目次
- 1 【海外の評価】カワサキ・ニンジャZX-25R SE(Kawasaki Ninja ZX-25R SE):海外メディア試乗レビュー・口コミ・評価:海外の評判を知りたい!
- 2 どんなバイク?
- 3 海外レビュー①:[English] 2021 Kawasaki Ninja ZX25R SE Review | 17K RPM FOUR
- 4 海外レビュー②:10 Minutes of 250cc Inline Four Screaming [Kawasaki ZX25R Pure Audio]
- 5 ライバル車とその特徴
- 6 どんな人におすすめのバイク?
- 7 Kawasaki Ninja ZX-25R SEに興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないKawasakiの他の車種があるとしたら、それは何?
- 8 まとめ
【記事丸わかり】
Kawasaki Ninja ZX-25R SEは、コンパクトながらも非常に高性能なスポーツバイクで、高回転域での性能とスポーツライディングを楽しむための先進的な装備が特徴です。 ⇒⇒【Ninja ZX-25R SE】噂の250cc 4気筒バイクが想像以上にイカれてて愉しすぎた。 |
【海外の評価】カワサキ・ニンジャZX-25R SE(Kawasaki Ninja ZX-25R SE):海外メディア試乗レビュー・口コミ・評価:海外の評判を知りたい!
Ninja ZX-25R SE:Kawasaki Motors
この記事は、カワサキのバイク、ニンジャZX-25R SEについての詳細な情報を提供しています。
250ccの並列4気筒エンジンを搭載し、高い運動性能とスポーツライディングに適した装備が特徴です。
特に、クイックシフターとトラクションコントロールの作動が秀逸で、スポーツライディングをより楽しく安全にします。
ライバル車との比較、このバイクがおすすめの人、カワサキの他の車種などにも触れています。
どんなバイク?
2019年秋の東京モーターショーで発表されたカワサキのニンジャZX-25R SEは、多くのライダーが待ち望んでいたバイクです。
デザインと装備
ニンジャZX-25R SEは、クイックシフター、フレームスライダー、スモークスクリーンが標準装備されています。
フロントマスクにはセンターラムエアダクトとチンスポイラーが装備され、デザインは他のニンジャシリーズに通じています。
エンジン性能
250ccの並列4気筒エンジンは特筆すべきエンジンです。高回転域でのパフォーマンスが非常に高いです。
このエンジンは、カワサキの並列4気筒エンジンの中で最もショートストロークのエンジンです。
走行性能
ZX-25R SEは飛び抜けて高い運動性能を持っており、特にクイックシフターとトラクションコントロールの作動が秀逸です。
スポーツライディングをより楽しく、安全にする素晴らしい装備です。
使い勝手
いっぽう、ニンジャZX-25R SEは、市街地走行やツーリングでも使いやすいです。ライディングポジションはスパルタンではなく、シャシーも適度に柔軟です。
とは言え、比較の問題として、普段の移動やロングツーリングには、車重が軽く低中回転域でのトルクが十分な並列2気筒のニンジャ250の方が適しているかもしれません。
高回転型エンジンの特性が体質に合う人にこそ乗って欲しいバイクです。
メーカーの公式ページの紹介文
カワサキの公式ページでは、2023年9月15日発売のNinja ZX-25R SE KRT EDITIONについて次のように紹介しています。
■前モデルとの主な変更点 ・Kawasaki Racing Teamロゴの変更 ■主な特長 ・最高出力35kW(48PS)、17,000rpm以上の高回転域を誇る249cm³水冷4ストローク並列4気筒エンジン ・吸排気に入念なサウンドチューニングが施された、スクリーミング・サウンド!!! ・並列4気筒エンジンのパフォーマンスを最大限に引き出す、高張力鋼製トレリスフレーム ・プリロード調整が可能なSFF-BP、ホリゾンタルバックリンクリヤサスペンション ・スポーツライディングでのパフォーマンスの強化と安心感を高めるKTRC(カワサキトラクションコントロール)、パワーモード選択。 ・スムーズな加速とイージーな減速を実現するアップ/ダウン両対応のKQS(カワサキクイックシフター) ・吸気効率とエンジン性能を高めるセンターラムエアシステム ・大径ディスクとラジアルマウントモノブロックキャリパーにより優れた制動力を発揮するフロントブレーキ ・多彩な機能に加え、コックピットに先進性と高級感を演出する4.3インチフルデジタルTFTカラー液晶ディスプレイ |
