ボールナット式ステアリング|構造・採用車種|トラック・ジムニー・ジープラングラー

ボールナット式ステアリング・構造・車種・トラック・ジムニー

ボールナット式ステアリングの構造

現在、ステアリングギアボックスの方式としては、ラック&ピニオン式とボールナット式がほとんどすべての車が採用している方式となります。

数の上では圧倒的にラック&ピニオン式が多く採用されていますが、依然として一部車種ではボールナット式が採用されています。

まずステアリングギアボックスですが、ドライバーがステアリングホイール(ハンドル)を切ると、その力がステアリングコラム⇒ステアリングシャフト⇒ステアリングギアボックスの順に伝わっていきます。

ステアリングギアボックスでは、その力をナックルアームに伝えることでタイヤが向きを変えます。

ここでボールナット式が登場します。

ボールナット機構では、ステアリングシャフトにウォームギアが直に刻まれています。このウォームギアがボールナットラックに差し込まれているのですが、このボールナットラックは内部に数多くのボールベアリングが配置されていて、ステアリングシャフトからの力を回転力に変えます。

ボールナットラックの外側には扇型のセクターギアが刻まれていて、回転することでピットマンアームを動かします。この動きがナックルアームに伝わり、最終的にタイヤが向きを変えます。

ボールナット式ステアリングの特徴

機構内でボールベアリングを使用することで、ハンドルが軽く、また路面からのキックバックを受けにくい利点があります。

また、耐久性が高いところもメリットで、トラックなどに多く採用されてきました。

その反面、一度切ったハンドルの戻りが悪く、また操舵にダイレクト感が薄いという弱点もあります。この弱点のせいでスポーツタイプの車には採用されないことが多くありました。

採用車種

現在、ボールナット式ステアリングは「絶滅危惧種」です。

乗用車の新車で採用されているのは、世界的に見ても、たぶんスズキのジムニー/ジムニーシエラだけかもしれません。

中古で購入できるものも含めれば、メルセデスベンツ・クライスラー・ゼネラルモーターズなどの一部車種(ジープラングラーなど)がありますが、他はほぼ存在しません。

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元保険代理店代表です。現在はブログ記事作成を日課にしています。自動車保険の記事が中心ですが、その他クルマに関するお役立ち記事に取り組んでいます。わたしの2020年はインフルエンザで幕を開けました。38度5分まで熱が出て、タミフルを処方されました。A型インフルでした。1日2錠を5日間飲みました。飲んでいる間は人にうつすリスクを避けるために基本的に外出できません。服用して丸2日で平熱に戻りましたが、喉のガラガラにその後も苦しみました。いろんなことがいったんストップしてしまいます。恐ろしい1週間でした。・・・などと言っているうちに、何と、新型コロナウイルスの脅威です!!!手洗いなどの対策はもちろん大事ですけど、わたしは栄養バランスの良い食事で体力を養っておくことが最良の防衛策だと思います。たとえ感染してしまっても重症になる確率をおさえるには身体の余力が有効だと思うからです。もしもダイエットに励んでいる方がいたら、この時期だけは栄養を最優先になさっていただきたいと思います。みなさん、気をつけましょう。