CB650Rは不人気で売れない?買うと後悔する?そもそもパワー不足のバイクなの?

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目次

【記事丸わかり】

  1. ホンダCB650Rは、2019年に発表されたネイキッドタイプのバイクで、直列4気筒エンジンを搭載しています。
  2. このバイクは、音質加速感が良く、エンジンのレスポンスが魅力的です。
  3. 市場での評価は分かれるところで、特定の欠点により一部では「不人気」「売れない」と評されることも。
  4. デザインはモダンであり、レトロブームに影響されたスタイリングが特徴的です。
  5. CB650Rの前モデルはCB650Fで、よりスポーティなスタイルに進化しています。
  6. 主なライバル車には、ヤマハMT-07カワサキZ650スズキSV650などがあります。
  7. スペックは、総排気量648cc、最高出力95馬力、最大トルク63N・mで、性能はミドルクラスに位置します。
  8. 乗り心地については賛否両論あり、シートが硬いため長距離には向かないとの意見も。
  9. 価格は1,001,000円からとなっており、競合他車と比べて高価格であることがネックとされています。
  10. 不満点としては、収納スペースの狭さ、一部の適合パーツの非互換性などが指摘されています。

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CB650Rは不人気で売れない?買うと後悔する?そもそもパワー不足のバイクなの?

Honda CB650R : BikesWiki

みなさん、こんにちは。今日はホンダのCB650Rについて詳しく解説していきます。このバイクは、一体、不人気なのでしょうか?買って後悔することになるのか、また、「パワー不足」と言われるが本当にそうなのか?

これらの疑問を解消するために、スペックや価格、さまざまなレビューと口コミに基づいて解説します。是非、最後までご覧ください。

どんなバイク?

CB650Rはホンダから発売されているネイキッドバイクで、2019年に登場しました。このバイクは、フルカウルのCBR650Rと基本構造を共有しています。

特に注目すべきは、この排気量帯で多くのバイクが2気筒エンジンを採用している中、CB650Rは直列4気筒エンジンを搭載している点です。

気筒数が多ければ高級と言うわけではありませんが、エンジン音がよりきめ細かくなるのは物理法則です。したがって、4気筒に一定の価値があるのは間違いないところです。

来歴

CB650Rの前のモデルはCB650Fという名前でした。CB650Fは、2014年から国内で販売されているネイキッドバイクで、海外ではホーネット600という名前で販売されていました。

2019年3月、新世代CBシリーズとしてスタイリングを一新し、CB650FからCB650Rに名称を変更しました。ヘッドライトにオーソドクスな丸目を採用したのですが、この変更は近年のレトロブームも影響しているようです。

CB650Rの2023年モデルは、エンジンを令和2年排出ガス規制に適合させ、カラーリングの一部を変更しています。

ライバル車は?

ホンダCB650Rのライバル車には、

  • ヤマハMT-07
  • カワサキZ650
  • スズキSV650
  • トライアンフ・ストリート・トリプル765

等があります。

これらのバイクはいずれも「ミドルウェイトネイキッドバイク」または「ミドルウェイトストリートバイク」と呼ばれるカテゴリに属しています。

共通点としては、エンジン排気量がおおよそ650ccから765ccまでの範囲にあり、フェアリング(カウリング)が少ないかまたは全くないため「ネイキッド」と呼ばれます。

都市内での移動や日常の乗り回し、短〜中距離のツーリングに適しています。多くの場合、これらのバイクはパワフルである一方で扱いやすく、初心者から経験豊富なライダーまで幅広くおすすめできるバイクです。

スペック(主要諸元)

CB650Rのスペックは下記の通りです。

項目詳細
車名・型式ホンダ・8BL-RH03
全長(mm)2,120
全幅(mm)780
全高(mm)1,075
軸距(mm)1,450
最低地上高(mm)150
シート高(mm)810
車両重量(kg)203
乗車定員(人)2
国土交通省届出値31.5km/L〈2名乗車時〉
WMTCモード値21.5km/L(クラス 3-2)〈1名乗車時〉
最小回転半径(m)2.8
エンジン型式RH03E
エンジン種類水冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒
総排気量(cm³)648
内径×行程(mm)67.0×46.0
圧縮比11.6
最高出力(kW[PS]/rpm)70[95]/12,000
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm)63[6.4]/9,500
燃料供給装置形式電子式〈電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)〉
始動方式セルフ式
点火装置形式フルトランジスタ式バッテリー点火
潤滑方式圧送飛沫併用式
燃料タンク容量(L)15
クラッチ形式湿式多板コイルスプリング式
変速機形式常時噛合式6段リターン
タイヤ前: 120/70ZR17M/C (58W)

