【記事丸わかり】
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目次
【トヨタ車購入ガイド】:「この1台」を決めるまでの流れをステップで解説
こんにちは、トヨタ車の購入を考えているあなたへ。この記事は、あなたが「この1台」を見つけるためのガイドとなることを目指しています。トヨタ車の選び方から購入手続き、アフターサービスまで、一連のプロセスをステップバイステップで解説します。
トヨタ車の選び方
トヨタ車のラインナップをご紹介
トヨタは、コンパクトカーからSUV、ハイブリッド車まで、幅広いラインナップを展開しています。それぞれの車種は、独自の特性と機能を持ち、さまざまなライフスタイルやニーズに対応します。
以下に、トヨタの乗用車ラインナップを各カテゴリーごと価格とともに列挙します。
◆乗用車
コンパクト
- アクア: ¥1,997,000 – ¥2,598,000
- カローラ スポーツ: ¥2,200,000 – ¥2,890,000
- GRヤリス: ¥2,650,000 – ¥4,560,000
- パッソ: ¥1,275,000 – ¥1,913,000
- ヤリス: ¥1,470,000 – ¥2,548,000
- ルーミー: ¥1,566,500 – ¥2,100,000
ミニバン
- アルファード: ¥3,597,000 – ¥7,752,000
- ヴェルファイア: ¥4,306,000 – ¥5,154,400
- ヴォクシー: ¥3,090,000 – ¥3,960,000
- グランエース: ¥6,200,000 – ¥6,500,000
- シエンタ: ¥1,950,000 – ¥3,108,000
- ノア: ¥2,670,000 – ¥3,890,000
- ハイエース ワゴン: ¥2,903,600 – ¥4,039,100
セダン
- カムリ: ¥3,495,000 – ¥4,682,000
- カローラ: ¥1,990,000 – ¥2,998,000
- カローラ アクシオ: ¥1,611,600 – ¥2,177,000
- センチュリー: ¥20,080,000
- プリウス: ¥2,750,000 – ¥4,600,000
- MIRAI: ¥7,106,000 – ¥8,600,000
ワゴン
- カローラ ツーリング: ¥2,070,000 – ¥3,048,000
- カローラ フィールダー: ¥1,758,400 – ¥2,330,400
SUV
- カローラ クロス: ¥1,999,000 – ¥3,199,000
- クラウン: ¥4,350,000 – ¥6,400,000
- C-HR: ¥2,392,000 – ¥3,155,000
- ハイラックス: ¥3,527,000 – ¥4,312,000
- ハリアー: ¥3,128,000 – ¥6,200,000
- bZ4X: ¥6,000,000 – ¥6,500,000
- ヤリス クロス: ¥1,896,000 – ¥2,936,000
- ライズ: ¥1,717,000 – ¥2,338,000
- RAV4: ¥2,938,000 – ¥5,633,000
- ランドクルーザー: ¥5,100,000 – ¥8,000,000
- ランドクルーザー プラド: ¥3,676,000 – ¥5,543,000
スポーツ
- コペン GR SPORT: ¥ 2,382,200(税込)~¥ 2,437,200(税込)
- GRカローラ: ¥ 5,250,000(税込)
- GR86: ¥ 2,799,000(税込)~¥ 3,512,000(税込)
- GRヤリス: ¥ 2,650,000(税込)~¥ 4,560,000(税込)
- スープラ: ¥ 4,995,000(税込)~¥ 7,313,000(税込)
GR/GR SPORT
- アクア GR SPORT: ¥ 2,595,000(税込)
- コペン GR SPORT: ¥ 2,382,200(税込)~¥ 2,437,200(税込)
- C-HR GR SPORT: ¥ 2,792,000(税込)~¥ 3,155,000(税込)
- GRカローラ: ¥ 5,250,000(税込)
- GR86: ¥ 2,799,000(税込)~¥ 3,512,000(税込)
- GRヤリス: ¥ 2,650,000(税込)~¥ 4,560,000(税込)
- スープラ: ¥ 4,995,000(税込)~¥ 7,313,000(税込)
