スペーシアベース大解剖・レビュー・評価・口コミ・評判：「欠点ある？」を重点的に検証！

スズキスペーシアベース（2022年8月～）：SUZUKI

皆さん、こんにちは。今回は、市場で注目を集めているスズキのスペーシアベースについて、徹底的に解析しました。この記事では、スペーシアベースのスペック、価格、そしてユーザーからのレビューを紹介します。

また、否定的な意見と肯定的な意見の両方を平等に取り上げ、総合的な評価を行います。さらに、スペーシアベースの欠点を探り、他の車種との比較も行い、どんな人に最適なのかを分析します。

最後に、スズキの他の車種と比較し、それぞれの魅力についても触れています。スペーシアベースに関する詳細な情報をお探しの方は、ぜひこの記事をお読みください。

どんなクルマ？

スズキのスペーシアベースは、2022年8月に登場した軽商用車です。

軽乗用車のシャシーをベースにしており、キャブオーバータイプの商用車と軽ハイトワゴンの中間に位置づけられています。

スペーシアベースのコンセプトは「遊びに仕事に空間自由自在。新しい使い方を実現する軽商用バン」です。

荷室面積が広く、標準装備のマルチボードを使って車中泊やワーケーションなど、目的に合わせた室内空間を自由に楽しむことができます。

スペーシアベースのライバル車は、三菱・デリカミニ、ダイハツ・タントファンクロス、スズキ・スペーシアギア、ホンダ・N-VANなどがあります。

スペック

スペーシアベース「GF 4WD」のスペックです。

新車価格	159万円
駆動方式	4WD
燃料	レギュラー
燃料タンク容量	27L
排気量	658cc
トランスミッション	CVT
乗車定員	4名
燃費（WLTCモード）	19.9km/L
最小回転半径	4.4m
最高出力	38[52]/6500 kW[PS]/rpm
最高トルク	60[6.1]/4000 N・m[kgf・m]/rpm
全長	3,395mm
全幅	1,475mm
全高	1,785mm
ホイールベース	2,460mm
最低地上高（未積載時）	150mm
車両重量	910kg

価格

スズキ・スペーシアベースの価格帯です。

139～166 万円

否定的・ネガティブなレビューをご紹介

この記事のテーマは『スペーシアベース大解剖・レビュー・評価・口コミ・評判：「欠点ある？」を重点的に検証！』です。

検証するには材料が必要です。

まず、スペーシアベースに関する否定的・ネガティブなレビューをご案内します。

インテリアがメッキ感が少なく、地味である。
アシストグリップの取り付け穴が塞がれており、DIYしないと吊り下げ収納ができない。
エンジンがターボやハイブリッド、エネチャージを搭載していない。
峠道や高速道路を使う際、52馬力のエンジンでは力不足を感じることがある。
信号待ちでの惰性停車時に、急に強めのエンジンブレーキがかかることがある。
ノンターボのため、遠出する際にはパワー不足を感じる。
燃費が12km/Lと、期待したほど良くない。

玩具っぽさが気になる
足回りがフニャフニャで運転がしにくい
低速時にアクセルオフ時の不快なショック
タコメーターや肘掛けが無い
デザインがイマイチなアルミホイール
リアシートが狭すぎる
エンジンがターボ、ハイブリッドでなくパワー不足
ドライブレコーダーの操作が困難
後部外装デザインが腰高
ヘッドシェルフが邪魔で釣り具の収納に不便

肯定的・ポジティブなレビューをご紹介

次に、スペーシアベースに関する肯定的・ポジティブなレビューをご案内します。

荷物の出し入れや安定性に優れている。
シートヒーターが付いているため、快適。
CVTにより、滑らかな加速とストレスのない走行を実現。
コーナリングも安定していて、ブレーキがしっかり効き、低中速域での走行性能が良い。
フワフワと優しい乗り心地。
車内が静かで、空調装置の音が気になるほど。
荷室がフルフラットになり、マルチボードが便利。
ヘッド&フォグライトがLEDで、夜間の田舎道でも明るく安心。
インテリアの差し色がオシャレで、収納に困らない。

運転席周りが商用バンで簡素で使いやすい
収納が豊富
スムーズな加速
燃費が非常に良い
乗り心地や静粛性が良い
税金を含めた維持費が安い
カスタムポイントが多い
商用車と思えないルックス
荷室がフラットで使いやすい
燃費が良い
DIYで積載性を確保しながら車中泊ができる

総合的・全般的なレビューをご紹介

レビューの最後に、スペーシアベースに関する総合的・全般的なレビューをご案内します。「細かな点ではいろいろ言いたいことがあるけれど、結局のところスペーシアベースのことをどう思っているのか」、そうしたレビュアーの＜思い＞が込められたレビューとなります。ぜひ、参考になさってください。

