ホンダ・X-ADVを買って後悔した人はいない。ただ、欠点や改善点の指摘は多数あり。

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ホンダ・X-ADVを買って後悔した人はいない。ただ、欠点や改善点の指摘は多数あり。

Honda X-ADV : HONDA

バイクに求められる要素は多岐にわたります。デザイン、エンジン性能、走行性能、乗り心地といった側面から、さらには燃費や価格に至るまで、選ぶ際に検討すべきポイントは数多くあります。

ホンダ・X-ADVはその多くの要素で高い評価を受けていますが、完璧な製品というわけではありません。本記事では、X-ADVを所有するバイク愛好者たちから聞いた後悔した点や改善点、さらにはその魅力まで、幅広く分析します。

口コミサイトの評価やスペック情報、ライバル車との比較も行い、X-ADVの真価を徹底的に探っていきます。

どんなバイク?

ホンダ X-ADV は、750cc クラスの排気量を持つアドベンチャー系バイクです。オートマチック機構DCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)のみの設定で、専用設計のパーツが多く、スクーターとは一線を画す走りを楽しむことができます。いわば、スクータースタイルのクロスオーバーモデルといったところです。

スクーターに近いフォルムですが、ガッチリした骨組み「ダイヤモンドフレーム」に、スクーターとしては大きな(フロント17インチ)のホイールとブロックパターンのタイヤ、長めのサスペンションを持ち、オフロード走行も可能となっています。

2017年に登場し、2021年3月から日本でも発売されました。最新モデルは、2022年7月28日に発売されました。2022年モデルは、従来モデルから継続される「パールディープマッドグレー」を含む全3タイプのカラーバリエーションとなっています。

【海外の評価】ホンダ・X-ADV:海外メディア試乗レビュー・HONDAの口コミ・評価:海外の評判を知りたい!

2023年9月23日

後悔した点・欠点・改善点に関する声

では、まずホンダ X-ADVに関する比較的ネガティブな声をご紹介します。

  • スクリーンがイマイチ: スクリーンの高さや効果が不十分。
  • カスタムパーツが少ない: 本格的にカスタムを楽しむには選択肢が少ない。
  • 遅い・重い: エンジンが58馬力で、車重が236kgと重い。
  • DCTがつまらない: ギア操作が自動化されているため、バイクの操縦感が減少。
[参考:https://bike-takakuuru.com/xadv-koukai/]

 

  • 夜間、スィッチ類が全然見えないのでライトは欲しい
  • クルーズコントロールがほしい
  • 重いし、デカいし、足つき悪い
  • 収納スペースが中途半端なサイズ
  • 燃料タンクが小さい
  • DCTの扱いづらさ
  • HSVCSの対応がAndroidのみ
[参考:https://piyoco-craft-works.hateblo.jp/entry/2021/11/02/161824]

 

  • 足つきが悪い
  • 結構重量があるので、取り回しに苦労しています。
  • クルコンないのはどうよ
  • 燃費はAVで30以上は欲しいよね
  • 夜間走行にフォグは必須ですね
  • 道が見えない
  • パワー不足
  • 回しても惰性で回っている感が強い
  • バンク角も程々しかない
  • ショックは安物感が強い
  • オフロード走行は全然ダメ
  • 取り回しが悪い
  • DCTに慣れるまでUターンがしづらい
[参考:https://moto.webike.net/bike-review/HONDA/401_750/XADV/]

 

最大の欠点というわけじゃないんですけども、泥はね水しぶき、これがですね、非常にすごい。

[参考:https://www.youtube.com/watch?v=oPc3nMriwsQ]

 

  • コーナー中の意図しないシフトアップが少々怖い。
  • 足を下した時の収まりが悪い。
  • バックステップのデメリットが多すぎて使わない。
  • 小物入れが中途半端で、ヘルメットは入らない。
  • スマホ連動のシステムがiOSに対応していない。
  • 高価であり、電子機器に依存しているため、将来の修理費用が心配。
  • カウルのつなぎ目からオイルミストのようなものが染み出てくる(原因不明)。

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  • エンジン性能: 半クラが設計上できないため、微速発進時に注意が必要。
  • オフロード性能: メーカーがオフロードも可能と宣伝しているが、オフロードタイヤや車重、グリップ力などから見てオフロードは不向き。
  • メンテナンス性: クリアランスが狭いため、工具でのサスペンション調整がやりにくい。ホイールが汚れやすく、掃除しにくい。
  • 燃費: タンク容量が小さめで、給油の回数が多くなる。揮発したガソリンの臭いが気になる。
  • 価格: 高価であり、他の装備が充実したモデルと同等の値段。

