目次
- 1 【海外の評価】ホンダ・CBR1000RR-R FIREBLADE:海外メディア試乗レビュー・HONDAの口コミ・評価:海外の評判を知りたい!
- 2 どんなバイク?
- 3 海外レビュー①:Honda CBR1000RR-R Fireblade 30th Anniversary review | Road and track test on the Birthday ‘Blade!
- 4 ライバル車とその特徴
- 5 どんな人におすすめ?
- 6 ホンダ・CBR1000RR-R FIREBLADEに興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないHONDAの他の車種があるとしたら、それは何?
- 7 まとめ
【記事丸わかり】
⇒⇒【速報】「CBR1000RR-R」のすべて -2024年モデルはフルモデルチェンジ並み!? |
【海外の評価】ホンダ・CBR1000RR-R FIREBLADE:海外メディア試乗レビュー・HONDAの口コミ・評価:海外の評判を知りたい!
ホンダ・CBR1000RR-R FIREBLADE:HONDA
ホンダが誇る高性能バイク「CBR1000RR-R FIREBLADE」は、バイク愛好家の間でその名を轟かせています。現行モデルは30周年を迎え、これまでの進化の歴史を感じさせる仕様に仕上がっているのです。バイクの詳細を知りたい、海外の評判はどうなのか、そして他のどんなバイクと比較されるのか。そういった疑問を持つ方々のために、本記事ではCBR1000RR-R FIREBLADEに焦点を当てて徹底解説します。
海外の評価を追求するセクションでは、いくつかの有名なレビューをピックアップし、世界の評判をご紹介します。バイクの核心となるパワーユニット、先進的な装備品やスペック、そして価格に関する詳細な情報を分析しています。
さらにライバル車との比較や、どんな人に最適なのかという視点からもCBR1000RR-R FIREBLADEを評価します。最後にホンダの他の車種も見逃せない内容として取り上げます。
どんなバイク?
「CBR1000RR-R」は、2020年にデビューしたホンダのレースベース車です。そのペットネームが「 CBR1000RR-R FIREBLADE」で、CBRシリーズの最上位モデルです。高出力かつコントロール性に優れたパワーユニットと、操縦性を追求した車体パッケージングを組み合わせています。また、スポーツライディングをサポートする先進の電子制御技術も採用されています。
218PS/14,500rpmの最高出力を実現する、新設計の水冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒 999ccエンジンを搭載しています。このエンジンは、わずか2000回転という低回転で乗ることができます。市街地に対応した扱いやすいエンジンキャラクターで、加減速時にも唐突なフィーリングがありません。
パワーユニット
Honda CBR1000RR-Rのパワーユニットの詳細をまとめました。
部分 | 詳細 |
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エンジン | 水冷4ストローク DOHC 4バルブ直列4気筒 999cc エンジンを採用。最高出力は160kW (14500rpm)。ボアストロークはφ81mm×48.5mm。2022年モデルでは圧縮比を13.2から13.4に高め、燃焼効率を向上。 |
バルブ駆動システム | フィンガーフォロワー式のロッカーアームを採用し、高速域での信頼性を高めています。DLCコーティングを施し、摩擦抵抗を低減。 |
コンロッド・ピストン | チタン鍛造コンロッドとアルミ鍛造ピストンを採用し、高強度化と軽量化を実現。 |
冷却システム | Honda独自の冷却技術を採用し、シリンダーボアの歪みを抑えています。 |
カムシャフト | DLCコーティングを施したカムシャフトを採用し、バルブ駆動ロスを低減。 |
スターターレイアウト | スターターの配置を工夫し、深いバンク角を確保。 |
ピストンジェット | マルチポイントピストンジェットを採用し、フリクションを低減。 |
吸気バルブ挟み角 | 9°に設定し、高出力化を実現。 |
ラムエアダクトシステム | RC213Vと同等の開口面積を持つラムエアダクトを採用し、吸気効率を向上。 |
