グロム大解剖レビュー・インプレ:後悔・飽きる・欠点・買わない理由を検証!

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【記事丸わかり】

  1. ホンダ グロムは125ccクラスで人気のバイクで、そのコンパクトなサイズとファッション性が特徴です。
  2. グロムのエンジンは空冷単気筒で、最高出力10ps、最大トルク11Nmを発揮します。
  3. 燃費は非常に優れており、WMTCモード値で66.3km/Lを達成しています。
  4. ニュートラルが入りにくい、ウィンカーレバーの位置が微妙、という操作性に関する問題が存在します。
  5. バタバタ感や車体の軽さによる不安定さなど、走行感に対する不満が報告されています。
  6. エンジンのカスタムパーツが少ない、納車が1年以上かかる場合があるなどの問題があります。
  7. 照度が低いLEDヘッドライトや純正部品の質が低いという点も否定的なレビューの対象となっています。
  8. その他にも積載量の少なさやエンジンの機嫌が悪くなりやすい点が指摘されています。
  9. 高速域での伸びの悪さやシートとサスペンションの硬さが長距離走行の快適性を低下させる原因となっています。
  10. これらの欠点にもかかわらず、グロムは初心者や都市部での短距離移動に適しており、多くの愛好者に支持されています。

⇒⇒グロム(ホンダ)試乗インプレッション。冒険心をくすぐるバイク!

グロム大解剖レビュー・インプレ:後悔・飽きる・欠点・買わない理由を検証!

ホンダ・グロム:HONDA

バイクの選び方は人それぞれで、数多くの要素が影響を与えるものです。今回の記事では、ホンダの人気バイク「グロム」にスポットを当て、その魅力と反面を詳細に分析します。スペックや価格から始め、否定的な意見と肯定的な意見をそれぞれ紹介し、その上で分析を行います。さらに、競合車種との比較や、このバイクがどんな人に向いているのかについても考察します。グロムに興味を持っている方、購入を考えている方は必見です。

もちろん、この記事だけで全てを網羅できるわけではありませんが、グロムの購入を検討している方が「後悔」や「飽きる」ことなく、より明確な判断を下せるような情報を提供できればと考えています。

どんなバイク?

ホンダ・グロムは、123ccの原付2種のファッション性に富んだバイクです。コンパクトな車体と軽快な走りが特徴で、街乗りや通勤・通学に最適なバイクです。

123ccの空冷単気筒エンジン、最高出力は10ps、最大トルクは11Nmを発揮します。

WMTCモード値は66.3m/Lで、燃料タンクは6.0Lなので、計算上は満タンで約398km走ります。

スペック

グロムのスペック(主要諸元)を以下にまとめました。

項目スペック
車名・型式ホンダ・8BJ-JC92
フレーム形式バックボーン
全長×全幅×全高1,760 mm × 720 mm × 1,015 mm
最低地上高180 mm
シート高761 mm
エンジン種類空冷4ストロークOHC単気筒
総排気量123 cm³
最高出力7.4 kW[10 PS]/7,250 rpm
最大トルク11 N・m[1.1 kgf・m]/6,000 rpm
燃料タンク容量6.0 L
乗車定員2人
トランスミッション形式常時噛合式5段リターン
車両重量103 kg
燃料消費率(km/L)
  • 国土交通省届出値: 63.5(60)〈2名乗車時〉
  • WMTCモード値: 66.3(クラス 1)〈1名乗車時〉
最小回転半径1.9 m

価格

ホンダ・グロムの価格です。

390,500円(税込)

否定的・ネガティブなレビューをご紹介

この記事のテーマは「グロム大解剖レビュー・インプレ:後悔・飽きる・欠点・買わない理由を検証!」です。

検証するには材料が必要です。

まず、グロムに関する否定的・ネガティブなレビューをご案内します。その後でレビュー内容を分析します。


  • ニュートラルが出しにくい。
  • ウィンカーレバーの位置が微妙。
  • ホイールベースの短さからか、バタバタ感がある。
  • 車体の軽さがギャップで不安定になることがある。
  • エンジン系統の改造部品が少ない。
  • 納車まで1年以上と言われた。
  • 照度が低いLEDヘッドライト。
  • 純正部品は質が低い。

 

  • 積載量が少ない
  • ステップの位置が不便
  • エンジンの機嫌が悪くならないため、乗る理由を探すのが大変
  • フルロックしないリアブレーキ
  • 車間距離が気になる方には不向き
  • カラーの選択肢が少ない
  • 無理な追い越しをされやすい
  • 排気音が物足りない
  • 高速域での伸びが悪い
  • シートとサスペンションが硬め
  • 連続100km走ると疲れる

 