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デザイン

  • ハンドル周りに小物入れがないため、使い勝手が悪い。
  • ライディングポジションがしっくりこない。ステップボードが高い位置にある。

エンジン性能

  • 高いギヤで走行していて急に加速しようとすると、緩やかにしか加速できない。

走行性能

  • タンデム走行時にネイキッドバイクやSSには敵わない。
  • タイヤの性能がもう少し頑張ってほしい。

乗り心地

  • 新車購入時はサスペンションが硬く感じた。

装備

  • グリップヒーターの効果が他社と比べて弱い。
  • スクリーンの風防性がイマイチ。
  • シート下容量が狭く、フルフェイスヘルメットが閉まらない場合がある。
  • ライトが暗い

燃費

  • タンクの容量がもう少し欲しい。

価格

  • 同型エンジンのバイクと比較すると高い。
[レビューサイト他]

「後悔した点・欠点・改善点に関する声」を分析⇒⇒解析結果

上記の複数レビューや意見を分析すると、以下のような主要な問題点や改善の必要性が浮かび上がります。

エンジン性能・走行性能

  • 馬力が58で重い(236kg)ため、加速やパワーが不足。
  • 高いギヤからは緩やかな加速になる。
  • タンデム走行時に他のバイクに劣る。

操作性・操縦感

  • DCT(デュアルクラッチトランスミッション)により操縦感が減少。
  • 取り回しが難しい、特にUターン。
  • シフトアップのタイミングが不安定。

乗り心地

  • サスペンションが硬く、安物感がある。
  • 足つきが悪く、傾斜や滑りやすい路面で危険。

ユーティリティ・装備

  • スクリーン、ライト、フォグライトの効果が不足。
  • ストレージスペースが狭いまたは中途半端。
  • グリップヒーターの効果が弱い。

燃費・給油

  • 燃料タンクが小さく、給油の頻度が高い。
  • 燃費が改善の余地あり。

カスタム・パーツ

  • カスタムパーツの選択肢が少ない。

システム・テクノロジー

  • システムがAndroidのみ対応。
  • クルーズコントロールがない。

価格・維持費

  • 高価で、将来の修理費が心配。

その他

  • オフロード性能が不足。
  • 泥はねや水しぶきが多い。

結論

これらの問題点を解決するためには、メーカーや関連企業がエンジン性能の向上、操作性と乗り心地の調整、より多くのカスタムオプションの提供、そしてテクノロジーの改善に力を入れる必要がありそうです。

特に多くのユーザーから指摘されている項目(例:DCTの改善、スクリーンやライトの効果向上など)に力を注いでほしいと思います。

X-ADVを支持する熱い声

ホンダ・X-ADVに関して、ネガティブな意見や改善を要望する声などをご紹介しました。ですが、このバイクを決定的に全否定する声はなく、購入したことを後悔する声はほぼなくて、むしろ、オーナーさんの満足度は高いと言えます

以下、X-ADVに関するポジティブな声を集めてみました。多くのオーナーさんが満足している様子がわかると思います。

総評

  • 現代のHONDAらしい、癖のない高性能バイク。
  • スクーターに分類されるが、その枠を超えた独自性がある。
  • デザインが好みに合い、長く乗るに足る良い素性がある。

デザイン

  • 唯一無二のスタイルで、ユーロ系デザインが特に気に入っている。
  • 街での目立ち度が高く、子供たちからも好評。
  • メーターのデザインと視認性が高く、カスタマイズ可能。
  • 近未来的で独創的なデザインが魅力。
  • 新色のグリーンが映画「マッドマックス」の世界観と合っている。

エンジン性能

  • 必要充分なトルク性能があり、レインモードで十分快適。
  • トルクがしっかりとあり、ドコドコ感が楽しい。

走行性能

  • パラツインエンジンの前傾配置で低重心を実現、ワインディングでも安定。
  • DCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)が酷道で特に便利。
  • DCTの変速は絶妙。
  • 低速での安定性が良い。
  • ハンドル巾が広く、操作がしやすい。
  • タイヤが予想以上にグリップする。
  • カーブでの安定性が高い。

乗り心地

  • 足が楽なステップボード、フロント・リアショックがしっかり動作。
  • 上半身が直立する「殿様ポジション」で快適。
  • サスペンションは適度に柔らかく、快適。
  • シートも硬すぎず柔らかすぎず、ちょうど良い。

装備

  • グリップヒーター付き。
  • スクリーンの高さ調整が可能。
  • 精細なコントロールが可能なハンドブレーキ。

取り回し

  • 低速時でもリアブレーキの配置が操作を容易にする。
  • 車幅があるものの、ステップボードのデザインや低重心設計により、比較的取り回しが容易。
  • BMW C600Sと比較して軽い。
  • 足つきがC600SやTMAXと同程度。

燃費

  • 信号の多い街中でも20km/L以上、ツーリングで29~30km/L。
  • 1回の給油で約300km走行可能。

価格

  • 高価だが、充実したパーツを考慮すると納得。
  • 高価だが、専用設計のパーツが多く、その価値がある。
[参考:https://review.kakaku.com/review/K0000959639/RevRate=4%2C5/#tabその他]