- ハイラックス GR SPORT: ¥ 4,312,000(税込)
- ヤリス クロス GR SPORT: ¥ 2,367,000(税込)~¥ 2,750,000(税込)
- ランドクルーザー GR SPORT: ¥ 7,700,000(税込)~¥ 8,000,000(税込)
軽自動車
- ピクシス エポック: ¥ 860,200(税込)~¥ 1,364,000(税込)
- ピクシス トラック: ¥ 902,000(税込)~¥ 1,342,000(税込)
- ピクシス バン: ¥ 1,045,000(税込)~¥ 1,606,000(税込)
小型モビリティ
- C+pod: ¥ 1,665,000(税込)~¥ 1,731,000(税込)
- C+walk S: ¥ 498,000(非課税)~¥ 505,000(非課税)
- C+walk T: ¥ 363,000(税込)~¥ 376,200(税込)
※2023年6月時点。北海道地区・沖縄地区は価格が異なる可能性があります。
◆ビジネスカー
以下は、トヨタのビジネスカーのラインナップとその価格です。
トラック
- ダイナ カーゴ: ¥ 2,566,000(税込)~¥ 6,224,000(税込)
- ダイナ ダンプ: ¥ 4,969,000(税込)~¥ 5,918,000(税込)
- タウンエース トラック: ¥ 1,677,000(税込)~¥ 2,129,000(税込)
- ハイラックス: ¥ 3,527,000(税込)~¥ 4,312,000(税込)
1BOX
- タウンエース バン: ¥ 1,819,000(税込)~¥ 2,347,000(税込)
- ハイエース バン: ¥ 2,392,100(税込)~¥ 4,190,600(税込)
ワゴン・ライトバン
- カローラ フィールダー: ¥ 1,758,400(税込)~¥ 2,330,400(税込)
- プロボックス: ¥ 1,491,000(税込)~¥ 2,014,000(税込)
セダン
- カローラ アクシオ: ¥ 1,611,600(税込)~¥ 2,177,000(税込)
軽自動車
- ピクシス トラック: ¥ 902,000(税込)~¥ 1,342,000(税込)
- ピクシス バン: ¥ 1,045,000(税込)~¥ 1,606,000(税込)
バス・タクシー
- コースター: ¥ 6,937,000(税込)~¥ 8,599,000(税込)
- ジャパンタクシー: ¥ 3,338,500(税込)~¥ 3,564,000(税込)
- ハイエース コミューター: ¥ 3,238,600(税込)~¥ 3,818,500(税込)
※2023年6月時点。北海道地区・沖縄地区は価格が異なる可能性があります。
トヨタ車のラインナップには、ここにご紹介した車両以外に様々なタイプの福祉車両があります。⇒⇒トヨタ福祉車両
自分のライフスタイルやニーズに合わせて車を選ぶためのポイント
新しい車を選ぶ際、その車があなたのライフスタイルやニーズに適しているかどうかを考えることは非常に重要です。特に、トヨタのような多様なラインナップを持つ自動車メーカーから車を選ぶ場合、自分のライフスタイルやニーズに最適な車を見つけるためのポイントを理解することが重要です。以下に、そのポイントをいくつかご紹介します。
1. ライフスタイルを考慮する
あなたが普段どんな生活を送っているかは、車選びにおける最も重要な要素の一つです。例えば、都市部での通勤や短距離の移動が主なら、燃費の良いコンパクトカーが適しています。一方、家族が多い、または頻繁に大量の荷物を運ぶ必要がある場合は、SUVやミニバンのような大型車が適しています。
2. ドライビングニーズ
あなたがどのように車を使いたいか、これも車選びにおける重要な要素です。長距離を頻繁に運転するなら、快適な乗り心地と良好な燃費性能を持つ車が必要です。一方、オフロードや山道を走ることが多い場合は、四輪駆動のSUVやピックアップトラックが適しています。
3. 予算
言うまでもなく、予算はどの車を選ぶかを大きく左右します。新車の価格だけでなく、購入後の維持費(ガソリン代、保険、メンテナンスなど)も考慮に入れる必要があります。
4. 燃費
燃費は、車のランニングコストを大きく左右します。長距離を頻繁に運転する場合は燃費の良いハイブリッド車、環境に配慮したい場合はプラグインハイブリッド車や電気自動車を選ぶなど、とりわけトヨタ車の場合は幅広い選択肢の中から選べます。
