目次
- 1 【海外の評価】カワサキ・KX450(Kawasaki KX450):海外メディア試乗レビュー・口コミ・評価:海外の評判を知りたい!
- 2 カワサキKX450:進化の歴史と最新モデルの特長
- 3 海外レビュー①:2023 Kawasaki KX450 TESTED – Motocross Action Magazine
- 4 海外レビュー②:2022 Kawasaki KX 450 Bike Intro | Racer X Films
- 5 ライバル車とその特徴
- 6 どんな人におすすめのバイク?
- 7 Kawasaki KX450に興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないKawasakiの他の車種があるとしたら、それは何?
- 8 まとめ
【記事丸わかり】
Kawasaki KX450は、性能向上と革新的な機能で、競技レベルのモトクロスバイクとして高い評価を受けています。新設計のフレームとエンジン、そしてブレーキシステムの改良がライダーからの信頼を強化しています。 ⇒⇒カワサキ KX450/KX450X がフルモデルチェンジ、KX/KLXシリーズ2024年モデル発売へ | バイクの情報 |
【海外の評価】カワサキ・KX450(Kawasaki KX450):海外メディア試乗レビュー・口コミ・評価:海外の評判を知りたい!
Kawasaki KX450:Kawasaki Motors
カワサキKX450は、モトクロスバイクの世界でその名を轟かせていますが、どれだけの性能と特長を持っているのでしょうか。
この記事では、2011年モデルから最新の2024年モデルまでの進化の歴史を探ります。特に、F.I.制御マップのカプラーオンでの変更機能やローンチコントロールモード、新設計のフレームとエンジン性能などが注目されています。
さらに、海外メディアによる試乗レビューから得られる洞察も紹介します。乗り心地や走行感覚、ハンドリングといった基本性能から、ブレーキ性能や耐久性に至るまで、多角的にKX450を評価します。
(※)カワサキのコンペティションモデルであるKXシリーズやKLXシリーズは、「公道及び一般交通の用に供する場所では一切走行できません」ので、この点はご承知おきください。
カワサキKX450:進化の歴史と最新モデルの特長
2011年モデル
2011年7月にフルモデルチェンジが行われたKX450Fは、多くの新機能と改良が施されました。
特に注目すべきは、F.I.制御マップのカプラーオンでの変更機能と、スタート時に設定できるローンチコントロールモードです。
2013年モデル
2013年モデルでは、ニューマチックスプリングフォークとプッシュロッドタイプのマスターシリンダーが初採用され、作動性と扱いやすさが向上しました。
2014年モデル
2014年モデルでは、新素材のハンドルグリップが新採用される程度でしたが、エンジン性能やサスペンションの熟成が進みました。
2015年モデル以降
2015年モデルからは、ショーワ製のSFF-Air TACフォークや、ブレーキ性能の向上など、さまざまな改良が加えられました。
2024年モデル
2024年モデル(2023年10月14日発売)では、フレームからエンジンまで、多くの部分に手が入りました。特に新設計のフレームは、コーナリング特性を改善するとともに、直進性と軽快なハンドリングを両立させました。
- 混合気を直線的に燃焼室へと送り込み、インテーク同様に中央に配置されたエキゾーストポートが優れたエアフロー効果を実現し、エンジン性能を向上させた新設計のダウンドラフトインテーク
- エンジン吸排気系のアップデートに合わせ、最適な剛性バランスにより軽快なハンドリングと直進安定性を高めた新設計のアルミペリメターフレーム
- フロントキャリパー、マスターシリンダーにはブレンボ製、リヤキャリパーとマスターシリンダーにはニッシン製を組み合わせ、高いコントロール性を発揮するブレーキシステム
- 優れた握り心地とネジ固定方式によりグリップ交換も容易にしているODIロックオングリップ
- ライディングにおけるライダーの動きを妨げない新たにデザインされたエンジンシュラウド、サイドカバー、リヤフェンダー
- サイドカバーは工具を使わず脱着でき、エアフィルターエレメントのメンテナンスも容易に行えるクイックリリースサイドカバー
- ハンドル左グリップ基部にあるモード(M)ボタンにより、ノーマル、マイルドレスポンスの2つのエンジンマップを選択することができるパワーモード
- ハンドル左グリップ基部にあるトラクション(T)ボタンにより、2段階にトラクションを選択でき、またシステムオフすることも可能なカワサキトラクションコントロール(KTRC)
- スマートフォンアプリ「RIDEOLOGY THE APP KX」を使用することで、エンジンマップにアクセスして調整することが可能なスマートフォンコネクティビリティ
- カラー&グラフィックの変更
- ファクトリーマシンのチューニングが施され、強烈なパワーを発生するエンジン
- 軽量アルミニウム製ペリメターフレーム を採用したスリムな車体
- ファクトリースペックの高性能φ49mm倒立コイルスプリングフロントフォーク
- 優れたコントロール性を発揮する油圧クラッチ
- 素早いエンジン始動を可能にするセルフスターター
- 強力な制動力と優れたコントロール性を発揮するブレーキコンポーネント
- スリムでライデンングポジションの自由度が高いボディワーク
価格
KX450の2024年モデルのカラーと価格は以下の通りです。
- カラー:ライムグリーン
- メーカー希望小売価格: 1,078,000円(本体価格980,000円、消費税98,000円)
- 発売予定日:2023年10月14日
海外レビュー①:2023 Kawasaki KX450 TESTED – Motocross Action Magazine
