっと厳しい。
  • 足元が狭く、ハンドルまでの距離も遠い。
  • リアの乗り心地が硬く、荒れた路面での衝撃が大きい。
  • 燃費が30㎞/リットルと、特に良いわけではない。
  • ミラーが小さくて見づらい。
  • メットインスペースが小さい。
  • 共通部品が少なく、独自のメカニズムで修理費が高くなる可能性がある。

 

  • 燃費が予想より悪い。
  • 車体が重いので、傾くと倒れやすい。
  • 駐輪場が限られるため、停める場所に工夫が必要。
  • タイヤ交換や部品代が高い。
  • 低速でのUターンなどで安定性が不足。
  • 煽られることがある(原付二種のため)。
  • ロービームのLEDヘッドライトが暗い。

 

  • 前輪が同時に段差を越えるとき、衝撃が大きい。
  • Uターン時に傾いたまま止まるので、バランスが取りづらい。
  • ハンドリングが重い。
  • 取り回しが難しい、特に前が重い。
  • 居住スペースと積載スペースが限られている。
  • シートが横に広く、足つきが良くない。

 

  • 車両重量があるので取り回しが重い
  • フロント2輪のため、小回りが効かない
  • 足元が狭い
  • ヘルメットロックが付いていない
  • シート下が小さく、ジェットヘル程度しか収まらない
  • 海外生産品のため品質が悪い
  • 加速、減速でも車重の重さが気になる
  • 2023年の125cc国内モデルにはABSが付いていない
  • メットインスペースのLED照明が省略されている
  • シガーソケットの蓋閉め問題
  • 125ccと155ccとの差別化が不明瞭

 

  • メットインの収納スペースが狭い。
  • 取り回しが重い。
  • 足つきが悪い。
  • シート高765mmは予想よりも高く、初めて乗る人にとっては違和感がある。
  • 積載量が少ない。後部ボックスにヘルメットが2個入らない。
  • 125ccとしては重量と大きさで人を選ぶバイク。
  • 燃費は特に良くもなく、悪くもない。

 

  • メットインのスペースが狭くてフルフェイスヘルメットが入らない。
  • バザードスイッチがない。
  • 初期型のライトが暗い。
  • 部品がちょくちょく壊れる。
  • 短い航続距離でよく給油が必要。
  • 燃費が約30キロとそこまで高くない。
  • 足元の広さが限られている。
  • バッテリー、プラグ、オイル交換の口が手の入りにくい場所にあり、整備性が良くない。
  • センタースタンドが立てにくい。
  • スタンドが不注意で破損しやすい。
  • 新型が大型化しているらしく、それが気になる。

上記の否定的・ネガティブなレビューの分析結果

ヤマハ・トリシティ125に対する上記レビューから得られる主なポイントは以下の通りです:

  1. 操作性・操縦性: 多くのレビューで取り回しが重く、駐輪場やUターンでの操作が難しいと指摘されています。ハンドリングも重く感じられ、前輪が重いため、バランスが取りづらい。
  2. 快適性: ダンパーが硬く、荒れた路面での乗り心地が悪い。リアも硬く、足元のスペースやシートの設計も不満があるようです。
  3. パフォーマンス: 山道でのパワー不足、低速での安定性不足、長い登り坂での速度低下など、エンジン性能に対する不満が多い。
  4. 燃費: 燃費が平均的または以下であり、それが多くのユーザーにとってマイナスポイントである。
  5. 整備性とコスト: 部品代や修理費が高い可能性があり、独自のメカニズムによる共通部品の少なさがその要因とされています。
  6. 装備と機能: メットインスペースが狭い、照明が暗い、シガーソケットの問題、ABSがないなど、装備面でも多くの不満が見られます。
  7. デザインとサイズ: 車体が大きく重い。デザインが奇抜で違和感があるという意見もあります。

総評

ヤマハ・トリシティ125は、操作性、快適性、パフォーマンス、コスト面で多くの不満点が指摘されています。都市部の狭い環境や多様な道路状況に対応するには、多くの改善点が必要とされているようです。そのため、価格が高いにもかかわらず、コストに見合った価値を感じられない人が一定数存在するようです。

肯定的・ポジティブなレビューをご紹介

次に、ヤマハ・トリシティ125に関する肯定的・ポジティブなレビューをご案内します。その後でレビュー内容を分析します。


  • 低中速から力強く、ストレスなく走れる。
  • 安定感が非常に高い。
  • 雨天でも安心して走れる。
  • 足元のスペースが窮屈ではない。
  • 長距離でもお尻が痛くならない。
  • ハンドリングが重いが、それが安定感をもたらしている。
  • 前後重量配分が良く、安定した走りができる。
  • LEDのポジションランプが明るく、夜間の視認性が良い。
  • 3輪でありながら、2輪の乗り心地を楽しめる。
  • 高い安全性で、高齢者でも安心して乗れる。