  • シフトのニュートラルに入りづらい。
  • フロント、リヤのブレーキパッドが固い。
  • 締め付けトルクが高く、ボルトの緩め作業が大変。
  • 100キロ走ると尻と腰が痛くなる。
  • ウインカーとホーンを間違えやすい。
  • 積載スペースがほぼない。

 

  • 風の強い日には煽られやすい。
  • 純正のLEDヘッドライトが暗い。
  • ギアポジションがエラー線が表示されることがある。
  • 純正フロントサスペンションがぶにゃぶにゃ。
  • リヤサスペンションがガチガチ。
  • ブレーキの効きが悪い。
  • 積載量が少ない。
  • 追い越し加速でパワー不足。
  • 7000rpm以上で振動が感じられる。
  • タイヤが滑りやすい。

上記の否定的・ネガティブなレビューの分析結果

このグロムのレビューを総合的に分析すると、以下のようなポイントが重要です。

  1. 操作性に課題: ウィンカーレバーの位置やシフトのニュートラルに入りづらいといった操作性に関する不満が多い。
  2. 快適性と安定性の問題: 短いホイールベースと車体の軽さが安定性に影響を与えているとされており、長距離走行での疲れやシートとサスペンションの硬さも指摘されています。
  3. エンジンとパフォーマンス: 高速域での伸びが悪い、追い越し加速でパワー不足といったエンジン性能に関する問題も見られます。
  4. カスタムと部品: エンジン系統の改造部品が少ない、純正部品の質が低いといった意見があり、カスタマイズに制限があると評されています。
  5. 照明と視認性: LEDヘッドライトの照度が低いといった視認性に関する問題も挙がっています。
  6. 納車と選択肢: 納車までに時間がかかるという不満や、カラーの選択肢が少ないといった意見が見られます。
  7. その他の細かい不満: 積載量の少なさ、排気音の不足、ブレーキの効きの悪さなど、多岐にわたる細かい点での不満が散見されます。

以上のような評価が一定数見られます。

肯定的・ポジティブなレビューをご紹介

次に、グロムに関する肯定的・ポジティブなレビューをご案内します。その後でレビュー内容を分析します。


  • 初めてのクラッチ付きマニュアルバイクとしておすすめ。
  • 軽快な乗り心地。
  • 都内での取り回しが容易。
  • 5速MTが採用されている。
  • 燃費が良い。
  • 豊富なアフターパーツが存在。
  • 走りも5速あり、流れに違和感なく合わせられる。
  • 経済的にも優しい。
  • 久しぶりのバイクでも扱い易い。
  • 安全性を高めるABS搭載。

 

  • 軽くて扱いやすい
  • 燃費が良い
  • スポーティな走りが楽しい
  • フューエルインジェクションで暖機運転不要
  • 落ち着いて飽きのこないデザイン
  • 外装パーツの取り外しが容易
  • 低速トルクがあり扱いやすい
  • 高回転もそれなりに回る
  • 125ccにしては安定している
  • XR100と比べて乗り心地が良い
  • 自転車並みの取り回し
  • 燃費運転をしなくても55km/L以下にならない
  • 価格が内容を考えると安い
  • 車体の構造が単純で整備やカスタムがやりやすい

 

  • デザインが原点回帰で個性的。
  • エンジンが低回転から高回転までよく回る。
  • 5速ミッションはロングツーリングにも適している。
  • 車体との一体感があり、乗り味が面白い。
  • 燃費が非常に良い。
  • 価格が比較的手頃。
  • カスタムの面白みがある。

 

  • 見た目がかわいい。
  • カスタムパーツが豊富。
  • ポジションが楽ちん。
  • 耐久性とメンテナンス性が良い。
  • 燃費が非常に良い。
  • 足つきが良い。
  • 5速ミッションが使いやすい。
  • 車体が軽い。
  • 任意保険で経済的。※ファミリーバイク特約適用
  • 空冷エンジンでメンテナンスが楽。

上記の肯定的・ポジティブなレビューの分析結果

グロムに対するレビューを分析すると、以下のようなポイントが重視されているといえます。

  1. 操作性と取り回し: グロムは都内での取り回しが容易で、自転車並みの機動性があると評されている。また、5速MTも使いやすく、久しぶりのバイク利用者でも扱いやすいといった意見がある。
  2. 燃費: 燃費が非常に良いと多くのレビューで指摘されています。燃費運転をしなくても55km/L以下にならないとも評されている。
  3. カスタム性: 豊富なアフターパーツが存在し、カスタムの面白みもあり、車体の構造が単純で整備やカスタムがやりやすいといった意見がある。
  4. 安全性: ABSが搭載されているため、安全性が高いと評されています。
  5. 経済性: 価格が手頃で、任意保険で経済的とも評されている。
  6. 走行性能: 低速トルクがあり、高回転もそれなりに回る。また、5速ミッションはロングツーリングにも適していると評されている。
  7. デザインと耐久性: 見た目がかわいく、デザインが原点回帰で個性的だとも評されています。さらに、耐久性とメンテナンス性が良いといった意見がある。
  8. 乗り心地: 軽快で、XR100と比べても乗り心地が良いと評されています。
  9. その他の機能: フューエルインジェクションが採用されているため、暖機運転が不要とも評されています。