スペック
Ninja ZX-25R SE KRT EDITIONとNinja ZX-25R SEのスペックを以下にまとめました。
項目 | Ninja ZX-25R SE KRT EDITION | Ninja ZX-25R SE |
---|---|---|
型式 | 8BK-ZX250H | 8BK-ZX250H |
フレーム形式 | トレリス | トレリス |
全長×全幅×全高 | 1,980mm×750mm×1,110mm | 1,980mm×750mm×1,110mm |
最低地上高 | 125mm | 125mm |
シート高 | 785mm | 785mm |
エンジン種類 | 水冷4ストローク並列4気筒/DOHC 4バルブ | 水冷4ストローク並列4気筒/DOHC 4バルブ |
総排気量 | 249cm³ | 249cm³ |
最高出力 | 35kW(48PS)/15,500rpm | 35kW(48PS)/15,500rpm |
最大トルク | 22N・m(2.2kgf・m)/12,500rpm | 22N・m(2.2kgf・m)/12,500rpm |
燃料タンク容量 | 15 L | 15 L |
乗車定員 | 2名 | 2名 |
トランスミッション形式 | 常時噛合式6段リターン | 常時噛合式6段リターン |
燃料消費率(km/L) |
|
|
最小回転半径 | 2.6m | 2.6m |
カラー・メーカー希望小売価格 | ライムグリーン×エボニー 962,500円 | メタリックファントムシルバー×エボニー 962,500円 |
Ninja ZX-25R SE KRT EDITIONとNinja ZX-25R SEは、スペック面では差がありません。違いはカラーです。どちらも高性能なモデルで、選択肢はデザインの好みになります。
海外レビュー①:[English] 2021 Kawasaki Ninja ZX25R SE Review | 17K RPM FOUR
Mason van Bike様のレビューから。英語の動画です。下記内容はレビュー動画のほんの一部に触れているものであり、全体を網羅したものではありません。カワサキ・ニンジャZX-25R SEのレビューを以下にまとめました。
項目 | 詳細 |
---|---|
乗り心地 | 乗り心地は快適で、特に高い速度での振動は少ない。 |
走行感覚 | エンジンは非常にスムーズで、赤信号からの加速も楽しい。 |
ハンドル感覚 | ハンドルは非常に反応が良く、曲がり角でも安定している。 |
クイックシフター | 上方シフトは完璧で、下方シフトもほとんどの場合において安定している。 |
ブレーキ | フロントブレーキは初期の感触と噛み付きが良いが、リアブレーキは少し物足りない。 |
トラクションコントロール | このサイズのバイクにはあまり必要ではないが、4レベルのトラクションコントロールがある。 |
パワーモード | 2つのパワーモードがあるが、このサイズのバイクにはあまり必要ではない。 |
サスペンション | フロントとリアが完全に調整可能で、非常に応答性が高い。 |
このレビューによれば、カワサキ・ニンジャZX-25R SEは非常にバランスの取れたバイクであり、特に乗り心地と走行感覚が優れています。クイックシフターやブレーキも良好で、サスペンションは非常に応答性が高いです。このバイクは、特に感性や趣味に重点を置いているライダーにとって、非常に魅力的な選択肢であると言えるでしょう。
海外レビュー②:10 Minutes of 250cc Inline Four Screaming [Kawasaki ZX25R Pure Audio]
ZX-25Rの走行動画です。全編ライダー目線のカメラによって構成され、カワサキサウンドがとどろき渡る動画です。ただし、皆さんはマネしないでくださいね。公道なので……..※先日アップした記事では、Z400FX(1979年~1982年)のやはり全編セリフなしの走行動画をご紹介しました。ZX-25Rの高回転型最新エンジンとの響きの違いをご確認ください。
※なお、上記動画では、スクリーミング・サウンドも注目ですが、切れ目のないシフトチェンジも見どころだと思います。シフトチェンジを形容する言葉としてふさわしくないかもしれませんが、「エレガント」です!