ただし、単なる気分的なものを排除して、厳密にコスト計算した場合、ハイブリッド車よりガソリン車の方がトータルで安上がりになるケースも多々あります。ガソリン車の方が燃費性能が劣っても、車両価格がその分安いので、あまり距離を走らない人なら、ほとんどのケースでガソリン車の方がトータルのコストは安上がりになります。
5. 安全性
最新の車には、自動ブレーキやレーンキープアシスト、アラウンドビューモニター、また各種警告装置といった先進的な安全機能が搭載されています。これらの機能は、特に家族を持つドライバーや高齢者にとって重要な装備となります。これらが標準装備ならいいのですが、オプションの場合、必要性が高いと思える装備は思い切って付けたほうがいいと思います。
6. 信頼性と耐久性
車は、平均的には5年~10年使用する消費財です。そのため、製品の信頼性と耐久性は重要な要素です。トヨタ車は一般的にその信頼性と耐久性で高く評価されています。トヨタ車を購入する限り、この点はあまり心配する必要はないです。故障なく長く使えますよ。
予算の設定
変な話ですが、30万円の品物を買うより、300万円の品物を買う方がたやすいケースが多々あります。30万円の品は手元にまとまったお金がないと買えませんが、300万円の品は、最初から現金一括購入などムリだとわかっているので、ローンやリースなど他の購入方法に頼り、結果として、高い品物の方が簡単に手に入ったりします。
実際、車には様々な購入方法があります。一口に「ローン」と言っても、通常ローンもあれば、残価設定ローン、残価据え置きローン、サブスクリプション、あるいは法人に多いリース契約など、手を変え品を変えた金融商品が各種用意されています。
最近は、ごく普通の給与所得者が高額な車に乗っているケースが多く見られますが、これにはワケがあって、多くは残価設定プランで購入しているのです。たとえば、月々の支払いが同じ金額の場合、残価設定プランなら、通常のローンよりも、ワンランク上の車に乗れます。
もちろん、デメリットもあるのですが、そこは人間の「欲望」との兼ね合いで決まる部分です。何でもいいからいい車に乗りたいという人もいれば、堅実に判断するタイプの人もいます。
車の購入価格だけでなく、保険、税金、維持費などを考慮したトータルコストの考え方
車を購入する際、最初に目にするのは車の購入価格です。しかし、車のコストは購入価格だけではありません。保険、税金、維持費など、所有と運用に関連するさまざまなコストを考慮することが重要です。これらを合わせたものを「トータルコスト」と呼びます。以下に、トータルコストを考える際の要点を説明します。
1. 保険
自動車保険(任意保険)は、車を所有するための必須のコストです。保険料は、車の種類、運転者の年齢や事故歴、免許証の色などによって異なります。現在の自動車保険は基本的な補償はセットになっていて、加入に際して戸惑う部分は少ないのですが、唯一、車両保険を付ける付けないが悩みどころです。
車両保険は、事故で自分の車が破損した時に、自分の車の修理代を保険が肩代わりしてくれるものです。つけたほうがいいに決まっていますが、保険料が高くなります。でも、つけるべきです。
車両保険を付けておけば、修理代を支払ってもらえるだけでなく、相手がある事故で過失割合でもめた際も、精神面でとんでもない安心感を得られます。なぜなら、最終的に過失割合がどうなろうと、結局、自己負担なくすべて保険から支払ってもらえるからです。車両保険をつけない人はお金の使い方を知らない人です。つけてください。
2. 税金
車を所有すると、自動車税や重量税などの税金が発生します。これらの税金は、車の種類、排気量、重量によって異なります。また、新車を購入する際には、環境性能割(旧取得税)が発生します。また、当然消費税も発生します。
購入後、日々の使用の際に支払うガソリン代の中にも、リッター当たり約53.8円(国48.3円+地方5.5円)の揮発油税が含まれています。そして、本来のガソリン代と揮発油税を足した金額に、10%の消費税がかかります。本来のガソリン代に10%の消費税がかかり、これに揮発油税が加わるのではありません。本来のガソリン代に対して、まず揮発油税、それらをひっくるめた全体に消費税、というような二重構造になっています。
車を所有するのは贅沢な行為であり、あれこれ理由を付けて税を取り立てるのは当然だ、という考え方が課税当局の方針のようです。昔からずっとそうです。しかし、これらはすべて屁理屈のようなものであり、後付けの論理に過ぎず、実態は、「だって、自動車は税金取りやすいんだもん!」というのが本当のところでしょう。⇒⇒走行税とは?