後: 180/55ZR17M/C (73W)

ブレーキ形式前: 油圧式ダブルディスク

後: 油圧式ディスク

懸架方式前: テレスコピック式(倒立サス)

後: スイングアーム式

フレーム形式ダイヤモンド

価格

カラーバリエーションメーカー希望小売価格(消費税込み)
マットバリスティックブラックメタリック1,023,000円
マットジーンズブルーメタリック1,001,000円 

※2023年9月時点

各種レビュー・口コミの声をかき集めました!

このページのテーマは「CB650Rは不人気で売れない?買うと後悔する?そもそもパワー不足のバイクなの?」というものです。

このテーマを検証する前に、まずはCB650Rのオーナーさんの声に耳を傾けてみましょう。

ネットからCB650Rに関するレビュー・口コミを拾い集めました。このバイクの全体像に迫れるよう、多種多様な声をあちこちからかき集めています。参考になさってください。

比較的悪い評価

(乗り心地)

  • リアのサスが若干固めで、段差などの衝撃が直接伝わってくる時がある。
  • シートが硬くて1時間でお尻が痛くなります。セパハンほどではありませんがハンドルが低めなので、割とポジションに自由度が少なく、姿勢を変えて痛みを和らげることが難しいです。

(適合パーツ)

  • MC前とMC後で見た目はほとんど変わらないが、適合しないパーツがたくさんある。

(収納)

  • 収納スペースが絶望的に狭い。ETC本体、車載工具いれて、ETC本体と同等サイズのドラレコ本体を何とか押し込んだら満員。

(アクセルの過敏性)

  • 法定速度をパーシャルで走っていて路面段差などからのアクションで右手がブレると加速減速の連続となり車体が安定しなくなる。

(アクセルの重さ)

  • とにかくアクセルが重い。物理的に重いです。

(高速走行・サーキット走行)

  • 高速道路やサーキットでの走行時には、パワーが物足りない。

(風圧)

  • 私はまだハンドルの広さと風の影響を受けやすいポジションに戸惑ってます。

(タンデム)

  • タンデムには不向きです。

(長距離走行)

  • シートが硬く、風防が不足しているので、長距離はつらい。

(ETC)

  • ETCが標準装備じゃないなんて。クリープのないコーヒーみたい・・・って、誰も知らないか。

比較的いい評価

(エンジン音)

  • とにかくサウンドが良い。マフラーを変えようと思わない。
  • 排気音はよく犬に吠えられます。

(エンジンパワー)

  • リッタークラスになると持て余すパワー、ミドルではブンブン回せて丁度良く楽しく乗れる。
  • 高速道路を長距離走行するヘビーツーリングなら力不足を感じますが、街乗りや短距離高速道路ツーリングをメインの人ならお勧めの1台と思えました。

(コーナリング性能)

  • コーナリングマシンという印象です。車重200kgですが、150ー160kgの250ccのようにヒラヒラ操れます。※車重は203kgです。
  • マスの集中化のお陰なのかライダーを中心に旋回する感覚なので、とても扱い易いです。
  • 接地感があるのでコーナーが安心、セルフステアで楽々曲がっていく。ヒラヒラではなくグイグイ曲がっていく感じ。
  • 初心者で他と比べられるほどの経験はないものの、教習車(CB400sf, NC750)と比べても乗りやすく、よく曲がる。
  • ミドルクラスで希少な4気筒エンジンに目が行きがちですが、実際に所有すると1番の特徴はコーナリング性能の高さだと感じてます。

(長距離)

  • 若干前傾姿勢だが慣れれば長距離も苦にならない。

(取り回し)

  • 重量を感じないので取り回しが楽、ちょっとコンビニでも躊躇なく行ける。
  • 大型にしては軽量で押し引きは楽。
  • そこそこの排気量(650cc)と四気筒の割に軽くて押し引きがしやすい。
  • エンジンを切って、押しての取り回しは楽チンです。軽いって良いことですね。

(デザイン)