ライバル車とその特徴
カワサキ・ニンジャZX-25R SE(Kawasaki Ninja ZX-25R SE)のライバル車と特徴をまとめました。
ライバル車名 | 特徴 |
---|---|
ヤマハ YZF-R3 | 高回転型エンジンで軽量、エントリーレベルでもスポーツバイクらしい走行が楽しめる。 ⇒⇒レビュー記事 |
KTM RC 390 | アグレッシブなデザインとシャープなハンドリング。高品質のサスペンションとブレーキを装備。 |
スズキ GSX-R250 | バランスの良いパフォーマンスと乗りやすさ。日常使いからサーキット走行まで幅広く対応。2つの丸目が特徴。 |
ホンダ CBR500R | より大排気量でトルクが豊か。シート高が低く、長距離移動でも快適。 |
アプリリア RS 250 | エキゾチックなイタリアンデザイン。V型2気筒エンジンで、トラックでの性能を重視。 |
以上のライバル車は、各々が独自の特徴と強みを持ちます。例えば、エントリーレベルでスポーツバイクの走行を楽しみたい人にはヤマハ YZF-R3が、エキゾチックなデザインと高性能を求める人にはアプリリア RS 250がおすすめです。それぞれのバイクは、カワサキ・ニンジャZX-25R SEと競り合いながら、独自の価値を提供しています。
どんな人におすすめのバイク?
カワサキ・ニンジャZX-25R SEがおすすめの人物像をまとめました。
おすすめの人物像 | 理由 |
---|---|
スポーツバイク初心者 | 軽量で扱いやすいので、スポーツバイクへの入門として適している。 |
中級者のバイク愛好者 | 高回転での性能が良いため、技術向上を目指す人に適している。 |
サーキット走行を楽しみたい人 | ハイスペックなサスペンションとブレーキが装備されているので、サーキットでの走行が楽しめる。 |
燃費を気にしない人 | 高回転型エンジンであるため、燃費があまりよくない。 |
高性能なバイクを求める人 | 4気筒エンジン、高品質なサスペンションとブレーキが特徴。 |
カワサキ・ニンジャZX-25R SEは多様な人物像に対応しています。スポーツバイクに興味があり、技術向上を目指す初心者から中級者、またサーキット走行を楽しみたい人に特におすすめ。高性能な設計のため、燃費を気にしない人におすすめ(そんな人がいるかどうかわかりませんが笑)。
Kawasaki Ninja ZX-25R SEに興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないKawasakiの他の車種があるとしたら、それは何?
Kawasaki Ninja ZX-25R SEに興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないKawasakiの他の車種をまとめました。
車種名 | 特長 | なぜ目移りするか |
---|---|---|
Kawasaki Z250 | ストリート向けデザイン、四気筒エンジン ⇒⇒レビュー記事 | シンプルな街乗りバイクを探している場合 |
Kawasaki Ninja 400 | 初心者に優しいエンジン、高い機動性 ⇒⇒レビュー記事 | 初めてのバイクとして適している |
Kawasaki Versys-X 300 | アドベンチャー向け、頑健なサスペンション | オフロード走行にも興味がある場合 |
Kawasaki Z400 | Zシリーズ特有のアグレッシブなデザイン、機動性 ⇒⇒レビュー記事 | スポーティな外観と機能を望む場合 |
Kawasaki KLX230R | オフロード対応、耐久性が高い ⇒⇒レビュー記事 | 主にオフロードで使用したい場合 |
排気量が250ccから400ccまでのKawasakiの車種には、街乗りからオフロード、初心者向けまで多様な選択肢があります。ニンジャZX-25R SEに興味がある方がどのような用途やスタイルに興味があるかに応じて、目移りする可能性が高い車種がいくつか存在します。
まとめ
カワサキニンジャZX-25R SEは、250ccの並列4気筒エンジンを搭載し、コンパクトなサイズにもかかわらず、高い運動性能を提供します。
特に、クイックシフターとトラクションコントロールはスポーツライディングにおいて非常に有用であり、安全性も高めています。
皆さんのバイク選びの参考になれば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。