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【記事丸わかり】
ウェイクは特徵的なデザインと機能性で多くのファミリーやアウトドア愛好者に支持されていますが、乗り心地や一部の安全性に関しては改善の余地があります。購入前にはこれらの点を検討し、試乗してみることをお勧めします。 ⇒⇒【オーナー 閲覧注意】ダイハツ ウェイク 正直レビュー |
ダイハツ ウェイク大解剖:後悔・人気ない・失敗・危ない・デメリット・欠点・買ってよかった?を重点的に検証!
DAIHATSU ウェイク(2014年11月10日発売~2022年8月販売終了):Wikipedia
ダイハツ ウェイクについて、購入を考えている方や興味を持っている方に向けて、このブログ記事ではウェイクのあらゆる側面を徹底的に解析します。
絶版車としての価値、スペック、価格から始まり、ユーザーによる肯定的なレビュー、否定的なレビュー、そして全般的な評価まで、多角的に検証していきます。
さらに、DAIHATSUの他の車種との比較も行います。この記事を通じて、ウェイクに関する疑問や懸念を明らかにし、最適な選択をサポートします。
どんなクルマ?
DAIHATSU ウェイクは、2014年11月に発売されたダイハツの軽自動車です。全高1,835mmの超スーパーハイトワゴンで、広い室内空間と高い視界を両立させたのが特徴です。
ウェイクの最大の魅力は、その広い室内空間です。全高1,835mmという軽自動車としては圧倒的な高さを誇り、室内高は1,455mmと、ミニバン並みの高さを確保しています。大人でも窮屈さを感じることなく、ゆったりと過ごすことができます。
また、ウェイクは高い視界も魅力です。フロントガラスは大きく、Aピラーも細く設計されています。そのため、運転席から周囲の状況をしっかりと確認することができ、安全運転に役立ちます。
ウェイクは、日常生活はもちろん、レジャーやアウトドアシーンでも活躍する車です。広い室内空間を活かして、キャンプやスポーツなどの荷物を積み込むことができます。また、高い視界を活かして、アウトドアでの運転も安心です。
「絶版車になってから価値が上がるクルマ」
ダイハツ ウェイクは2022年8月に販売終了となっていますが、中古車市場では高い人気を維持していて、2023年12月9日時点で1,598台登録されています(カーセンサー)。
みんカラのオーナーレビューに印象的なフレーズがあり、それが「絶版車になってから価値が上がるクルマ」です。その通りかもしれません。
スペック
ダイハツ ウェイク「D」のスペックです。
新車価格 | 137万円 |
駆動方式 | FF |
燃料 | レギュラー |
燃料タンク容量 | 36L |
排気量 | 658cc |
トランスミッション | CVT |
乗車定員 | 4名 |
燃費(WLTCモード) | 17.4km/L |
最小回転半径 | 4.4m |
最高出力 | 38[52]/6800 kW[PS]/rpm |
最高トルク | 60[6.1]/5200 N・m[kgf・m]/rpm |
全長 | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,835mm |
ホイールベース | 2,455mm |
最低地上高(未積載時) | 140mm |
車両重量 | 990kg |
価格
ダイハツ ウェイクの新車時の価格帯です。
135~189 万円
否定的・ネガティブなレビューをご紹介
この記事のテーマは『ダイハツ ウェイク大解剖:後悔・人気ない・失敗・危ない・デメリット・欠点・買ってよかった?を重点的に検証!』です。
検証するには材料が必要です。
まず、ダイハツ ウェイクに関する否定的・ネガティブなレビューをご案内します。
- 購入から約5年で15万キロ走行したが、故障はなかったものの、乗り心地は他社と比較して悪い。
- 走行中熱々のコーヒーは飲めないほど揺れる。
- デザインは地味である。
- エンジン性能は速くない。
- アイドリングストップの作動条件が腹立たしい。
- 標準装着タイヤのウェットグリップが頼りない。
- カメラ映像の起動が遅く、解像度が低い。
- 価格が15~16年前の新車と比較して高いが、性能は進化していない。
- 安全性に関する意識がメーカーに欠けていると感じる。
- ハイビームの明るさと照射範囲が不十分
- フォグランプがほぼアクセサリーとしての役割
- リヤワイパーの雪対策が不十分
- シートレイアウトの変更が面倒
- バックミラーとサンバイザーの位置が役に立たない
- リヤサスペンションが硬く、後席の乗り心地が悪い
- 車両下部からのゴトゴト音が年々大きくなる
- マフラーからの振動音の問題
- 風が強い日の横風の影響を受けやすい