motocross action magazine様のレビューから。英語の動画です。下記内容はレビュー動画のほんの一部に触れているものであり、全体を網羅したものではありません。
Kawasaki KX450のレビューを以下にまとめました。
項目 | 詳細 |
---|---|
乗り心地 | スムーズで簡単に乗れる。 |
走行感覚 | スナッピーで楽しい。 |
ハンドル | 1 1/8インチのハンドルバーが使いやすい。 |
サスペンション | ダイヤルインが必要だが、一度調整すると非常に快適。 |
フレーム | アルミニウムフレームが優れたハンドリングを提供。 |
ブレーキ | リアブレーキが非常に敏感で、コーナーでのスムーズな操作が難しい。 |
耐久性 | バーマウントやレバー、フォークガードなどが壊れやすい。 |
このバイクは非常にポテンシャルがありますが、いくつかの耐久性の問題とサスペンションの調整が必要です。一度これらの問題を解決すると、非常に楽しく、快適なライドができるでしょう。
海外レビュー②:2022 Kawasaki KX 450 Bike Intro | Racer X Films
Racer X Motocross & Supercross News様のレビューから。英語の動画です。下記内容はレビュー動画のほんの一部に触れているものであり、全体を網羅したものではありません。
カワサキ・KX450のレビューを以下にまとめました。
項目 | 詳細 |
---|---|
エンジン | エンジンは使いやすい。 |
走行感覚 | 高速での安定性があり、バンプ吸収が良いです。 |
ハンドル | フレームの吸収性が高く、安定した走行が可能です。 |
クラッチ | 油圧クラッチは使いやすく、リニアな感じがあります。 |
マッピング | カプラーシステムを使用して、エンジンの感じを調整することができます。 |
調整性 | ハンドルバーの位置やフットペグの高さなど、多くの調整オプションがあります。 |
全体的に、カワサキ・KX450は非常にバランスの取れたバイクであり、多くの調整オプションがあります。特に高速での安定性とバンプ吸収が優れています。エンジンは使いやすく、特にベテランのライダーにとっては非常に扱いやすいです。マッピングの調整も可能で、さまざまな走行条件に適応できます。
ライバル車とその特徴
Kawasaki KX450のライバル車と特徴をまとめました。
ブランド・モデル名 | 特徴 |
---|---|
ホンダ CRF450R | 軽量フレーム、優れたサスペンション設計 ⇒⇒レビュー記事 |
ヤマハ YZ450F | スマートフォンと連動、独自のチューニング可 ⇒⇒レビュー記事 |
KTM 450 SX-F | 高出力エンジン、優れた軽量設計 ⇒⇒レビュー記事 |
スズキ RM-Z450 | ユーザーフレンドリー、安定したハンドリング ⇒⇒レビュー記事 |
ハスクバーナ FC 450 | カーボンコンポジットフレーム、高度な電子制御 ⇒⇒レビュー記事 |
各ブランドが独自のアプローチで競合しており、特にテクノロジーの統合やフレーム設計に焦点を当てていることが見て取れます。
どんな人におすすめのバイク?
カワサキ・KX450がおすすめの人物像をより詳しくまとめました。
人物像 | 理由 |
---|---|
モトクロス経験者 | 競技レベルの性能を持つ高出力エンジンと高度なサスペンションが特徴。プロからアマチュアまで幅広く対応。 |
テクノロジー好き | サスペンションの高度な調整が可能で、自身の走行スタイルに合わせたカスタマイズが楽しめる。 |
週末ライダー | ハンドリングが安定しているため、楽しみながらも安全にオフロード走行ができる。 |
性能追求者 | チューニングの自由度が高く、多様なアフターマーケットパーツでさらに性能を引き出せる。 |
アウトドア派 | 耐久性が高く、長時間のオフロード走行でも安定したパフォーマンスが得られる。 |
カワサキ・KX450は、モトクロス経験者からテクノロジー愛好者、そして週末を楽しむ一般ライダーまで幅広い層に適しています。特に、走行性能やカスタマイズの自由度を重視する方には大変おすすめです。
Kawasaki KX450に興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないKawasakiの他の車種があるとしたら、それは何?
カワサキ・KX450に興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないKawasakiの他の車種をまとめました。
車種 | 魅力点 |
---|---|
Kawasaki Z900 | ストリートライディングに最適な高性能エンジン ⇒⇒レビュー記事 |
Kawasaki Versys 650 | ツーリングに優れた多機能性 |
Kawasaki Vulcan S | クルーザースタイルで快適な長距離走行 |
Kawasakiのバイクには、多様な用途やスタイルで魅力的な車種が数多く存在します。ストリートライディングからツーリング、そしてクルーザースタイルまで、幅広い選択肢が揃っています。最終的にはKX450を購入するにしても、目移りすること間違いなし!
まとめ
記事を通して、カワサキKX450がどれだけ進化してきたのか、その全貌が明らかになりました。モデルチェンジの歴史、特に2024年モデル(2023年10月14日発売)での新設計フレームとエンジン性能の向上は注目すべき点です。
海外メディアの試乗レビューでは、乗り心地や走行感覚、ハンドリングなどが高評価を受けていますが、耐久性に関するいくつかの問題点も指摘されています。
これらの情報を総合すると、KX450は高性能でありながらも改良の余地があるバイクであると言えます。特に、テクノロジーを駆使した性能向上が見られるため、今後が非常に楽しみなモデルです。