【記事丸わかり】
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ソニー損保の自動車保険には「保険料は走る分だけ」が付いています。
年間走行距離が多いと保険料が高くなり、少ないと保険料が安くなります。
「保険料は走る分だけ」は使用目的が「主に家庭用」の場合にだけ適用されます。
契約時に予想年間走行距離(契約距離区分)を7つの区分の中から選択します。
そして更新時に走った距離に応じて保険料を精算します。
その際、実際に走った距離が契約時に選択した契約距離区分をオーバーしてしまった場合は、オーバーした分の金額を追加で支払うことになります。
また、事故が起こり、その時点の走行距離が契約距離区分をオーバーしていたとしても、追加保険料を支払うことで通常通り保険金はおりるので安心です。
このページではソニー損保の「保険料は走る分だけ」に関して、特に契約距離区分をオーバーしてしまった場合の扱いに焦点を当てて解説しています。
しばらくお付き合いいただけると幸いです。
ソニー損保:契約時に選択した契約距離区分をオーバーしてしまった場合
ソニー損保の「保険料は走る分だけ」は走行距離に応じて保険料が変動するシステムです。
契約時に、7区分に分かれている契約距離区分(予想年間走行距離のこと)のいずれかを選択します。
契約距離区分(7区分) | |
あまり乗らない | 3000km以下 |
近所の買い物がメイン | 5000km以下 |
通勤・通学(片道30分ほど) | 7000km以下 |
休日に使用、時々旅行 | 9000km以下 |
通勤・通学(片道1時間ほど) | 11,000km以下 |
毎日長距離運転 | 16,000km以下 |
毎日かなりの長距離運転 | 無制限 |
たとえば、上の一覧表の5000km以下を選択したとします。
1年の保険期間が経過し、更新手続きをする際、実際に走行した距離が4500kmであれば、5000km以下の区分に収まりますので、保険料の増減なく、そのまま次年度に移行します。※次年度は「こえても安心サービス」が付きます
しかし、保険期間の途中で5000kmをオーバーしてしまった場合、そのまま放置しておいてはいけません。
オーバーしたらソニー損保にそのことを通知しなければなりません。
これは「通知事項」として規定されていることで、契約者の義務になります。
保険期間の途中で契約距離区分をオーバーしたらソニー損保に通知するのですが、たとえばオーバーした距離が一つ上の区分である7000km以下であったとします。
すると、ソニー損保では5000km以下と7000km以下の差額の金額を算出し、契約者はその金額を追加保険料として支払うことになります。
これは保険期間の途中で通知したケースです。
保険期間の途中ではなく、オーバーしたけれどそれを放置しておいて更新の時期が来たところで手続きするケースもあるでしょう。
本来なら保険期間の途中で通知すべきところですが、距離によっては微妙な場合もあるでしょうし、またオーバーしたことは承知していてもいちいち通知するのが面倒だったというケースもあるでしょう。
でも、そこは大丈夫です。
この場合は更新手続きの際に実際に走行した距離が契約距離区分に収まるか収まらないかを確認し、オーバーしていた場合は、差額の金額をその時点で支払うことになります。
特にペナルティーはありません。
つぎに、事故が発生した場合の話をします。
事故はいつ起こるかわかりません。
走行距離が契約距離区分をオーバーしたことをソニー損保に通知した後に起こることもあれば、オーバーしたことを通知しないまま満期日直前で起こることもあるでしょう。
事故が起こったのが、走行距離が契約距離区分をオーバーしたことをソニー損保に通知した直後であれば、特に追加保険料を支払うことなく、保険金がおります。
事故が起こったのが、オーバーしたことを通知しないままでいた場合は、事故が起こった時点で差額の保険料を計算し、その金額を追加保険料として支払うことで、保険金がおります。
そういうわけで、どういうケースであっても、事故が発生したらちゃんと保険金はおりるので心配は無用です。
ソニー損保:「保険料は走る分だけ」はこんな内容
ソニー損保の「保険料は走る分だけ」を箇条書きでまとめてみました。
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ご覧いただきありがとうございました。