 

  • デザインが非常に未来的でかっこいい。
  • 125ccながら意外とパワフルで、タンデムでも問題ない。
  • 安定感があり、フロントの接地感が素晴らしい。
  • 雨や小雪でも安定して走行できる。
  • ブレーキが非常にしっかりしている。
  • タンデムの乗り心地は概ね快適。
  • 独自の乗り物として、他の2輪では得られない安定感がある。
  • 通勤用としては非常に便利で安全。
  • ヤマハの技術力が高く、信頼性がある。

 

  • デザインが好評で、子どもや外国人から好評。
  • 3輪の安全性が高く、初心者でも安心。
  • 雨天や強風でも安定した走行が可能。
  • 車体が重いが、それでも取り回しは悪くない。
  • 通勤用として非常に便利。
  • コロナの影響で電車から乗り換えたが、通勤が楽しくなった。
  • 連続するカーブなどでの運転が楽しい。
  • 運転中によく話しかけられる、目立つ存在。

 

  • フロント2輪による絶大な安心感。
  • 強風や大雨でも安定して走れる。
  • ABSがなくても、前輪がロックしても安全。
  • 乗れば乗るほどフロント2輪の意義がわかる。
  • 「ゆるキャン△」コラボカラーで目立つ。
  • ある程度の速度では大型バイクのような安定感。
  • 燃費が良い(40km/L)。
  • テールBOX標準装備で収納も便利。
  • 洗車がしやすい。
  • 一度は乗ってみたいという魅力がある。

 

  • 車両重量があるので走行は安定感がある
  • フロントタイヤが2つあるので振動が少ない
  • 雨の日でもスリップや転倒が少ない
  • 通勤、近場のツーリングに適している
  • 立ち転けがないので、原二デビューの人におすすめ
  • 大きな故障はなく、安心して乗れる
  • ウェット路での安心感
  • 小径ホイールの車種と比べて低速の安定性が良い
  • コーナリングが安定する
  • 直進安定性も良い
  • タンデムも安心して走れる
  • スマートキーが便利
  • 燃費が良い(41~43km/l)

 

  • 3輪の安定感があり、転倒の心配が少ない。
  • Frがスリップしにくく、安心感がある。
  • 季節や天気に関係なく乗れる。
  • 前2輪にディスクブレーキとABSが装備されており、非常に安全。
  • 三輪タイプなので、ウエット路面やカーブでも安心。
  • ヤマハの技術力が感じられる高品質なバイク。
  • 安全に走りたい人には最適な選択。

 

  • 前輪の操舵が重くて安定している。
  • 山道や不整地でも安心して走れる。
  • 三輪なので、坂道や緊急停止でも安定。
  • マルチインフォメーションメーターが大きく見やすい。
  • 外気温計と時計がついていて便利。
  • 長距離走行も快適で疲れにくい。
  • カウリングの効果で風圧を受けにくい。
  • ブレーキの制動性能が高い。
  • 唯一無二のヤマハデザイン。
  • ナックルバイザーを付けることで手に当たる風も大幅に軽減。
  • ガソリンタンクのキャップは簡素で作りも雑だが、それが逆に愛着を感じさせる。

上記の肯定的・ポジティブなレビューの分析結果

ヤマハ・トリシティ125に関するこれらのレビューからは、いくつかの主要なポイントが浮かび上がります。

  1. 高い安全性と安定性: トリシティ125は3輪であり、前輪が2つあることで非常に安定していると評価されています。悪天候やウェット路面でも安定性と安全性は高く、初心者や高齢者でも安心して乗ることができるとされています。
  2. 快適な乗り心地: 長距離走行でも疲れにくく、足元のスペースも広いという評価が多いです。タンデムの乗り心地も良いとされています。
  3. パワフルな性能: 125ccという小排気量ながら、パワーはタンデム走行でも問題ないレベルにあると評価されています。
  4. 高い利便性: 通勤用として非常に便利と評価されており、収納スペースも豊富でスマートキーが便利とされています。燃費が良い点も利便性に寄与しています。
  5. デザインと視認性: デザインは未来的でかっこよく、子どもや外国人からの評価が高いとされています。LEDランプの明るさで夜間の視認性も高いと評価されています。
  6. ブランドの信頼性: ヤマハの技術力が高く、大きな故障が少ないという評価もあり、信頼性が高いとされています。
  7. 個性と楽しさ: 独自の3輪デザインや「ゆるキャン△」コラボカラーなど、個性的で目立つ要素も評価されています。連続するカーブなどでの運転が楽しいという感想もあります。
  8. 機能と装備: マルチインフォメーションメーターや外気温計、時計など、便利な装備も豊富です。