スロットルボディー | φ52mmのスロットルボディーを採用し、吸気効率を向上。 |
エキゾーストパイプ | 排気効率と運動性能を追求した設計。 |
マフラー | 軽量チタン製マフラーを採用し、マス集中化を図る。 |
スロットルバイワイヤシステム | スロットルの操作性応答性を追求したシステムを採用。 |
Honda セレクタブル トルク コントロール | ライダーのアクセル操作を補助するシステムを採用。 |
装備品
以下の装備がHonda CBR1000RR-Rに装着されています。
装備名 | 詳細 |
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メーター | 様々な情報をライダーに伝えるフルカラーTFT液晶メーター |
ディスプレイタイプ | Practice, Digital, Analog, Bar |
ヘッドライト | コンパクトに鋭く、レーシーなイメージを強調するLEDヘッドライト |
テールランプ・ウインカー | LEDを採用した灯火器類 |
Honda Smart Key システム | キーを携帯したままハンドルロックを施錠・解錠できるシステム |
エマージェンシーストップシグナル | 急ブレーキをいち早く後続車に伝えるシステム |
クイックシフター | より素早いシフトチェンジを可能にしたシステム |
リチウムイオンバッテリー | 軽量で操りやすさを追求したバッテリー |
スペック
スペック(主要諸元)を以下にまとめました。
項目 | CBR1000RR-R FIREBLADE |
---|---|
車名・型式 | ホンダ・8BL-SC82 |
フレーム形式 | ダイヤモンド |
全長×全幅×全高 (mm) | 2100 × 745 × 1140 |
最低地上高 (mm) | 115 |
シート高 (mm) | 830 |
エンジン種類 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒 |
総排気量 (cm³) | 999 |
最高出力 (kW [PS] /rpm) | 160[218]/14,500 |
最大トルク (N・m [kgf・m] /rpm) | 113[11.5]/12,500 |
燃料タンク容量 (L) | 16 |
乗車定員 (人) | 2 |
トランスミッション形式 | 常時噛合式6段リターン |
車両重量 (kg) | 201 |
燃料消費率 (km/L) |
|
最小回転半径 (m) | 3.8 |
Honda CBR1000RR-R FIREBLADEは、高性能なエンジンと先進的な技術を持つバイクとして知られています。このバイクは水冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒エンジンを搭載しており、最高出力は160kW(218PS)/14,500rpm、最大トルクは113N・m(11.5kgf・m)/12,500rpmとなっています。非常にコンパクトなサイズでありながら、高いパフォーマンスを発揮します。
トランスミッションは常時噛合式6段リターンを採用しており、スムーズな変速が可能です。車両重量は201kgとなっており、ハンドリング性能も高いレベルで提供されています。
価格
Honda CBR1000RR-R FIREBLADEの各モデルの価格をまとめました。
モデル名 | メーカー希望小売価格 (消費税込み) |
---|---|
CBR1000RR-R FIREBLADE SP | 2,783,000 円 |
CBR1000RR-R FIREBLADE | 2,420,000 円 |
CBR1000RR-R FIREBLADE SP 30th Anniversary | 2,838,000 円 |
30周年記念モデルは特別なトリコロールカラーと特別装備が充実しており、その他のモデルに比べてやや高価になっています。
Hondaのウェブサイトには「レースベース車」も紹介されていますが、価格に関する具体的な情報は提供されていません。このモデルはHRCサービスショップからの提供となるようです。
価格は参考価格として表示されており、販売価格は販売店が独自に定めるとのことです。
海外レビュー①:Honda CBR1000RR-R Fireblade 30th Anniversary review | Road and track test on the Birthday ‘Blade!