3. 維持費
車の維持費には、ガソリン代、定期的なメンテナンス(オイル交換、タイヤ交換など)、車検費用などが含まれます。これらのコストは、車の種類や使用頻度、走行距離によって大きく変わります。
4. その他の費用
その他の費用としては、駐車場代や高速道路の通行料などが考えられます。特に都市部では、駐車場代は大きな負担となることがあります。
以上、途中でやや横道に逸れましたが、これらの要素を全て考慮した上で、自分の予算内で車を所有し、維持していくことができるかを判断することが重要です。
また、車の購入方法もトータルコストに影響します。一括払いだけでなく、ローンやリースといった購入方法を選ぶことで、初期費用を抑えることが可能です。
ファイナンスオプション(ローン、リースなど)の概要
新車を購入する際、全額を一括で支払うことは一部の人にとって可能かもしれませんが、多くの人にとっては大きな負担となります。そこで、自動車購入のためのファイナンスオプションが役立ちます。
トヨタには、「現金一括払い」や「通常クレジット」以外に3つの支払い方法が用意されています。
- 残価設定型プラン: このプランでは、車両本体価格の一部をあらかじめ残価として据え置き、残りの金額を1年~5年で毎月計画的に支払います。一般的なローンよりも月々の支払い負担が軽くなり、また残価(返却時の車両価値)が保証されているため安心です。契約満了時には、①新しい車に乗り換える、②車を返却する、③車を買い上げる(一括精算または再ローン)の3つの選択肢があります。
- 残額据置き払い: このプランでは、車両本体価格の一部をあらかじめ据置き額(残額)として設定し、支払いは、購入時の「頭金+割賦手数料」と1~5年後の「据置き額」の2回払いとなります。現金一括払いに比べて購入時の負担が軽くなります。また、据置き額(返却時の車両価値)は保証されているため安心です。契約満了時には、①新しい車に乗り換える、②車を返却する、③車を買い上げる(一括精算または分割払い)の3つの選択肢があります。
- KINTO(クルマのサブスクリプション): KINTO(キント)は、初期費用0円から、任意保険・税金コミコミの月々定額で車を利用できる新しいクルマの乗り方です。WEBで契約でき、クレジットカード払いでポイントも貯まります。契約満了時には、①新しい車に乗り換える、②車を返却する、③現在の車を再契約する、の中から選択できます。
これらのプランは、それぞれ異なるニーズに対応するためのもので、ユーザーは自身のライフスタイルや経済状況に合わせて最適なプランを選択できます。
ディーラーでの試乗
車を試乗すれば、その車のことが何でもわかるとは限りません。特に、ディーラーでの試乗は、短時間に限られたコースを走行するだけなので、理解できる範囲は限定的です。
とは言え、少なくとも、運転席に腰かけた際に、ハンドルやペダル類が無理なく操作できるか、体のどこかに窮屈な部分はないか、各種スイッチ類の操作性や配置は適切か、といったことはおおよそ把握できるでしょう。
予約方法と試乗時の注意点
トヨタディーラーで試乗するための予約方法と試乗時の注意点を解説します。
1. 予約方法
試乗の予約は、通常、ディーラーのウェブサイトや電話を通じて行います。予約時には、試乗したい車種、希望の日時、連絡先などを伝えます。また、試乗する際には運転免許証が必要なので、忘れずに持参しましょう。
2. 試乗時の注意点
試乗時には、以下の点に注意してください。
- 運転感覚の確認:車の運転感覚は、購入決定に大きな影響を与えます。ステアリングの感じ、ブレーキの反応、加速性能など、自分が重視するポイントをしっかりと確認しましょう。
- 快適性のチェック:長時間運転することを考えると、シートの快適さや車内の静粛性、乗り心地なども重要です。また、自分の身長に合わせてシートやミラーの調整が容易にできるかも確認しましょう。
- 機能のテスト:最新の車には、多くの先進的な機能が搭載されています。ナビゲーションシステム、音響装置、安全機能など、試乗時にはこれらの機能を実際に試してみましょう。