総じて、ヤマハ・トリシティ125は安全性と安定性に優れ、多様な層にアピールする多機能かつ高性能なバイクであると評価されています。

レビューサイトの平均評価点のご案内

ヤマハ・トリシティ125が有名なレビューサイトでどう評価されているか、以下ご紹介します。

レビューサイトを参考にする際、「平均評価点」というのはとても重要な指標です。項目別のレビューなどいくら並べ立てても、実はバイク選びにはあまり参考になりません。

バイクのような趣味性の強いモノは、「いろいろ言うべきことはあるだろうが、結局のところ好きなのか嫌いなのか」、そこが最も知りたいところであり、「平均評価点」はこれを知る近道です。

※2023年10月3日時点

上記平均評価点の分析結果

ヤマハ・トリシティ125の平均評価点にはサイトによってばらつきが見られます。それぞれの数字にはそのサイトのコンテンツの特性や利用者層が影響している可能性があります。

  1. みんカラ:4.56点(5点満点)
    このサイトはカーライフやバイクライフに特化しており、利用者は一般的に愛車に対する情熱が高いです。4.56点という高評価は、ヤマハ・トリシティ125がこのような愛車家たちからも高い評価を受けていることを示しています。
  2. 価格コム:4.25点(5点満点)
    価格比較サイトであるため、価格面での評価も含まれている可能性が高いです。4.25点は依然として高評価であり、コストパフォーマンスが良いと感じる人が多いと考えられます。
  3. ウェビック:3.54点(5点満点)
    ウェビックはバイクパーツや用品も取り扱っている専門性の高いサイトです。3.54点という評価は他のサイトに比べて低いですが、これは専門家や経験豊富なライダーが厳しい評価をする場合もあるため、特定の側面で改善の余地があるとされている可能性があります。

まとめ

  • みんカラと価格コムの高評価は、一般的な消費者からの支持が高いことを示しています。
  • ウェビックの評価が比較的低い理由としては、専門的な視点からの評価が多いため、特定の機能や性能面で改善の余地が指摘されている可能性が考えられます。

「欠点」「後悔」「壊れやすい」「事故率」「ロングツーリングつらい」を重点的に分析

この記事のテーマは「ヤマハ・トリシティ125全解剖:欠点・後悔・壊れやすい・事故率・ロングツーリングつらいを検証!」というものです。

テーマの重点項目である「欠点」「後悔」「壊れやすい」「事故率」「ロングツーリングつらい」について、ここまで見てきたレビューを基に、検証したいと思います。

項目内容

欠点

デザインに違和感あり、パワー不足、燃費が良くない、価格が高め、取り回しが重い、メットインスペースが狭い

後悔

高価格、パワー不足で山道や長い登り坂が厳しい、燃費が期待外れ

壊れやすい

部品がちょくちょく壊れる、スタンドが破損しやすい

事故率

この項目に関しては次の章で取り上げています。

ロングツーリングつらい

舗装が荒れた路面での突き上げが厳しい、リアの乗り心地が硬い、短い航続距離でよく給油が必要

一部ではありますが、上記のような評価があることは認識しておいていただきたいと思います。

事故率は多い?少ない?

トリシティの事故率のデータはネット上には見当たりませんでした。ですが、様々なレビューを総合すると、次のようなことが言えると思います。

  • 3輪ゆえに初心者が安全性が高いと過信して事故を起こす可能性がある。
  • 通常の2輪とは違い、中途半端な安定感があるため、誤って「このバイクは倒れない」と思い込むことがある。
  • トリシティではないが配達用の3輪バイクが倒れた例があり、一度体制が崩れると立て直せない。
  • 試乗会で停車時に転倒する女性がいた。フロントが重く、曲がりにくいとの意見も。
  • 車体が重いため、停車時に転倒するとダメージが大きい。

当記事の筆者も、トリシティではありませんが、ホンダの3輪バイクであるキャノピーに数年間乗っていました。上記で指摘されていることは誠にそのとおりであり、注意すべきです。ですが、いずれも「慣れ」で解決する問題です。100%慣れで解決します。

