自賠責保険の解約手続きは代理人に代行してもらえます。
保険会社のホームページなどには「契約者本人で」というように書いてあるのが普通です。
しかし代理人が手続きを代行することは何の問題もありません。
実務の現場では、たとえば廃車専門業者が代理人として解約業務を代行しているのは日常の風景です。
念のために当サイトのmr.乱視が保険会社に電話して確認しましたが、「代理人でもいいですよ」と当たり前のように返答がありました。
なお、返還保険料(還付金・払い戻し金)の振込口座も契約者本人以外のものでもOKです(要追加書類)。
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自賠責保険の解約手続きは代理人に代行してもらえますか?
誰かが簡単に解約できてしまっては、イザその車で事故があった場合、被害者は必要最低限の補償が受けられなくなりますからね。
そういうことから、保険会社のホームページなどには、原則として契約者本人が手続きするように書いてあるんです。
損保ジャパン日本興亜ですね。
損保ジャパンの場合、自賠責保険の解約の際に必要な「自賠責保険承認請求書」に小さい文字で「代理店は解約手続きを行うことが出来ません」と書いてあります。
しかし、実務の現場では、代理人がごく普通に自賠責保険の解約手続きを代行して行っています。
※(訂正:2018年7月)損保ジャパンの「代理店は解約手続きを行うことが出来ません」という記述は、解約手続きの代行のことではなく、そもそも自賠責保険を解約する権限は代理店にはない、という意味だと思います。解約手続きを契約者の代行として代理店が行うことについては、何の問題もないということになります。したがって、この下に出てくる「裏メニュー」云々はちょっと的はずれでした(反省)
よく広告で「レッカー引き取り無料。書類代行無料。」と謳っている廃車専門業者がありますね。
こうした業者さんは陸運局の事務手続きを代行するだけでなくて、自賠責保険の解約手続きも代行しているんです。
このお金は、現金で受け取るのではなくて、金融機関の口座に振り込まれるんですけど、この口座はもちろん契約者の口座であることが原則ですが、代理人の口座に指定することも出来るんです。
その代わりに、廃車を出したお客さんには、車の買取額に自賠責保険の返還保険料を上乗せして支払っています。
自賠責保険の返還保険料(還付金・払い戻し金)は、手続きした窓口ですぐに戻らないんです。
窓口で手続きをした日から10日前後してから口座に振り込まれるんです。
だから、お客さんからすれば前払いしてもらっているのと同じで、かえってありがたいことなんです。
廃車関連の下記記事も参考になさってください。
ご覧いただきありがとうございました。