ソニー損保|走行距離が契約距離区分をオーバー|金額・事故

ソニー損保・走行距離・オーバー・金額・事故・契約距離区分

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【記事丸わかり】

  1. ソニー損保の自動車保険では「保険料は走る分だけ」の制度があり、年間走行距離に応じて保険料が変動します。
  2. 契約時に予想年間走行距離を7つの区分から選択し、その区分に基づいて保険料を決定します。
  3. もし走行距離が契約距離区分をオーバーした場合は、追加保険料を支払う必要があります
  4. 事故が発生した時点で走行距離がオーバーしていても、差額の保険料を支払うことで保険金は通常通り支払われます
  5. 更新時に実際の走行距離が契約距離区分の上限を超えている場合も、オーバー分の保険料を支払うことで更新が可能です。
  6. 「こえても安心サービス」は、2年目以降の契約で適用され、走行距離がオーバーしても追加保険料の支払いが不要になります。
  7. 契約期間中に契約距離区分をオーバーした場合はソニー損保に通知する義務があります。
  8. 通知しなかった場合でも、更新時にオーバー分の保険料を支払えば特にペナルティはありません。
  9. 契約距離区分の変更手続きを行う際は、追加保険料を支払うことで問題なく保険が継続されます。
  10. 保険料の差額は等級や年齢条件によって異なり、1区分の差額はおおよそ2000円~3000円程度です。

⇒⇒「はじめてのあなたに 走る分だけ&割引」

ソニー損保の自動車保険には「保険料は走る分だけ」が付いています。

年間走行距離が多いと保険料が高くなり、少ないと保険料が安くなります。

「保険料は走る分だけ」は使用目的が「主に家庭用」の場合にだけ適用されます。

契約時に予想年間走行距離(契約距離区分)を7つの区分の中から選択します。

そして更新時に走った距離に応じて保険料を精算します。

その際、実際に走った距離が契約時に選択した契約距離区分をオーバーしてしまった場合は、オーバーした分の金額を追加で支払うことになります。

また、事故が起こり、その時点の走行距離が契約距離区分をオーバーしていたとしても、追加保険料を支払うことで通常通り保険金はおりるので安心です。

このページではソニー損保の「保険料は走る分だけ」に関して、特に契約距離区分をオーバーしてしまった場合の扱いに焦点を当てて解説しています。

しばらくお付き合いいただけると幸いです。

ソニー損保:契約時に選択した契約距離区分をオーバーしてしまった場合

契約時に選択した契約距離区分をオーバーした場合・ソニー損保|走行距離が契約距離区分をオーバー|金額・事故

ソニー損保の「保険料は走る分だけ」は走行距離に応じて保険料が変動するシステムです。

契約時に、7区分に分かれている契約距離区分(予想年間走行距離のこと)のいずれかを選択します。

契約距離区分(7区分)
あまり乗らない 3000km以下
近所の買い物がメイン 5000km以下
通勤・通学(片道30分ほど) 7000km以下
休日に使用、時々旅行 9000km以下
通勤・通学(片道1時間ほど) 11,000km以下
毎日長距離運転 16,000km以下
毎日かなりの長距離運転 無制限

たとえば、上の一覧表の5000km以下を選択したとします。

1年の保険期間が経過し、更新手続きをする際、実際に走行した距離が4500kmであれば、5000km以下の区分に収まりますので、保険料の増減なく、そのまま次年度に移行します。※次年度は「こえても安心サービス」が付きます

しかし、保険期間の途中で5000kmをオーバーしてしまった場合、そのまま放置しておいてはいけません。

オーバーしたらソニー損保にそのことを通知しなければなりません。

これは「通知事項」として規定されていることで、契約者の義務になります。

⇒⇒「重要事項説明書の補足事項」(12ページ)