- アイドリングストップのスタート時のカックンを制御できないため使用せず
- 左ウインカーに水が入る問題があった。
- サスペンションが固すぎると感じる。
- 車内の内張りが安っぽい。
- エアコンの吹き出し口が無塗装でダサい。
- ドアトリムアームレストがピアノブラックでない。
- アイドリングストップ時の再始動が揺れる。
- 路面の状況をかなり伝えるため、乗り心地が悪い。
- ロードノイズがやや煩い。
- ブレーキランプがタントに似ていてデザインが寂しい。
- シートが固く、長時間の運転には向かない。
- 燃費が良くない。
- 高速道路の登り坂での追い越しに力不足
- 後部座席の乗り心地が悪い
- クルーズコントロールがない
- リヤシートのアレンジレバーが壊れやすい
- 純正の低燃費タイヤの寿命が短い
- シートカバーが付いているとシートがたためない
- NA車の出足が遅い
- 重く、ターボで燃費がさらに悪化
- 長距離でも燃費が20km/Lを超えない
以上のような評価が一定数見られます。これらはあくまでレビュアーの意見であり、必ずしもすべての指摘がファクトであるとは限りません。しかし、これらの意見はダイハツ ウェイクに関する様々な着眼点を提供しているので、ぜひ参考になさってください。
肯定的・ポジティブなレビューをご紹介
次に、ダイハツ ウェイクに関する肯定的・ポジティブなレビューをご案内します。
- シャトルハイブリッドを売却して購入し、買い取り額は87万円、購入額は85万円。
- 車高が高く乗り降り、視界が良好。
- 装備が充実している。
- 燃費は乗り初め15.5km/Lから10ヶ月後に16.1km/Lまで伸びた。
- インテリアは収納スペースが豊富。
- 荷室下の収納スペースが特に便利。
- ターボ付きを選択し、加速に不満はない。
- 室内が広く、釣りやキャンプに大活躍。
- デザインが飽きのこないもので、妻もカッコイイと評価。
- 長身の妻もチャイルドシートに子供を座らせる際に頭をぶつけることがなく、ストレスがない。
- 収納スペースが十分で、よく考えられている
- 4人乗車でもエアコンフル稼働で高速を走っても不満なし
- スタビライザーが効いており、ロールをあまり感じない
- 前席の乗り心地は問題なし
- 平均燃費が期待以上(17.2km/l)
- 高価格帯ながら現代の軽自動車として適正
- 自転車積載可能な広い室内スペース
- ターボなしでも山間部で十分な走行性能
- メンテナンスが簡単で、長く乗れる
- エクステリアが個性的である。
- インテリアは軽自動車としては上級。
- 高速や山岳地区ではターボが有効。
- 乗り心地は全体的に良い。
- 車内天井が黒色で高級感がある。
- ターボによるスムーズな加速。
- パワステの制御がしっかりしている。
- ボディの剛性感が増している。
- センターのピアノブラックが美しい。
- 車内が広く快適。
- ロールサンシェードが便利。
- インテリアの質感が高い。
- LEDランプやメッキのフロントグリルがカッコいい。
- 室内の広さが素晴らしい
- 両側電動スライドドアや予約ロック機能など充実した装備
- ターボ車は一般道での非力さを感じさせない
- 機動力と小回りが優れている
- 前席の乗り心地が良い
- 内外装をカスタマイズ可能
- 内装のウッド調とホイールのデザインが魅力的
- 豊富なシートアレンジ
- ターボ4WDで適度な走行性能
- カクカクしたボディデザインがお気に入り
- 荷物がたくさん積めるので多目的に使える
- 仕事、買い物、旅行などでの使い勝手が良い
以上のような評価が一定数見られます。これらはあくまでレビュアーの意見であり、必ずしもすべての指摘がファクトであるとは限りません。しかし、これらの意見はダイハツ ウェイクに関する様々な着眼点を提供しているので、ぜひ参考になさってください。
総合的・全般的なレビューをご紹介
レビューの最後に、ダイハツ ウェイクに関する総合的・全般的なレビューをご案内します。「細かな点ではいろいろ言いたいことがあるけれど、結局のところダイハツ ウェイクのことをどう思っているのか」、そうしたレビュアーの<思い>が込められたレビューとなります。ぜひ、参考になさってください。
- 乗り心地や走行性能においては改善の余地があるが、燃費や収納スペース、室内の広さは評価できる。
- ファミリー用途やアウトドアに適している。
- 購入後の総合的な満足度は高いが、安全性や走行性能についてはメーカーの改善が求められる。
- 山間部での使用や自転車積載を含む多目的用途に適している
- マイナーチェンジ後の外観は好評。エンジン性能、走行性能は満足
- 維持費と燃費のバランスが良い。一家に1台のファミリーカーとして適切
- 軽自動車としては良くできたモデル。サイズや安全性の面で進化している。
- 高速道路での運転にはターボが効果的。