- 質問の準備:試乗は、車についての質問をする絶好の機会です。疑問点や気になる点は、試乗前にリストアップしておき、試乗時にディーラーに尋ねましょう。
3.ディーラー以外で試乗する方法
新車を購入する際、一般的にはディーラーで試乗することが多いですが、ディーラー以外で試乗する方法も存在します。以下に、その方法をいくつか紹介します。
カーシェアリングサービス
近年、カーシェアリングサービスが増えてきており、これを利用することでディーラーの試乗よりさらに突っ込んだ情報が得られます。特定の車種が利用可能であれば、実際に日常生活で使用するシチュエーションで試してみましょう。
レンタカーサービス
レンタカーサービスも試乗の一つの方法です。特に、新型車や人気の車種はレンタカーとして提供されていることが多いです。レンタカーならば、一日中または数日間、自分のペースで車を試すことができます。
いろんな車をレビューしているyoutuberなども、レンタカーやカーシェアを利用して動画を作成しています。
自動車展示会やイベント
自動車メーカーは新車の展示会やイベントを開催することがあり、ここでも試乗する機会があります。これらのイベントでは、最新のモデルを一堂に見ることができ、専門家から詳しい説明を聞くことができます。
個人間取引
中古車を購入する場合、オークションやフリマショップで個人から直接購入することもあります。この場合、ほとんどの場合、売主と直接交渉して試乗をお願いすることが可能です。逆に言うと、試乗NGの車はやめておいたほうがいいと思います。
なお、上記でご紹介した様々な試乗方法にすべて当てはまることですが、試乗中に事故を起こしたら、たとえその車に自動車保険が付けてなくても、あなたが現在加入している自動車保険が使えます。どの保険会社の自動車保険にも「他車運転特約」という補償が自動付帯しています(もれなくついている)。これを使って事故相手のケガや相手車両の修理代が支払われます。
※初めて車を購入する人で、現在自動車保険に加入していない人は、試乗前にその試乗車に保険がつけてあるか、自分が事故を起こしても使える内容になっているか、この点を必ず確認してください。わけのわからない答えが返ってきたら、その車は運転しないでくださいね。
車のカスタマイズ
オプションとアクセサリーの選び方
カスタマイズと言っても、ここではオプションやアクセサリー選びの話です。
新車を購入する際、車本体だけでなく、オプションやアクセサリーの選択もある種の「楽しみ」であるはず。これらは車の機能性、快適性、そして見た目を大きく左右します。ただし、無闇に多くのオプションを選ぶと、支払総額がとんでもなく跳ね上がります。
以下に、オプションとアクセサリーを選ぶ際のポイントをいくつか紹介します。
1. 必要性の確認
まず最初に、各オプションやアクセサリーが自分のニーズにどれだけ合致しているかを考えてみましょう。例えば、長距離を頻繁に運転する場合、ナビゲーションシステムは非常に便利ですし、ACC(アダプティブクルーズコントロール)なども、いまやぜいたく品でなく必需品といっていい装備です。
一方、都市部で短距離を頻繁に移動するだけであれば、これらのオプションは必ずしも必要ではありません。
2. 予算を考慮
オプションやアクセサリーは、車の価格を大きく上げる可能性があります。そのため、予算内で最も重要なオプションを優先的に選ぶことが重要です。また、一部のオプションは後から追加することも可能なので、初めから全てのオプションを選ぶ必要はありません。
よくあるのは、購入前はアラウンドビューモニターは絶対的に付けたいと考えていたものの、値段を聞いて、泣く泣くあきらめる、と言うケースです。ですが、バックモニターやアラウンドビューモニターは、誰であっても必要性が高い装備であり、最も優先度の高いオプションであるべきです。他をあきらめてでもつけたほうがいいと思いますよ。それに、リセールバリューが確実に上がります。