私見ですが、トリシティでもしも問題になるとしたら、車両価格が高いこと、駐輪場が確保できるか、この2点です。あとはメリットの方が上回ると思います。

ライバル車とその特徴

ヤマハ・トリシティ125のライバル車と特徴をまとめました。

3輪の乗り物には、他にトライクもあればもっと排気量の大きなバイクがあります。

ですが、原付2種であるトリシティ125の直接のライバルは存在しないようです。結局は、区分が異なりますが、現状ではトリシティのライバルはトリシティのみかもしれません。

車名特徴
トリシティ155
  • トリシティ155は、ヤマハの155ccの3輪スクーターです。フロントに2輪、リアに1輪を配置したLMW(Leaning Multi Wheel)機構を採用しており、安定感のある走行が特徴です。
  • エンジンは、155ccの水冷4ストローク単気筒エンジンを搭載しています。最高出力は15ps、最大トルクは14Nmを発揮します。WMTCモード値は42.1km/Lと良好であり、燃費性能に優れています。
  • 価格:566,500円

⇒⇒レビュー記事

トリシティ300
  • トリシティ300は、ヤマハの292ccの3輪スクーターです。フロントに2輪、リアに1輪を配置したLMW(Leaning Multi Wheel)機構を採用しており、安定感のある走行が特徴です。
  • エンジンは、292ccの水冷4ストローク単気筒エンジンを搭載しています。最高出力は29ps、最大トルクは29Nmを発揮します。WMTCモード値は31.5km/Lです。
  • 価格:957,000円

⇒⇒レビュー記事

どんな人におすすめ?

ヤマハ・トリシティ125がおすすめの人物像をまとめました。

おすすめの人物説明
初心者ライダー三輪設計により安定感があり、バイクの取り扱いが容易。
都市部の住民コンパクトな設計で、狭い道でも取り回しが良い。
通勤・通学者燃費が良く、日常使用に適している。
積載量が必要な人荷物の収納スペースが豊富で、ショッピングも可能。
シニアライダー三輪設計がバランスを取りやすく、高齢者でも安全に運転できる。

ヤマハ・トリシティ125は多様なニーズに対応できるバイクであることがわかります。初心者から経験者、都市部の住民からシニアまで、幅広い層に対して使い勝手の良さを提供できるモデルです。三輪設計は多くの人に安定した走行を提供し、日常使用から特定の用途まで柔軟に対応します。

レビュアーの中には、ファーストタッチの違和感を大仰に語る人がいますが、あのですね、そういうのは100%慣れで解消できる部分なのですね。何言ってるのか、と思いますね。ちょっと広めの駐輪場所があり、予算が合うなら、買いのバイクだと思います。

ヤマハ・トリシティ125に興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないYamahaの他の車種があるとしたら、それは何?

思わず目移りしてしまうかもしれないYamahaの他の車種をまとめました。

排気量の大きなトリシティに目移りするかもしれませんが、それはすでに触れたので、ここでは2輪のモデルを取り上げます。

車種特長
NMAX (125)
  • ヤマハNMAX(125)は、ヤマハの124ccのスクーターです。スタイリッシュなデザインと扱いやすさが特徴で、通勤や街乗り、ツーリングなど、幅広い用途に適しています。
  • エンジンは、124ccの水冷4ストローク単気筒エンジンを搭載しています。最高出力は12ps、最大トルクは11Nmを発揮します。WMTCモード値は46.9km/Lと良好であり、燃費性能に優れています。
  • 価格:379,500円

⇒⇒レビュー記事

YZF-R125
  • YZF-R125は、ヤマハの124ccのスーパースポーツバイクです。YZF-Rシリーズのデザインを継承したスタイリッシュな外観と、軽快な走行性能が特徴です。
  • エンジンは、124ccの水冷4ストローク単気筒エンジンを搭載しています。最高出力は15ps、最大トルクは12Nmを発揮します。WMTCモード値は49.4km/Lと良好であり、燃費性能に優れています。
  • 価格:517,000円

まとめ

通常の二輪車とは一味違い、独自の魅力と特性を持つヤマハ・トリシティ125。この記事を通じて、その全貌に迫ってきました。基本的なスペックと価格から始め、実際のユーザーレビューによる賞賛と批評に触れました。さらには、事故率や長距離ツーリングでの快適性についても考察し、実態を解明しました。

トリシティ125に興味を持つ方が他の選択肢に目を向ける可能性も、Yamahaの特定の車種についても触れておきました。この記事が、あなたのバイク選びに少しでも役立つことを願っています。ご覧いただきありがとうございました。

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Mr.乱視
この記事は当サイトの管理人ミスター乱視が執筆しています。引用元・参照元を明示した信頼性の高い記事をお届けします。

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