保険期間の途中で契約距離区分をオーバーしたらソニー損保に通知するのですが、たとえばオーバーした距離が一つ上の区分である7000km以下であったとします。

すると、ソニー損保では5000km以下と7000km以下の差額の金額を算出し、契約者はその金額を追加保険料として支払うことになります。

これは保険期間の途中で通知したケースです。

保険期間の途中ではなく、オーバーしたけれどそれを放置しておいて更新の時期が来たところで手続きするケースもあるでしょう。

本来なら保険期間の途中で通知すべきところですが、距離によっては微妙な場合もあるでしょうし、またオーバーしたことは承知していてもいちいち通知するのが面倒だったというケースもあるでしょう。

でも、そこは大丈夫です。

この場合は更新手続きの際に実際に走行した距離が契約距離区分に収まるか収まらないかを確認し、オーバーしていた場合は、差額の金額をその時点で支払うことになります。

特にペナルティーはありません。


つぎに、事故が発生した場合の話をします。

事故はいつ起こるかわかりません。

走行距離が契約距離区分をオーバーしたことをソニー損保に通知した後に起こることもあれば、オーバーしたことを通知しないまま満期日直前で起こることもあるでしょう。

事故が起こったのが、走行距離が契約距離区分をオーバーしたことをソニー損保に通知した直後であれば、特に追加保険料を支払うことなく、保険金がおります。

事故が起こったのが、オーバーしたことを通知しないままでいた場合は、事故が起こった時点で差額の保険料を計算し、その金額を追加保険料として支払うことで、保険金がおります。

そういうわけで、どういうケースであっても、事故が発生したらちゃんと保険金はおりるので心配は無用です。

※契約距離区分によって保険料は異なりますが、保険料の差額は等級や年齢条件等の諸条件により変わってきます。しかし、平均的に見ると1区分の差額は2千円~3千円くらいの金額が目安になると思います。

ソニー損保:「保険料は走る分だけ」はこんな内容

保険料は走る分だけはこんな内容・ソニー損保|走行距離が契約距離区分をオーバー|金額・事故

ソニー損保の「保険料は走る分だけ」を箇条書きでまとめてみました。

  • 1年間の保険期間中に走った距離に応じて保険料に差をつけます。
  • 走る距離が少ないと保険料が安くなり多いと高くなります。
  • 使用目的が「主に家庭用」の契約のみが対象です。
  • 契約時に予想年間走行距離を7つの区分から選択します(契約距離区分)。
  • 3000km以下
  • 5000km以下
  • 7000km以下
  • 9000km以下
  • 11000km以下
  • 16000km以下
  • 無制限
  • 保険期間中に契約距離区分をオーバーしてしまったらソニー損保に通知し、契約距離区分の変更手続きをして、追加保険料を支払う必要があります(通知義務)。※通常、ソニー損保初年度のみ。2年目以降は「こえても安心サービス」が適用になり、通知も追加保険料も不要になります
  • 更新時、実際に走った距離が契約距離区分の上限キロ数より1000km以上少なかった場合は差額保険料に相当する額が継続契約の保険料から割引きされます(くりこし割引)。
  • 更新時、実際に走った距離が契約距離区分をオーバーしていた場合、オーバーした距離分の差額保険料を更新時に支払います。※保険期間の途中にオーバーしたことを通知してそこでいったん差額保険料を支払った上に、さらにその区分をオーバーしている場合、あるは、保険期間の途中でオーバーしたことを通知しないまま更新を迎えた場合、いずれのケースも含みます
  • ソニー損保で2年目以降の契約には「こえても安心サービス」が用意されていて、これは前年契約で実際に走った距離が収まる契約距離区分を選択した場合に自動的についてくるサービスであり、このサービスにより、契約距離区分をオーバーしても通知義務もなければ追加保険料を支払う必要もなくなります。
  • 事故が起こった際、その時点の走行距離が契約距離区分をすでにオーバーしていた場合は、差額保険料を支払うことで保険金は通常通り支払われます。
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2019年2月5日

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