Visordown Motorcycle Videos様のレビューから。英語の動画です。下記内容はレビュー動画のほんの一部に触れているものであり、全体を網羅したものではありません。ホンダ・CBR1000RR-R FIREBLADEのレビューを以下にまとめました。
項目 | 詳細 |
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乗り心地 | 新しいモデルは前モデルよりも道路での乗り心地が良くなっています。ギア比の変更により、低速コーナーからの加速が向上しており、乗り心地がスムーズになっています。 |
走行感覚 | コーナーから出口での加速が向上しており、より鋭い走行感覚を提供しています。 |
ハンドルの感触 | ハンドリングが向上しています。新しい電子クイックシフターにより、ギアチェンジがスムーズになり、トルクが改善されています。 |
その他の感想 | パワー、技術、ハンドリング能力、重量などの点で改善が見られます。レビュアーは新しいモデルが前モデルよりも進化していると感じていますが、革命的な変更はないと述べています。 |
海外レビュー②:2023 Honda CBR1000RR R Fireblade Review
ホンダ・CBR1000RR-R FIREBLADEのレビューを以下にまとめました。
項目 | 詳細 |
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走行感覚 | 刺激的で、強力なエンジンと高速な加速が魅力。 |
ハンドルの感触 | 新設計のシャシーと軽量構造、改善されたサスペンションシステムにより、正確かつ敏捷なハンドリングが可能。 |
乗り心地 | スポーツ重視の設計のため、長距離のライドではいくらかの疲労や不快感が生じる可能性がある。 |
デザイン | MotoGPマシンにインスパイアされた攻撃的かつ空力的なボディワークにより、道路やトラックで目立つデザインを持つ。 |
レビューによれば、2023年モデルのホンダ・CBR1000RR-R FIREBLADEは、強力なエンジンと高速な加速により、非常に刺激的な走行体験を提供します。ハンドリングは、新設計のシャシーと軽量構造、改善されたサスペンションシステムにより、正確かつ敏捷に行うことができます。
ただし、スポーツ重視の設計のため、長距離のライドではいくらかの疲労や不快感が生じる可能性があります。デザインはMotoGPマシンにインスパイアされた攻撃的かつ空力的なボディワークにより、道路やトラックで目立つものとなっています。
このバイクは高性能スポーツバイクとして位置づけられており、高価な投資となる可能性があります。ホンダの信頼性と品質の高い工業技術により、激しいライディングの要求に耐えることができる堅牢なマシンとして評価されています。
ライバル車とその特徴
ホンダ・CBR1000RR-R FIREBLADEのライバル車と特徴をまとめました。
ライバル車名 | 特徴 |
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ヤマハ YZF-R1 | 軽量でありながら剛性を持つアルミフレームを使用。電子制御システムが高度で、スムーズな加速とコーナリングが可能。 ⇒⇒レビュー記事 |
BMW S1000RR | インライン4エンジンが生み出す高い出力と緻密な設計が魅力。先進のサスペンションシステムで高い安定性を誇る。 ⇒⇒レビュー記事 |
カワサキ Ninja ZX-10R | エアロダイナミクスに優れたデザイン。トラクションコントロールやクイックシフターなどの先進技術を採用している。 ⇒⇒レビュー記事 |
ドゥカティ Panigale V4S | V4エンジンの高出力と軽量ボディが印象的。ハンドリングが容易で、高速走行でも安定した走行を提供。 ⇒⇒レビュー記事 |
Aprilia RSV4 Factory 1100 | V4エンジンを採用し、優れたパワーを誇示。ウイングレットの採用により高速時でもダウンフォースを確保している。 ⇒⇒レビュー記事 |
ホンダ・CBR1000RR-R FIREBLADEと同じように、これらのバイクも高性能エンジンや先進技術を採用していることがわかります。
ライバル各車はハンドリング性能や安定性を高める為の独自のテクノロジーとエンジニアリングに力を入れており、各車種が独自の強みを持っています。エアロダイナミクスに優れたデザインや先進のサスペンションシステムなど、利点は多岐にわたります。
どんな人におすすめ?