  • マスの集中化でヘッドライトまわりが締まって見えるのが好印象です。古く見えがちなネイキッドですが未来型のデザインなのも気に入ってます。

燃費報告

  • 燃費は普通、レギュラーガソリンなので嬉しい。
  • 燃費は悪くないと思いますが(実燃費20−23km/L)、タンク容量が少し小さい気がします。ちょっと走るとすぐメーターが一個減ります。
  • 常に3000回転から3800回転の間で6速をキープするとリッター23から24出るが、信号の多い所で2速から4速での町乗りや、高回転を行うとあっという間にリッター15から17位までおちる。
  • 普通に走る分にはリッター20から21キロは行きます。
  • 燃費は20~23kmくらいです。

いい評価でも悪い評価でもなく、ちょっと冷静な感想

  • 四気筒は好きだけど大きいのはチョット・・・って人にオススメです。
  • ストリートファイター系のポジションに慣れてない人は必ず試乗を!
  • 四気筒の高回転を気軽に楽しみたい人にオススメ。
  • ライバルは内にアリ。CBR650RはCB650Rのフルカウルバージョンで、このバイクの方が人気があります。カウルがあることで高速走行が楽であり、デザインも好評です。
  • リアフェンダーはほとんどの人がフェンダーレスにしているが泥はねが凄まじいのでよく考えてね。
  • カウル付きのCBR650Rと悩まれている方へ。両方乗ってみた感じ、見た目と裏腹にCBR650Rの方がエンジンフィールが滑らかで優しい気がしました。対してCB650Rはわりとガツンと回るエンジン。
  • 6000回転から振動か強くなり、1万回転を楽しみたい場合バーエンドウェイト推奨。
  • MT07やSV650に比べると安っぽくなく、走行性能も頭ひとつ抜けている印象ではあります。
  • 本体価格高いですね。他社であれば1ランクあるいは2ランク上の排気量が買えてしまいます。でも、その分作りがよくて安っぽい感じはないです、〇〇みたいに。
  • CB650Rの排気量は650ccです。この排気量は日本の道路事情には適していますが、大型免許を持っている人はリッタークラス以上のバイクを選ぶのでは。
  • 650ccのバイクには大型免許が必要です。日本では中型免許を持っている人は多いが、大型免許の取得者は少ないです。

「不人気」「売れない」「買って後悔する」と言われる要因

上記レビュー・口コミから、CB650Rが「不人気」「売れない」「買って後悔する」と言われる要因をまとめてみました。

  1. パワー不足: 高速道路での長距離走行やサーキット走行には力不足との意見がある。
  2. 乗り心地: シートが硬く、リアのサスペンションが固めで不快な場合がある。
  3. 適合パーツ: MC前とMC後で適合しないパーツが多いという評価がある。
  4. 収納スペース: 非常に狭い。
  5. アクセルの特性: 過敏で重いといった意見がある。
  6. 風圧: 高速走行時に風圧を感じやすい。
  7. タンデム適性: タンデムに不向き。
  8. ETC非標準: ETCが標準装備ではない。
  9. 燃費: タンク容量が小さく、頻繁に燃料補給が必要か。
  10. 価格: 他の同排気量バイクに比べて本体価格が高い。
  11. 大型免許: 日本では大型免許の取得者が少なく、そのため選ばれにくい。そして大型免許を持つ人はもっと大きなバイクを選ぶのでは。
  12. ライバルモデル: CBR650R(フルカウルバージョン)がより人気がある。
  13. 初心者・中級者向け: リッタークラスを避けたい層には合っているが、パワーを求める層には不足かも。

これらの要因が組み合わさることで、CB650Rが一定の層には人気があるものの、広く受け入れられていない可能性が考えられます。

「パワー不足」と言われる要因はほぼない

上記レビュー・口コミからは、CB650Rが「パワー不足」と感じているユーザーさんはほぼいないようです。

一部に、高速走行時またはサーキット走行時にパワー不足を訴えるユーザーさんがいますが、ほぼすべてのユーザーさんはCB650Rのパワーに満足しているようです。

つまり、「CB650Rはパワー不足だ」という声が存在するのは、ごく少数の声が増幅されて広まっているだけの現象です。

本当に「売れてない」のか検証

ホンダCB650Rの販売台数ですが、2022年の401cc以上のクラスでランキング8位(1584台)です。

ただし、この数字にはCBR650Rも含まれているので、CB650R単独の販売台数は不明です。

2021年は1995台でしたから、やや数を落としています。

2023年はまだ未集計です。

「2022年のランキング(401cc~)」

順位メーカーモデル台数
1カワサキZ900RS

(カフェ/SE/50thアニバーサリー)

