クラッチのオーバーホール|症状・時期|費用・工賃|交換必須な5点のパーツ

クラッチ・オーバーホール・費用・工賃・時期・症状

どんな症状が出たらオーバーホールか

オーバーホールが必要なほどクラッチが劣化すると、下記のような症状が出ます。

  • 発進時にうまくつながらずに滑る
  • 加速時に駆動力が空転して前に進まない
  • クラッチペダルの操作時に異音がする

誰にでもすぐにわかる異変は「滑り」です。

クラッチが滑ると、正常時はエンジン回転の高まりに比例して車が前に進んでいくのですが、回転だけが上がっていくだけの状態になります。

症状の出始めは、「あれっ」と思うものの、すぐに正常になって、その後しばらく同じ症状が出なかったりします。

しかし、またしばらくして、発進時や加速時に滑る症状が出てきて、やがて、頻繁に発生するようになります。

ここで大事なことは、できるだけ初期の症状でディーラーや整備工場に駆け込むことです。

クラッチの滑りを放置すると、クラッチディスクを取り囲む様々なパーツを次々に摩擦でダメにしていってしまい、結局、交換する部品点数が増えます。

つまり、交換費用、オーバーホール費用が跳ね上がってしまいます。

(※)とは言うものの、プロに見てもらう際には「再現性」がないと診断のしようがありません。クラッチが滑る症状がある程度頻繁に発生してからでないと、工場に持ち込んでも「もう少し様子を見てから」ということになってしまいます。 そのへんは適切な時期をご判断ください。

オーバーホールの時期

クラッチのオーバーホールの時期、交換時期というのは、ドライバーの使い方で相当差が出てきます。

半クラッチの使用時にできるだけアクセルを踏み込まない運転を心掛けている人、あまり頓着しないで盛大に半クラッチを使いまくる人、あるいは、スポーツ走行をしょっちゅうやる人、このようにクラッチ操作のやり方次第で10万キロ以上トラブル無しに走る人もあれば、3万キロ程度で滑り出すケースもあります。

オーバーホールの費用

クラッチのオーバーホールをする場合、通常は以下の5点は必ず交換します。したがって、オーバーホール費用=交換費用と考えていただいて結構です。

  1. クラッチディスク(フリクションディスク)
  2. クラッチレリーズベアリング
  3. クラッチカバー(プレッシャプレート)
  4. クランクシャフトのオイルシール
  5. パイロットベアリング

上記④と⑤は劣化しやすいパーツなので、同時交換しておかないと後日オイルシールから漏れなどがあったら、また高い工賃をかけてやり直さなければなりません。そのため、通常はこれらのパーツも同時交換します。

ディーラーや整備工場にクラッチのオーバーホール=交換を依頼した場合、部品代と工賃を合わせた総額で、45,000円~160,000円ほどかかります。

費用に大きな幅があるのは、クラッチ部分に手を入れる際、車により作業性が大きく異なるからです。比較的むき出しになっている車種なら安い工賃で済みますが、他のパーツを取り外してからでないとクラッチに届かない場合などは工賃だけで数万円が上乗せされます。

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元保険代理店代表です。現在はブログ記事作成を日課にしています。自動車保険の記事が中心ですが、その他クルマに関するお役立ち記事に取り組んでいます。わたしの2020年はインフルエンザで幕を開けました。38度5分まで熱が出て、タミフルを処方されました。A型インフルでした。1日2錠を5日間飲みました。飲んでいる間は人にうつすリスクを避けるために基本的に外出できません。服用して丸2日で平熱に戻りましたが、喉のガラガラにその後も苦しみました。いろんなことがいったんストップしてしまいます。恐ろしい1週間でした。・・・などと言っているうちに、何と、新型コロナウイルスの脅威です!!!手洗いなどの対策はもちろん大事ですけど、わたしは栄養バランスの良い食事で体力を養っておくことが最良の防衛策だと思います。たとえ感染してしまっても重症になる確率をおさえるには身体の余力が有効だと思うからです。もしもダイエットに励んでいる方がいたら、この時期だけは栄養を最優先になさっていただきたいと思います。みなさん、気をつけましょう。