以上の点から、グロムは操作性、燃費、カスタム性、安全性、経済性が高く評価されているバイクであり、都市部での使用に特に適しているといった意見が多数見られます。

総合的・全般的なレビューをご紹介

レビューの最後に、グロムに関する総合的・全般的なレビューをご案内します。「細かな点ではいろいろ言いたいことがあるけれど、結局のところグロムのことをどう思っているのか」、そうしたレビュアーの<思い>が込められたレビューとなります。ぜひ、参考になさってください。


  • 初心者からベテランまで、幅広い層におすすめできるバイク。
  • カスタムの幅も広く、長期的に楽しめる。
  • 細かい不満点はあるものの、全体としては非常にバランスの良いバイク。
  • 車体がコンパクトで、都市部での使用に便利。
  • 実用性とスポーツ性を兼ね備えている。
  • 照度が低いLEDヘッドライトや純正部品の質など、細かい部分での不満はあるが、それを補って余りある魅力がある。

 

  • 125ccのMTとしてはオススメ
  • 市街地での使用には問題ない
  • 総合的に満足度が高い
  • 長距離ツーリングも可能
  • ガソリン高騰時代にも低燃費で安心
  • 車の流れが速い地域では不向き
  • カスタムや整備がしやすいため、長く乗り続けられる
  • デザインは先代よりも落ち着いているが、カラーの選択肢が少ないのは改善点
  • 燃費計は少し誤差があるが、それでも高燃費
  • シートとサスペンションは硬めで長距離は疲れるが、日常使いには問題なし

 

  • 125ccでありながら非常に扱いやすいエンジン。
  • デザインが個性的で、多くの人々に愛される要素が多い。
  • 長距離走行にも適しているが、座席に関する改善が望まれる。
  • メンテナンスで締め付けトルクが高く設定されているため、注意が必要。
  • 燃費が非常に良く、維持費も抑えられる。
  • カスタムが楽しめるが、散財する可能性もあり。
  • 日常使いからツーリングまで幅広く使えるバイク。

 

  • 初心者や女性でも取り回しが楽。
  • カスタムがしやすく、個々の好みに合わせやすい。
  • サスペンションやブレーキは改善が必要。
  • シンプルな設計でトラブルが少ない。
  • 軽量だが、風の影響を受けやすい。
  • コストパフォーマンスが高い。

「後悔」「飽きる」「欠点」「買わない理由」を重点的に分析

この記事のテーマは「グロム大解剖レビュー・インプレ:後悔・飽きる・欠点・買わない理由を検証!」というものです。

テーマの重点項目である「後悔」「飽きる」「欠点」「買わない理由」について、ここまで見てきたレビューを基に、検証したいと思います。

項目内容

後悔

  • 納車まで1年以上、純正部品の質が低い
  • 5速ミッションでもロングツーリングが限定的

※購入前にリサーチはするけれど、購入後に初めてわかることもあります。裏切られたと感じる場合は後悔することもあるでしょう。ですが、買ったこと自体を後悔しているオーナーさんは少ないという印象です。

飽きる

※飽きるデザインではないようです。走りも小さいながら125ccなりの実力は持っていて、お金とスペースに余裕があればずっと所有していたいオーナーさんの方が多いと思います。

欠点

※ニュートラルが出しにくい、照度が低いLEDヘッドライト、横風に弱い、積載性がないなどなど、レビューではいくつかの短所・弱点・欠点が指摘されています。

買わない理由

※レビューで指摘されているマイナス点は、多くが購入後に判明する事柄だと思います。したがって、グロムを「買わない理由」は、購入前にもわかること、すなわち、デザインなどが主な要因になると思います。モンキーもあるしダックスもあるし、クロスカブやハンターカブ、PCXもあります。思い切ってファッションに振るか、実用性を重視するか、いろいろ迷うのではないでしょうか。いずれにしても、グロムは見た目だけのバイクのようでありながら、けっこう、乗り物としての実力が備わっているようです。

レビューサイトの平均評価点のご案内

グロムが有名なレビューサイトでどう評価されているか、以下ご紹介します。

レビューサイトを参考にする際、「平均評価点」というのはとても重要な指標です。項目別のレビューなどいくら並べ立てても、実はバイク選びにはあまり参考になりません。

バイクのような趣味性の強いモノは、「いろいろ言うべきことはあるだろうが、結局のところ好きなのか嫌いなのか」、そこが最も知りたいところであり、「平均評価点」はこれを知る近道です。

