【記事丸わかり】
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ソニー損保の弁護士特約には2つのタイプがあります。
「自動車事故のみ」と「自動車+日常事故」です。
自動車事故に加え自動車事故とは関係ない日常生活において被害者になった場合の弁護士費用等を補償するのが「自動車+日常事故」です。
2017年3月31日以前は日常事故に関する補償を「日常事故解決費用特約」と呼んでいました。
それ以後の契約では、自動車事故の補償と合体させて「自動車+日常事故」という名称に変更になっています。
なお、日常生活における事故とは歩行中に自転車にハネられてケガをするような被害事故のことで、離婚問題などは対象外です。
このページではソニー損保の弁護士特約に関して日常事故の補償に焦点を当てて解説しています。
しばらくお付き合いいただけると幸いです。
ソニー損保:弁護士特約には2つのタイプがある
ソニー損保の弁護士特約には2つの補償タイプがあります。
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「自動車事故のみ」のタイプでは、自動車事故で被害者になり、相手方に法律上の損害賠償請求を行う際に負担した弁護士報酬や法律相談に要した費用が支払われます。
次のような事故が対象になります。
- 赤信号で停止中に後続車に追突された
- 走行中にセンターラインをオーバーしてきた対向車に正面衝突された
- 駐車場に駐車中に他車にぶつけられた
次に、「自動車+日常事故」のタイプは、「自動車事故のみ」の補償に加えて、他人が飼っている犬にかまれるなど日常生活での事故の解決にかかる弁護士費用や法律相談費用などが支払われます。
この「自動車+日常事故」の補償内容ですが、「日常事故」の部分は次のような事故が対象になります。
- 歩行中に自転車にハネられケガをした
- マンションの上階で漏水があり、天井・壁・家財が被害を受けた
- 近所の犬に噛まれてケガをした
- 飼い犬が他人に暴行されてケガをした
- 歩行中にひったくりの被害にあった(後日犯人逮捕)
- キャッチボールをしていた近所の子供が窓ガラスを割った
- 歩行中にマンションの上階からものが落下してケガをした
- 公園で遊んでいた自分の子供が友達の振ったバットでケガをした
※上記のような被害事故が対象で、離婚相談等は対象外です。
※ソニー損保では2017年3月31日以前の契約では、上記「日常事故」の補償のことを日常事故解決費用特約と呼んでいましたが、それ以後は自動車事故の補償と合体させて「自動車+日常事故」という名称に変更になっています。
お子様がいらっしゃるご家庭で、お子様の被害事故が気がかりな場合は「自動車+日常事故」に加入すると安心だと思います。
ただし、この特約は被害にあった場合に必要とされる弁護士費用を補償するものです。
お子様が加害者の側になり、相手に損害賠償を支払わなければならない立場に立ったときはこの特約は使えません。
たとえば、お子様が自転車で他人にケガを負わせたりするリスクに備える場合は、ソニー損保の個人賠償特約に加入すると安心です。※弁護士特約も個人賠償特約もソニー損保でウェブ見積もりするとおすすめプランとして必ず出てきます
ソニー損保:「自動車+日常事故」
このページのテーマは、ソニー損保の弁護士特約のうち「日常事故(旧日常事故解決費用特約)」の内容についてです。
しかし、現在の弁護士特約は「自動車+日常事故」となっていて、自動車事故の被害者になったケースとセットになっているので、切り離して解説することができません。
以下、ソニー損保の弁護士特約について「自動車事故のみ」と「自動車+日常事故」をトータルに解説しています。
ソニー損保の弁護士特約 | |
<補償の対象になる人>
※道路歩行中の自動車被害事故に関しては上記が対象になりますが、自動車搭乗中の事故については次の人も補償の対象となります ※記名被保険者が法人の契約では契約車両による自動車事故のみ補償の対象となります | |
「自動車事故のみ」 |
※原動機付自転車(バイク)による事故を含みます |
「自動車+日常事故」 |
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この特約により支払われる保険金は次の2つです。 <弁護士費用等保険金>
<法律相談費用保険金>
※「自動車+日常事故」においては、事故の種類(自動車事故、日常の偶然な事故)ごとにこの限度額を適用します | |
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ソニー損保:弁護士特約(重要事項説明書の補足事項5ページ)
ソニー損保関連の下記の記事も参考になさってください。
ご覧いただきありがとうございました。