ホンダ・CBR1000RR-R FIREBLADEがおすすめの人物像をまとめました。
おすすめの人物 | 理由 |
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サーキット走行を楽しむライダー | サーキット向けの高性能スペックを持ち、高速走行やコーナリングでの優れたパフォーマンスを発揮します。 |
経験豊富なライダー | 高出力エンジンや先進的な電子制御システムをフルに活用できる技術や知識が必要。 |
高性能バイクに興味がある初心者 | 初心者でも扱いやすい設計がされており、安全機能も充実しているため、高性能バイクへの第一歩として適している。 |
デザイン重視のバイク愛好者 | 洗練されたデザインと質感にこだわりが見られ、視覚的・触感的な満足感を提供している。 |
ホンダ・CBR1000RR-R FIREBLADEは、技術的な知識と経験があるライダーに向いていますが、安全機能が充実しているので初心者にもおすすめできます。高性能バイクに興味がある初心者は、このバイクが高性能バイクへの第一歩として良い選択となりえます。
デザインにこだわりがあるバイク愛好者にも喜ばれる一方で、サーキット走行を楽しむライダーにも高速走行やコーナリングでの優れたパフォーマンスを提供できるバイクです。
ホンダ・CBR1000RR-R FIREBLADEに興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないHONDAの他の車種があるとしたら、それは何?
思わず目移りしてしまうかもしれないHONDAの他の車種をまとめました。
車種 | なぜ目移りするか |
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ホンダ・CBR650R | CBR1000RR-R FIREBLADEよりもハンドリングが容易で、コストパフォーマンスが高いため。初心者でも扱いやすい。 ⇒⇒レビュー記事 |
ホンダ・CB1000R | ネイキッドタイプのスタイリッシュなデザインと、CBR1000RR-R FIREBLADEに近いパフォーマンスを持つため。 ⇒⇒レビュー記事 |
ホンダ・CRF1100L Africa Twin | 本格的なオフロード走行も想定したアドベンチャーバイクです。1100ccの大排気量エンジンとビッグボディを備えながら、航続距離が400kmを軽く超えます。※タンク容量24ℓ。 ⇒⇒レビュー記事 |
ホンダ・Gold Wing | 1975年にアメリカで発売されたGL1000に始まり、これまでに5回の全面改良が行われています。数日間にわたる超長距離移動に特化しており、ツーリングバイクの分野を創造しました。 ⇒⇒レビュー記事 |
ディーラーを訪れた人は、ホンダ・CBR1000RR-R FIREBLADEと同じく高性能かつスタイリッシュなデザインのホンダ・CB1000Rに目を引かれるかもしれません。
ホンダ・CB650Rは、コストパフォーマンスが高く初心者にも扱いやすい点が魅力で、ホンダ・Gold Wingは長距離ツーリングを快適に行うことができるツアラーバイクとして知られています。
ホンダ・Africa Twinはオフロード走行が得意で、異なる体験を求めるライダーに向けた選択肢となりえます。
まとめ
数多くの進化を遂げてきた「CBR1000RR-R FIREBLADE」ですが、今回のモデルがこれまでの集大成ともいえるでしょう。海外の評価でも高い評価を受けており、特に30周年記念モデルに対する期待は非常に高いです。
各パートで解説したパワーユニットの特徴や装備品の先進性、そしてスペックと価格についての分析を通じて、そうした高い評価の理由が明らかになりました。ライバル車と比べても性能は引けを取らず、多くのバイク愛好家に支持される要素が詰まっています。
どんな人におすすめなのかという視点から見ても、多くの人々がCBR1000RR-R FIREBLADEの魅力に引き寄せられることでしょう。また、ホンダディーラーを訪れると、他の魅力的なホンダのバイクにも目を向けることになるかもしれません。
CBR1000RR-R FIREBLADEはただのバイクではなく、30年の歴史を持つ伝説的な存在と言えます。歴史と進化が生んだ究極のバイクを体験することで、新たな可能性と出会い、バイクへの情熱がさらに深まることでしょう。
ご覧いただきありがとうございました。