※2023年10月23日時点

上記平均評価点の分析結果

みんカラ

  • 評価点:4.62点(5点満点)
  • 背景: みんカラはカーライフ・バイクライフを楽しむ人たちが多く利用するプラットフォームです。バイクに関する詳細なレビューが多く、一般の利用者からの信頼も高いです。
  • 分析: 評価点が高いことから、グロムは一般的に好評であり、趣味性の高いバイクとして評価されています。

価格コム

  • 評価点:4.39点(5点満点)
  • 背景: 価格コムは価格比較を主体とするサイトで、利用者は価格と性能を重視する傾向があります。
  • 分析: みんカラより評価はやや低めですが、それでも高評価であることから、コストパフォーマンスに優れていると言えます。

ウェビック

  • 評価点:4.02点(5点満点)
  • 背景: ウェビックはバイクパーツのオンラインショッピング等が主力であり、実際にバイクに詳しい、あるいは改造を考えている層が多いです。
  • 分析: ウェビックの評価は最も低いものの、それでも4点を超えています。このことから、専門的な視点からもグロムは一定の評価を受けていると言えます。

ライバル車とその特徴

グロムのライバル車とその特徴をまとめました。

車名特徴
Kawasaki Z125 Pro
  • 124cc。352,000円。
  • スーパーネイキッドZシリーズの一員。価格も手頃なため、特に若い世代や女性ライダーに人気があります。

⇒⇒レビュー記事

Yamaha トリシティ125
  • 124cc。495,000円。
  • 唯我独尊の3輪スクーター。グロムに興味がある人はこういう目立つバイクに必ず興味があるはず。大きさや足つきはグロムと大違いですが、目立つという意味ではピカイチです。

⇒⇒レビュー記事

Suzuki 現行ラインナップでは、125クラスでオシャレ系はないですね。中古では、スズキ・バンバン125がグーバイクに2件登録されています。(2023年10月24日時点)

どんな人におすすめ?

グロムがおすすめの人物像をまとめました。

おすすめの人物理由
新規バイク乗りグロムは小型で扱いやすいため、バイクに慣れていない人にも適しています。
通勤・通学者燃費が良く、都市部の短距離移動に便利です。
カスタム愛好者カスタマイズの選択肢が豊富なので、自分好みのバイクに仕上げることが可能です。
休日の遊び人小回りが効くので、狭い道やオフロードでの楽しみが広がります。「遊び人」という表現はちょっと失礼かも。すみません。
限られた予算の人初期費用と維持費が比較的低いため、負担が少ないです。

グロムに興味があってディーラーを訪れた人が、思わず目移りしてしまうかもしれないホンダの他の車種があるとしたら、それは何?

思わず目移りしてしまうかもしれないホンダの他の車種をまとめました。

車名特徴
モンキー125
  • 123cc。440,000円。
  • ご存じモンキーです。レトロなデザインと軽快な走りが特徴で、街乗りや通勤・通学に最適なバイクです。年配者はグロムよりモンキー派が多いかもしれませんね。

⇒⇒レビュー記事

ダックス125123cc。440,000円。

犬種「ダックスフンド」をイメージした胴長短足フォルムが特徴です。モンキーをベースにしたモデルです。モンキーは一人乗りのマニュアルクラッチ、ダックスは2人乗りの自動遠心クラッチです。兄弟車だけれど、実はけっこう違います。

⇒⇒レビュー記事

CT125・ハンターカブ
  • 124cc。440,000円。
  • スーパーカブはオンロード用、クロスカブはオンロードとオフロードの両方、そしてハンターカブはオフロード用です。もちろん、どこで乗ろうが自由ですが笑。

⇒⇒レビュー記事

PCX125
  • 124cc。363,000円。
  • 実用性重視ならこのバイクが最有力候補でしょう。文字通りの「万能スクーター」です。

⇒⇒レビュー記事

まとめ

「グロム大解剖レビュー・インプレ:後悔・飽きる・欠点・買わない理由を検証!」のテーマで解説してきました。

記事を通じて、グロムの多面的な特性を掘り下げてきました。スペックや価格に加え、否定的・肯定的なレビューから得られるインサイト、ライバル車との比較、そしてこのバイクをおすすめしたい層まで幅広く触れました。

グロムに興味を持ち、ディーラーを訪れた際には、ホンダの他の車種に目を向けてみるのも一つの手段かもしれません。それが更なる選択肢を増やすことになります。大いに迷ってください。

ご覧いただきありがとうございました。

Mr.乱視
この記事は当サイトの管理人ミスター乱視が執筆しています。引用元・参照元を明示した信頼性の高い記事をお届けします。

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