給油のためにガソリンスタンドに立ち寄ったところ、サービスでエンジンルームの点検をしてもらい、その結果エンジンオイルの量が減っていることがわかりました。
この場合、エンジンオイルをそっくり交換するのではなく、不足分だけ継ぎ足し補充してもらってもいいのでしょうか?
しかも、同じ銘柄のオイルがないので違う種類のオイルを継ぎ足してもらうのはどうなんでしょう?
エンジンが壊れてしまうのか、それともそんな心配は無用なのか・・・?
継ぎ足し補充は良くないが、応急的にはアリ
場面にもよる問題だと思います。
車検に出した車を点検してみたら、エンジンオイルがオイルゲージに届かないほど減っていたら、これは100%交換すべきでしょう。迷う余地はありません。
しかし、たまたま立ち寄ったガソリンスタンドで「エンジンオイルが減ってますよ」と言われたら、これは判断に迷うでしょう。
こういうケースでは、後日ちゃんとエンジンオイルを交換(つまりいったんすべて排出してそこに新しいオイルを入れる)することを前提に、あくまでも応急的に継ぎ足し補充するのはアリです。
とりあえず規定量までオイルを入れておけば、重大なエンジントラブルは避けることができます。
継ぎ足し補充は違う種類のオイルでもいい?
エンジンオイルには、粘度・種類・品質などいくつかの違いがあるので、理想を言えば、現在入っているオイルと全く同じ種類のオイルを継ぎ足し補充すべきです。
しかし、あくまでも応急的な補充であれば、あまり種類の違いを気にかけることはありません。
種類の違いよりオイルの量が不足していることのほうがはるかに危険な状態です。
まずは必要な量だけ継ぎ足し補充しておいて、あとはディーラーや整備工場でちゃんと全量交換すればいいと思います。
常習的に継ぎ足し補充しているとエンジンが壊れる
一時的な処置でなく、とにかくオイルが減ったら継ぎ足し補充するということを常習的に行っていると、そのうちにエンジンが壊れます。
というより、しょっちゅうエンジンオイルの量が減ること自体、すでにどこかに不具合が発生している証拠です。
マフラーから白煙が出る、エンジン回りにオイルのシミがある、駐車した後に黒いオイル染みが残る、といったことがあれば、これはどこかが壊れているのでプロに点検してもらってください。
下記の記事も参考になさってください。
ご覧いただきありがとうございました。