6803台
2ホンダレブル1100(DCT)3972台
3ハーレーダビッドソンFLHCS/FLFBS/

FXBRS/FXFBS/FXLRS/FXBBS

2310台
4カワサキW800(カフェ/ストリート/メグロ)1970台
5ホンダCB1100/EX/RS1951台
6スズキGSX-S1000/GT/カタナ1658台
7ハーレーダビッドソン1200カスタム/

ロードスター/フォーティエイト

1627台
8ホンダCB650R/CBR650R1584台
9ハーレーダビッドソンスポーツスターS1547台
10ヤマハYZF-R7 ABS1400台

やはり、大型免許を持っている人は、「どうせならリッタークラスに乗りたい」と思うのでしょうね。その中で、650㏄のCB650R/CBR650Rは大健闘です!

確かに、絶対数としては数が少ないかもしれませんが、免許証の区分けで下に位置しながらも、これだけ上位に食い込んでいるという見方もできるわけです。

「売れてない」と言う人は、こうした背景を考慮していないのでしょうね。

【Q&A】:記事内容のおさらい

Q1: ホンダCB650Rは何年に登場したのか?

A1: ホンダCB650Rは2019年に登場しました。このバイクは、フルカウルのCBR650Rと基本構造を共有しています。

Q2: CB650Rのエンジンは何気筒か?

A2: CB650Rは直列4気筒エンジンを搭載しています。このクラスの多くのバイクが2気筒エンジンを採用している中で、この点が特に注目されています。

Q3: CB650Rのライバル車は何か?

A3: ホンダCB650Rのライバル車には、ヤマハMT-07、カワサキZ650、スズキSV650、トライアンフ・ストリート・トリプル765などがあります。

Q4: CB650Rはどのような用途に適しているか?

A4: 都市内での移動や日常の乗り回し、短〜中距離のツーリングに適しています。

Q5: CB650Rのスペックについて簡単に説明してください。

A5: CB650Rは全長2,120mm、全幅780mm、全高1,075mmで、車両重量は203kgです。エンジンは水冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒で、総排気量は648cm³です。

Q6: CB650Rの価格はどれくらいか?

A6: 2023年9月時点で、マットバリスティックブラックメタリックは1,023,000円、マットジーンズブルーメタリックは1,001,000円です。

Q7: CB650Rはどのような評価を受けているか?

A7: エンジン音やパワー、コーナリング性能には高い評価がありますが、乗り心地や収納スペース、アクセルの特性には改善の余地があるとされています。

Q8: CB650Rは「パワー不足」と言われることがあるが、その評価は正しいか?

A8: 「パワー不足」という評価はごく少数で、多くのユーザーはCB650Rのパワーに満足しています。

Q9: CB650Rは大型免許が必要なバイクか?

A9: はい、CB650Rの排気量は650ccであり、日本では大型免許が必要です。

Q10: CB650Rは何が「不人気」や「売れない」要因とされているか?

A10: パワー不足、乗り心地の問題、高価格などが「不人気」や「売れない」要因という見方が一部にあるのは確かです。ただし、比較の問題として、並み居るリッタークラスのバイクに混じって大いに検討しているという見方もできます。

まとめ

「CB650Rは不人気で売れない?買うと後悔する?そもそもパワー不足のバイクなの?」のテーマで解説しました。

CB650Rはスタイリッシュなデザインとホンダらしい品質で多くのバイク愛好者に注目されています。ただし、各種レビューや口コミによると、一部の点で改善の余地があるようです。

とはいえ、「不人気」や「売れない」、「パワー不足」といったレッテルは、多くのケースで事実ではありません。買う前にしっかりとリサーチをした上で購入すれば、CB650Rで後悔することはまずありえないことです。この記事がCB650Rを選ぶ際の参考になれば幸いです。

ご覧いただきありがとうございました。安全な2輪ライフをお楽しみください!

【海外の評価】ホンダ・CB650R:海外メディア試乗レビュー・Hondaの口コミ・評価:海外の評判を知りたい!

2023年9月2日
Mr.乱視
この記事は当サイトの管理人ミスター乱視が執筆しています。引用元・参照元を明示した信頼性の高い記事をお届けします。

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