3. 価値の評価
オプションやアクセサリーには、車の価値を高めるものもあります。例えば、安全機能のオプションは、事故のリスクを減らすだけでなく、車のリセールバリューを高める可能性があります。また、一部の高級オプションは、車の快適性や利便性を大きく向上させ、長期的に見て価値があると感じるかもしれません。
4. プロの意見を参考に
ディーラーでは、営業担当者の意見を大いに参考にすべきだと思います。彼らは多くの顧客と接しており、どのオプションが人気で、どのオプションがその価値に見合うものかをよく知っています。
また、営業担当は高いオプションをすすめて自分の成績を上げることばかり考えている、といった先入観は持たないほうがいいと思います。もっと素直な気持ちでプロの意見に耳を傾けるべきです。素直な気持ちで接すれば、相手もそれに応えようと親身になってくれるものです。
契約手続きの流れ
以下に、一般的な契約手続きの流れを説明します。
1. 車両とオプションの選択
まずは、購入する車両とそのオプションを選びます。これには、車種、モデル、色、オプション、アクセサリーなどが含まれます。
2. 価格と支払い方法の確認
ディーラーと価格を確認し、支払い方法(一括払い、残価設定プランなど)を決定します。この段階で、下取りや割引などの交渉も行います。※価格は常に「総額でいくらになるか」の視点で考えてください。
3. 契約書の作成と確認
ディーラーは契約書を作成します。契約書には、車両の詳細、価格、支払い方法、納期などが記載されます。契約書は非常に重要な文書なので、内容をよく確認し、理解した上で署名します。
※平凡なようで、これは本当に重要な作業です。口頭で合意していた内容と契約書の記載が異なることは、実はかなりの頻度で発生します。それは、悪意のある意図的なものでなく、うっかりミスによるケースの方が多いでしょう。自動車という商品は、それほど組み合わせが複雑な商品だからです。契約書は隅から隅までしっかり確認すべきです。
4. 頭金の支払い
契約書に署名した後、頭金(ある場合)を支払います。
5. 車両の登録
ディーラーは、新車の登録手続きを行います。これには、自動車税の申告や自動車保険の手続きなどが含まれます。
6. 車両の引き渡し
登録手続きが完了したら、ディーラーから車両を引き渡されます。この際、車の操作方法やメンテナンスについての説明を受けます。
7. ローンの場合の月々の支払い
ローンを選んだ場合、毎月一定の金額を返済します。返済額や期間は契約時に決定されます。
上記の手続きは一般的な流れであり、ディーラーや購入する車両により異なる場合があります。購入する前に、ディーラーに手続きの詳細を確認することをお勧めします。
必要書類の準備
新車を購入する際には、いくつかの重要な書類が必要になります。以下に、一般的に必要となる主な書類をリストアップします。
1. 運転免許証
運転免許証は、車を運転する資格があることを証明するために必要ですが、身分証明書としても使用されます。
2. 住民票
住民票は、車の登録に必要となることがあります。現在の住所が正確に記載されていることを確認しましょう。※行政文書だからと言って正確だろうと考えるのは間違っています。行政は時々間違えますよ。必ず確認してください。
3. 自動車保険証券
初めて車を所有する場合と、乗り換えの場合で、自動車保険の扱いは異なります。また、ディーラーで加入するのか、知り合いの保険代理店で加入するか、ネットで加入するか、それによっても扱いが異なります。
最近は、各メーカーのディーラーでも自動車保険の勧誘が盛んですが、私の知る限り、事故時の対応は・・・あ、あまりこういうことは書かない方がいいですね。ただ、ディーラーの営業担当は、本業は車を売ることなので、保険は片手間であることは確かですよ。それ以上言いませんが。←←もう十分言ってるよ笑。
5. 下取り車の情報
車を下取りに出す場合、その車の車検証、自賠責保険(強制保険)証明書などが必要となります。