- インテリアやエクステリアのデザインがいい。
- ウェイクは内装の広さや機動力に優れており、日常の多目的な使用に適している。
- 燃費や一部の装備の耐久性に不満を持っているが、全体的にはデザインや実用性で高く評価できる。
「後悔」「人気ない」「失敗」「危ない」「デメリット」「欠点」「買ってよかった?」を重点的に分析
この記事のテーマは『ダイハツ ウェイク大解剖:後悔・人気ない・失敗・危ない・デメリット・欠点・買ってよかった?を重点的に検証!』というものです。
テーマの重点項目である「後悔」「人気ない」「失敗」「危ない」「デメリット」「欠点」「買ってよかった?」について、ここまで見てきたレビューを基に、検証したいと思います。
「後悔」「失敗」 |
走行中の揺れが激しく、乗り心地が悪い。デザインが地味。エンジン性能が速くない。安全性に対するメーカーの意識が低いと感じる。ウェット路面での走行が不安定(タイヤ性能を含め)…..などなど様々な指摘があります。 ウェイクは誰が見ても一目でわかる背の高さとカクカクしたデザインが特徴で、オーナーはそうした部分は承知のうえで購入してるのですが、購入して日々使用する中でわかってくることがあります。 上記のような指摘をしているオーナーの中には、自分の許容範囲を超えていて購入を後悔している人、失敗したと思っている人もいるかもしれません。 ただし、比率で言うと、購入して後悔している人や失敗したと思っている人は少ないと思います。所有満足度は高いクルマです。 |
「人気ない」 |
ウェイクは2014年11月10日発売~2022年8月販売終了です。この期間の販売台数の推移を見てみましょう。
※メーカーの月販販売目標は5,000台 上記のように、当初は販売目標の月5,000台をほぼ満たしていましたが、3年目以降は横ばいから右肩下がりに推移しました。販売面では苦しい状況だったというべきでしょう。 したがって、「人気ない」という世評は、肯定せざるを得ないと思います。 ですが、販売終了となった今、逆にレアなクルマというとらえ方もできます。中古車としてウェイクを見ると、価格もこなれてきて、なかなか魅力的な存在だと思います。 |
「危ない」 |
背がひときわ高いクルマであり、横風の影響は強く受けます。その点は確かに「危ない」といえる車です。ですが、アンチロックバー(スタビライザー)が装備されていることもあり、よほどの強風下を走行しない限り、実用的に問題となるレベルではないと思います。 ただし、標準タイヤのウェット面での不安定さを指摘する声もあります。もしもウェイクを中古車で購入したら、タイヤの銘柄を考えたほうがいいかもしれません。たとえばミシュランなどに交換すると安心でしょう。※すみません、私がミシュランのファンなのでつい銘柄を出してしまいました。ブリヂストンやヨコハマやトーヨーもいいタイヤを出しています。はい。 |
「デメリット」「欠点」 |
「否定的・ネガティブなレビュー」で指摘されているように、様々なデメリットや欠点が上がっています。これらは人によって受け止め方が異なる場合もありますが、ウェイクを検討する際に着目すべきポイントとして参考になさってください。
などなど。 |
「買ってよかった」 |
ウェイクを買ってよかったと表明しているオーナーさんはたくさんいます。 一目見てデザインに惚れた、広い車内は子供のオムツを替えたりするさいにストレスがない、自転車をタイヤを外さずそのまま載せられる、視点が高く見晴らしがいいので安全であり気分的にも爽快感がある、目立つから好き…..などなど。 様々な「愛の言葉」が寄せられています。 |
レビューサイトの平均評価点のご案内
ダイハツ ウェイクが有名なレビューサイトでどう評価されているか、以下ご紹介します。
※2023年12月9日時点
ライバル車とその特徴
ダイハツ ウェイクのライバル車とその特徴をまとめました。
スズキ スペーシアギア | ベース車両のスペーシアにSUVライクなデザインを盛り込んだ軽スーパーハイトワゴンです。名称には、アウトドアで使う道具全般を意味する「ギア」を冠しています。 |
スズキ スペーシアベース | スペーシアのシャシーをベースにしており、キャブオーバータイプの商用車と軽ハイトワゴンの中間に位置づけられています。スペーシアベースのコンセプトは「遊びに仕事に空間自由自在。新しい使い方を実現する軽商用バン」です。 |
ホンダ N-VAN | 軽商用バン。N-BOX、N-ONE、N-WGNなどを展開する「Nシリーズ」の第5弾で、「軽商用車の新しい姿」として開発されました。スーパーハイトワゴンです。 |
三菱 デリカミニ | ekクロススペースをベース車として開発された軽自動車です。サイズ的には、ekクロススペースとほぼ同じで、軽スーパーハイトワゴンにSUVテイストをふんだんに盛り込んだ大人気車です。 |
どんな人におすすめ?