万人受けはしないが、好みに合えば非常に魅力的な車。
「好きなものを運ぶ」「車の中や周りで趣味を楽しむ」に最適。
趣味以外の日常使用にも適しており、便利なクルマ。

使い方がマッチすれば魅力的な車。2人乗り車と割り切れば問題なし
高速走行や追い越しを少なめにする方にはおすすめ
維持費が安く、燃費が良い。荷物スペースが広く、使い勝手が良い
定年後の遊び車として最適

「欠点ある？」を重点的に分析

この記事のテーマは『スペーシアベース大解剖・レビュー・評価・口コミ・評判：「欠点ある？」を重点的に検証！』というものです。

テーマの重点項目である「欠点ある？」について、ここまで見てきたレビューを基に、検証したいと思います。

以下は、一部のレビュアーの声ではありますが、スペーシアベースの弱点・欠点・改善点として指摘されていることです。参考になさってください。

欠点ある？
インテリアの地味さ	メッキ感が少なく、地味
アシストグリップの取り付け穴	塞がれているため、DIYが必要
エンジンの性能	ターボやハイブリッド、エネチャージ非搭載
エンジンパワー	峠道や高速で力不足を感じることがある
エンジンブレーキ	信号待ちで急に強くかかることがある
パワー不足	ノンターボで遠出時に不足感
玩具っぽい印象	外観や内装が玩具のように感じられる
足回りの感触	フニャフニャで運転しにくい
アクセルオフ時のショック	低速時に不快なショック
タコメーター・肘掛けの不在	これらがないため不便
アルミホイールのデザイン	イマイチと感じられる
リアシートの狭さ	ちょっと狭すぎる
ドライブレコーダーの操作性	操作が困難
後部外装デザイン	腰高で他車と似ている
ヘッドシェルフの配置	釣り具などの収納に不便

レビューサイトの平均評価点のご案内

スペーシアベースが有名なレビューサイトでどう評価されているか、以下ご紹介します。

みんカラ：4.32点（5点満点）
価格コム：4.07点（5点満点）

※2023年12月1日時点

ライバル車とその特徴

スペーシアベースのライバル車とその特徴をまとめました。

車名	特徴
ダイハツ・タントファンクロス	タントの代名詞である「ミラクルオープンドア」や室内の広さなどの使い勝手のよさはそのままに、アウトドアシーンに適したデザインや機能が備わっています。 ⇒⇒レビュー記事① ⇒⇒レビュー記事②
三菱・デリカミニ	軽自動車の「スーパーハイトワゴン」と「SUV」を組み合わせたクロスオーバー車です。デリカD:5のDNAを受け継ぎ、親しみやすい外装デザインと広い室内空間が特徴です。2023年最も話題をさらった軽自動車です。 ⇒⇒レビュー記事① ⇒⇒レビュー記事② ⇒⇒レビュー記事③
ホンダ・N-VAN	N-BOXから派生した商用車です。軽バンとしての機能美を追求して作られており、助手席側がピラーレス構造になっているのが特徴です。 ⇒⇒レビュー記事
スズキ・スペーシアギア	全グレードにパワースライドドアが標準装備されています。「遊び心のある軽スーパーハイトワゴン」のパイオニアです。 ⇒⇒レビュー記事

どんな人におすすめ？

スペーシアベースがおすすめの人物像をまとめました。

対象者	特徴
家族連れ	広々とした室内空間で快適な乗車体験が可能
アウトドア愛好家	荷物の多いアクティビティにも対応可能な大容量の荷室
長距離運転者	燃費の良さが長距離移動に適している。飛ばし屋でなければ長距離も問題なし。
高齢者	乗り降りがしやすい設計で、快適な移動を支援。定年後の遊び車に最適とのレビューも。

スペーシアベースに興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないSUZUKIの他の車種があるとしたら、それは何？

思わず目移りしてしまうかもしれないSUZUKIの他の車種をまとめました。

車名	特徴
スペーシア	スペーシアのコンセプトは「広くて便利、軽くて低燃費の軽ハイトワゴン」です。広い室内空間とラゲッジスペースの使いやすさ、優れた走行性能・燃費性能が特徴です。また、マイルドハイブリッドを搭載しているため、燃費が良いことも魅力です。 ⇒⇒レビュー記事
スペーシアカスタム	スペーシアをベースにしており、ワイルドでスポーティな外観が特徴です。単に車内空間が広いのみでなく、デザインや機能性も高いという点も魅力的なモデルです。
エブリイワゴン	軽商用車エブリイの乗用車版です。広い室内空間とシートアレンジの豊富さが特徴です。カスタムでいじり倒すには最適のクルマです。
ワゴンRスマイル	ワゴンRと同じサイズ感ながらスライドドアが付いているのが特徴で、運転のしやすさとスライドドアの利便性を兼ね備えています。ライバル車はダイハツ・ムーヴキャンバスです。 ⇒⇒レビュー記事