これらの書類は、ディーラーや購入する車両、購入方法により、必要なものが異なる場合があります。購入前にディーラーで確認し、必要な書類を準備しておいてください。
新車保証について
トヨタのアフターサービスには、以下のような保証プランやサービスが含まれています。
- メーカー保証: トヨタの新車は最長5年間または10万km走行時点のいずれか早い方までメーカー保証がつきます。保証は「一般保証」と「特別保証」の2種類があります。一般保証は電装部品を含むほとんどの部品が対象で、特別保証はエンジンや乗員保護装置など、走行や安全に関わる重要な部品が対象となります。また、ボディの塗装と錆についても保証がつきます。
- 保証がつくしプラン: 新車を購入した顧客向けの「新車コース」や車検を受けた顧客向けの「車検コース」があり、メーカー保証終了後も安心をプラスするプランです。万が一の故障でも無償で修理が受けられます。
- トヨタサービスカード: 2005年6月からトヨタのクルマ一台ごとに「トヨタサービスカード」を発行しています。顧客のメンテナンス情報などをネットワーク管理することにより、これまでにないアフターサービスを提供しています。
まとめ
【トヨタ車購入ガイド】:「この1台」を決めるまでの流れをステップで解説、をテーマにご案内してきました。
この記事では、トヨタ車の選び方から購入、アフターサービスまでの一連の流れを解説しました。トヨタ車を選ぶことで、高い品質と充実したサービスを受けることができます。
日本の自動車メーカーの中で、トヨタのディーラー数は最多です。
- トヨタディーラー:4963店
- ホンダディーラー:3065店
- 日産ディーラー:2417店
※2022年7月時点
また、トヨタディーラーの場合、以前は店舗によって販売可能な車種が異なっていましたが、今は「全店併売化」により、どの店舗であってもトヨタ車の全ラインナップから選択可能になっています。※レクサスはレクサス店舗
トヨタディーラーはたくさんあるけど、どのディーラーを選べばいいのか。
それは、簡単です。
「感じのいいお店」であれば、そこで車を選んでください。
「感じの悪いお店」であったら、2度と訪れないでください。
それだけです。
◎まるでプロのように!車購入のための最良の支払い方法を選ぶ秘訣
【2023年6月13日追記】トヨタ27年にも全固体電池EV投入「充電10分1200キロ」
項目 | 内容 |
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トヨタの全固体電池 | 充電時間:10分以下、航続距離:約1200キロ(現行EVの2.4倍) |
全固体電池の特徴 | 電解質が固体になり、充電時間が短く航続距離を伸ばせる |
実用化の難点 | 電解質と電極が離れてしまい使えなくなる |
トヨタの全固体電池開発状況 | 2027年~2028年に実用化予定。将来的には航続距離を約1500キロまで伸ばす計画 |
現行EVの性能(トヨタのbZ4X) | 充電時間:約30分、航続距離:約600キロ |
全固体電池製造コスト | 現行のリチウムイオン電池に比べて4~25倍高い |
全固体電池市場規模予測 | 2040年には約3兆8605億円 |
日産自動車の全固体電池開発 | 2028年までに全固体電池搭載EVを市場投入予定 |
BMWの全固体電池開発 | 2025年までに全固体電池搭載実証車両を公開、2030年までに量産予定 |
トヨタのEV販売目標 | 2026年までに年間150万台、2030年までに350万台 |
トヨタの液化リチウムイオン電池開発 | 2026年に次世代品を投入予定。充電時間:20分で約1000キロ走行可能 |
参考リンク
以下のリンクから、トヨタの公式ウェブサイト等をご覧いただけます。
トヨタ公式ウェブサイト:https://www.toyota.co.jp/
トヨタのファイナンスサービス:https://www.toyota-finance.co.jp/