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【記事丸わかり】
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ダイハツのワンダフルパスポートは必要か?費用や注意点を解説
新車購入時に加入をすすめられる「ワンダフルパスポート」。新車を購入したばかりで、これ以上費用の負担をかけたくないという方もいるでしょう。
こちらの記事では費用や注意点を解説し、「ワンダフルパスポートは必要か?」という疑問を解消します。
ダイハツの「ワンダフルパスポート」とは
ダイハツの「ワンダフルパスポート」は、定期点検やオイル交換などをセットにした点検パックです。
ワンダフルパスポートの種類
ワンダフルパスポートは、主に以下のプランが設定されています。
- 5年プラン
- 3年プラン
- 2年プラン
また、中古車を購入した場合には、「ワンダフルパスポートU-CAR」、ダイハツ車以外には「ファミリーワンダフルパスポート」が用意されています。
費用の目安
ワンダフルパスポートの費用は、販売会社によって異なります。ダイハツ広島の価格を例にすると、
3年プランのワンダフルパスポート36が65,780円、5年プランだと119,350円となります。(ダイハツ広島)
定期点検、オイル交換、消耗品交換など全て料金に含まれているため、通常よりも3~4割近くお得な価格設定です。
ワンダフルパスポートは必要か?を検証
ワンダフルパスポートは価格は高めですが、加入する価値は十分にあると考えます。こちらの章では、加入するメリットについて詳しく解説します。
忘れずに点検整備ができる
ディーラー点検のメリットは、点検整備時期の前にハガキや電話で案内が来る点です。そのため、点検を忘れることなく、車の状態を常に良好に保てます。
シニア割や会員特典も
ワンダフルパスポートは、会員特典も豊富にあるため充実したサービスが受けられます。(※特典はディーラーにより異なる)
【例】
- シニア特別割引
- スマートアシスト点検特別割引
- 消耗部品5%割
Web入庫予約で24時間予約OK
ダイハツディーラーでは、「すぐらくピット」から車検・点検・整備の予約がいつでも簡単にできます。ディーラーの営業時間を気にせずに予約や変更が可能なので、お仕事などで多忙な方も安心です。
全国ネットワーク移転制度
ダイハツでは、転居先のダイハツ販売会社の利用が可能です。全国のネットワーク移転制度があり、転勤等で引っ越しがあっても、ワンダフルパスポートもそのまま継続して利用できます。
認定技術の確かな整備
ディーラーでの点検は、ダイハツの技術認定を受けたプロの整備士が整備を実施します。ダイハツの認定なので、ダイハツ車のそれぞれの特徴や弱点を知っています。
そのため、安心してお任せできる点も大きな魅力と言えるでしょう。
ワンダフルサポートの注意点
ワンダフルサポートには、いくつかの注意点も存在しますので、事前に確認しておきましょう。
車検の法定費用は無料にならない
点検パックには車検の費用は含まれていますが、車検時に必要な「法定費用」は含まれていません。
【法定費用】
- 自賠責保険料
- 自動車重量税
- 検査手数料の印紙代
そのため、法定費用だけでも3~4万円かかることを覚えておきましょう。さらに、車検時に部品交換が必要になった場合は、別途実費で支払う可能性もあるので注意が必要です。※ワンダフルサポートの対象に含まれる部品の交換はもちろん無料です。
一般の業者に比べると車検整備費用が高い
ディーラーは確かな技術力のもとで、丁寧に点検業務をしてくれるという安心感がありますが、一般的な車検業者に比べると価格は高めです。
基本的な整備なら一般の業者で十分という方は、そのあたりの費用感も含めて検討してください。
車の買い替えをすすめられる
ワンダフルサポートの加入によって、半年に1度と頻繁にディーラーに足を運ぶことになるため、担当者から車の買い替えなどの営業を受けることもあるでしょう。車の買い換えを検討していない場合は、このような提案を断らなければなりません。
しかし、直接ディーラーに出向くことで整備のアドバイスが直接受けられるといったメリットもあります。
まとめ
ダイハツのワンダフルパスポートの費用や注意点を分かりやすく解説しました。一部で注意点はあるものの、加入しておいて損はないと思います。
ワンダフルパスポートの加入が必要かどうかは、メリットやデメリットをよく検討してから決めましょう。
それと、ワンダフルサポートは値引き交渉の材料としても十分使えますよ。「契約するから、ワンダフルサポートを無料にして(あるいは半額にして)」というように。最後の切り札として使ってください。
ご覧いただきありがとうございます。