レビューサイトの評価実績

レビューサイトのホンダ・X-ADVの評価は下記のようになっています。

※2023年9月25日時点

分析

ホンダ・X-ADVは全体的に高い評価を受けているようですが、評価プラットフォームによっては多少のばらつきがあることが分かります。

  1. みんカラ:4.8点(5点満点)
    このスコアは非常に高く、おそらく多くのユーザーが満足していると言えるでしょう。みんカラは自動車やバイクのエンスージアストが多く参加するプラットフォームであり、詳細なレビューが多い傾向があります。
  2. 価格コム:4.15点(5点満点)
    このスコアも高いですが、みんカラよりも若干低めです。価格コムは比較的幅広い層からの評価が集まる傾向があり、価格面が反映されている可能性が高いです。
  3. ウェビック:3.88点(5点満点)
    このスコアは他の二つよりも低いですが、それでも平均以上の評価を受けています。ウェビックはバイク専門の総合サイトであり、専門家や長い間バイクを使っているユーザーからの厳しい評価が含まれている可能性があります。

このように、プラットフォームによって評価にばらつきが見られる理由としては、そのプラットフォームの利用者層、評価の基準、そして何を重視して評価が行われているのかが影響している可能性が考えられます。

全体的に見れば、ホンダ・X-ADVはどのプラットフォームでも比較的高評価であり、多くの人々が満足している製品と言えるでしょう。購入を検討する際には、どの側面を重視するのかによって、あなたに適した評価プラットフォームを参考にしていただきたいと思います。

スペック

ホンダ・X-ADVのスペック(主要諸元)を以下にまとめました。

項目情報
車名・型式ホンダ・8BL-RH10
フレーム形式ダイヤモンド
全長×全幅×全高2,200mm × 940mm × 1,340mm
最低地上高135mm
シート高790mm
エンジン種類水冷4ストロークOHC4バルブ直列2気筒
総排気量745cm³
最高出力43kW[58PS]/6,750rpm
最大トルク69N・m[7.0kgf・m]/4,750rpm
燃料タンク容量13L
乗車定員2人
トランスミッション形式電子式6段変速(DCT)
車両重量236kg
燃料消費率(km/L)
  • 42.5(60)〈2名乗車時〉
  • 27.7(クラス 3-2)〈1名乗車時〉WMTCモード
最小回転半径2.8m

価格

ホンダ・X-ADVの価格です。

1,320,000(税込)※2023年9月時点

ライバル車とその特徴

ホンダ・X-ADVのライバル車と特徴をまとめました。

車名特徴
BMW C 400 X

 

  • 2019年に登場したBMWのミドルサイズスクーターです。排気量350ccの水冷単気筒エンジンを搭載し、車重は206kg、燃料タンクは12.8リットルの容量を持ち、ハイオクガソリン指定です。
  • 都市での素早い移動をするだけでなく、コンパクトな外観にスポーツバイクを彷彿とさせる装備を持ち合わせ、手頃な排気量により街乗りからツーリングまで幅広くこなしてくれるモデルです。
Yamaha TMAX 560

  • 2022年7月にデビューした8世代目のスポーツスクーターです。排気量は561ccに拡大され、大型TFT液晶メーター、スマホコネクト機能、さまざまな電子制御装備を搭載しています。
  • 大型スクーターの外観ながら、スポーツバイクのような運動性能を持つ「オートマチックスポーツ」というジャンルを確立したモデルです。

⇒⇒レビュー記事

Suzuki Burgman 400 ABS

 

  • 400ccクラスのラグジュアリースクーターです。エレガントなスタイリングと快適性、充実した収納、動力性能を兼ね備えています。
  • 水冷4ストDOHC4バルブ単気筒、399cc、最高出力29ps、燃料タンク13L、車両重量218kg、WMTCモード25.2km/Lです。

⇒⇒レビュー記事

まとめ

X-ADVはデザイン、エンジン性能、走行性能、そして乗り心地といった多くの要素で高い評価を受けています。しかし、それには一定の改善点も存在します。

操作性や操縦感については賛否が分かれることが多く、ユーティリティや装備に対する期待も一部で高まっています。燃費や給油、さらには価格や維持費についても、バイク選びにおいて重要な要因であり、X-ADVがいかにそれに応えるかは注目のポイントです。カスタムパーツに対する需要も見逃せません。

レビューサイトでの評価は一定の信頼性があり、スペック情報やライバル車との比較からも、X-ADVがどのような位置づけにあるのかが理解できるでしょう。記事を通じて、X-ADVの多面的な評価を総合的に把握することができたかと思います。ご覧いただきありがとうございました。

【海外の評価】ホンダ・X-ADV:海外メディア試乗レビュー・HONDAの口コミ・評価:海外の評判を知りたい!

2023年9月23日
Mr.乱視
この記事は当サイトの管理人ミスター乱視が執筆しています。引用元・参照元を明示した信頼性の高い記事をお届けします。

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