ダイハツ ウェイクがおすすめの人物像をまとめました。
おすすめの人物 | 理由 |
---|---|
ファミリー | 広々とした室内空間と大きな荷室があり、子供やペットを乗せるのに適している。 |
アウトドア愛好者 | 高い天井と広い荷室で、アウトドア用品の収納が容易。自転車も楽々。 |
街乗りをするドライバー | コンパクトなサイズで、狭い道や駐車場でも扱いやすい。見晴らし・見切りがよく、着座位置も高いので、渋滞時に埋もれ感がない。 |
高齢者 | 乗り降りがしやすい広いドア開口部と低いフロア高が特徴。 |
経済性を重視する人 | 燃費効率が良く、維持費が抑えられるため、コストを意識するドライバーに適している。 |
とにかく広い空間が欲しい人 | あまりに天井が高いので、運転中に意味もなく笑みがこぼれる(というオーナーさんがいるそうです)。 |
ダイハツ ウェイクに興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないDAIHATSUの他の車種があるとしたら、それは何?
思わず目移りしてしまうかもしれないDAIHATSUの他の車種をまとめました。
車名 | 特徴 |
---|---|
タントファンクロス | 2022年10月に登場したタントの派生モデルです。アウトドアシーンに似合うアクティブなデザインや撥水加工されたシートなど、タフさを表現したSUVライクな外装デザインが特徴です。 |
アトレー | 新型「アトレー」は、軽キャブオーバーバン(1BOX型軽商用車)です。商用車ならではの積載性に優れた荷室が特徴で、専用デザインや充実した快適装備を採用しながら、お求めやすい価格を実現しています。アウトドア志向や車中泊マニアの人々が大注目のクルマです。 |
タフト | 『軽自動車』のクロスオーバーSUVです。2020年6月に発売が開始され、「青空SUV」というキャッチコピーの名の通り、開放感を感じながら楽しく走れるクルマです。実物を見かけると、とても軽自動車に見えない立派な風格のクルマです。 |
トール | ダイハツ トールは、2016年11月に発売されたコンパクトカーです。登録車、小型乗用車です。軽自動車規格のクルマではありません。軽自動車ではありませんが、軽自動車と同等の取り回しの良さと広い室内空間を兼ね備えており、軽自動車以上だけどミニバン以下のちょうどいいサイズ感が特徴です。トヨタのルーミーはトールのOEM車です。 |
ロッキー | 小型SUVです。軽自動車ではありません。このクルマは、コンパクトなボディサイズながら、広々とした室内空間と高い機能性を備えています。都市部での運転のしやすさと、オフロードでの走破性も考慮されて設計されています。トヨタのライズは姉妹車です。 |
まとめ
『ダイハツ ウェイク大解剖:後悔・人気ない・失敗・危ない・デメリット・欠点・買ってよかった?を重点的に検証!』のテーマで解説してきました。
本記事では、ダイハツ ウェイクに関して多岐にわたる分析を行いました。絶版車としての価値からスペック、価格、そしてユーザーのレビューに至るまで、ウェイクのさまざまな側面を網羅的に検証しました。
ウェイクの購入を検討している方々にとって、この情報が有益であることを願っています。また、DAIHATSUの他の車種との比較も行い、より幅広い選択肢を提供しました。
ご覧いただきありがとうございました。