CT125 ハンターカブ全解剖：後悔・飽きる・遅い・なぜ人気・欠点・危ない・寿命を検証

ホンダ・CT125 ハンターカブ：HONDA

皆さんこんにちは。今回のブログ記事で取り上げるのは、多くの人々から愛される大人気バイク、ホンダのCT125 ハンターカブです。この記事では、ハンターカブのスペックから価格、評判まで徹底的に分析します。

特に否定的なレビューや肯定的なレビューに焦点を当て、真実の姿を明らかにしていきます。後悔するポイントや飽きる要素、速度についての評価なども検証します。さらに、ライバル車との比較や、このバイクが最も合う人物像についても考察します。

実際のレビューサイトでの評価点も紹介し、その分析を試みます。ホンダ・CT125 ハンターカブに興味を持っている方、購入を検討している方は、ぜひこの記事を最後までお読みください。

記事タイトル「CT125 ハンターカブ全解剖：後悔・飽きる・遅い・なぜ人気・欠点・危ない・寿命を検証」という言葉そのままに、このバイクを徹底して解剖しますので、お楽しみください。

どんなバイク？

ホンダ CT125 ハンターカブは、アウトドアレジャー向けの第二種原動機付自転車です。2023年モデルは12月15日に発売され、価格は44万円です。

ハンターカブは、スーパーカブ C125のフレームをベースにリアフレームを延長したモデルです。キャンプツーリングに適しており、特に荷物をたくさん積んだときやタンデム（二人乗り）でも剛性がプラスに働きます。

2023年のモデルチェンジでは、新設計エンジンを採用し、最高出力が6.5kW(8.8PS)から6.7kW(9.1PS)へ向上しています。最大トルクは従来と同じ1.1kgf・mですが、発生回転数が4500rpmから4750rpmへと上昇しています。

ハンターカブの燃費は、WMTCモードで63.7km/L、タンク容量5.3Lなので、計算上は満タンで約338km走ります。

スペック

ホンダ・CT125 ハンターカブのスペック（主要諸元）を以下にまとめました。

項目	情報
車名・型式	ホンダ・8BJ-JA65
フレーム形式	バックボーン
全長×全幅×全高（mm）	1,965 × 805 × 1,085
最低地上高（mm）	165
シート高（mm）	800
エンジン種類	空冷4ストロークOHC単気筒
総排気量（cm³）	123
最高出力（kW［PS］/rpm）	6.7［9.1］/6,250
最大トルク（N・m［kgf・m］/rpm）	11［1.1］/4,750
燃料タンク容量（L）	5.3
乗車定員（人）	2
トランスミッション形式	常時噛合式4段リターン
車両重量（kg）	118
燃料消費率（km/L）	国土交通省届出値：63.0 WMTCモード値：63.7
最小回転半径（m）	2.0

※どうなってるの？燃費ですが、国土交通省届出値よりWMTCモード値の方がいいですね。ふつう逆です。こんなデータ初めて見ました。

この表から、ホンダ・CT125 ハンターカブはコンパクトでありながら、高性能なエンジンと優れた運動性能を有していることがわかります。特に燃料消費率が優れている点や、最小回転半径が短いため、都市部での利便性が高いです。

車両重量が118kgと比較的軽量であるため、取り回しも容易でしょう。エンジン種類や総排気量、最高出力といったスペックを見ると、日常使いはもちろん、アウトドアでの使用にも適しています。

燃料タンク容量が5.3Lと多くはありませんが、燃料効率の良さから長距離の走行も可能です。乗車定員が2人なので、一緒に出かける際にも問題なく使用できるでしょう。

価格

ホンダ・CT125 ハンターカブの価格です。※2023年9月時点

カラー	価格（税込）
グローイングレッド	440,000円
パールオーガニックグリーン	440,000円
マットアーマードシルバーメタリック	440,000円

※価格はメーカー希望小売価格（消費税10%込み）で参考価格です。販売価格は販売店が独自に定めています。

否定的・ネガティブなレビューをご紹介

この記事のテーマは、「CT125 ハンターカブ全解剖：後悔・飽きる・遅い・なぜ人気・欠点・危ない・寿命を検証」です。

検証するには材料が必要です。

まず、ハンターカブについてのネガティブなレビューを見ていきましょう。後でレビュー内容を分析します。

原付二種なので非力さは感じる。
アフターパーツが豊富だが、出費も増える。
価格が44万円（税込み）と高い。
走行中フロント周りがふらつく。プリロード、ダンパー共に弱い。
フロントブレーキが効かない。レバー比なのかストロークもフカフカで頼りない。
もう一段上のギアが欲しい。
4速ロータリーシフトで、5MTが欲しかった。
メーターに時刻表示がない。

登坂での絶望的な遅さ
4速だと勾配でもジリ貧で減速
シフトインジケーターが無いため、シフトダウンが不十分な場合にモタつく
馬力不足
ステップが振動して足裏が痒くなる
エンジンブレーキが強すぎる
シートが硬く、長距離でお尻が痛くなる
タンクが小さく、航続距離が短い
価格が高い
カスタマイズによって価格が更に高くなる

高速域でのトップスピードが低く、流れに乗るのが難しい。
雨天時にタイヤが滑りやすいと感じる。
純正のリアキャリアが大きすぎて、狭い場所での取り回しが難しい。
荷物が多いときにフロントが浮きやすい。
ストックのヘッドライトの照射範囲が狭い。
シートが硬く、長時間の乗車には不向き。
小排気量なので、長い坂道で速度が落ちる。
燃料計がないため、ガソリンの残量が分かりにくい。
ブレーキの初期効きが弱いと感じる。
純正のエアクリーナーがすぐに汚れる。

シートの出来が悪く、長時間の乗車には向かない。
エンジン出力が物足りないと感じる場面がある。
フロントブレーキの効きが悪い、ディスクブレーキであるにも関わらずドラムブレーキのような感触。
速さを求めるなら他のモデルを選んだ方がよい。
シート高が数値以上に高く感じる、特に足つきが悪い。
購入価格が125ccとしては高め。

上記の否定的・ネガティブなレビューを分析する

ホンダ・CT125 ハンターカブに関する上記の否定的なレビューからいくつかの主要な問題点が浮かび上がっています。

非力なエンジン: 馬力不足や登坂での遅さ、長い坂道で速度が落ちるなど、エンジン性能に関する不満が多い。
ブレーキ性能: フロントブレーキが頼りない、効きが悪いといったコメントが見られる。
乗り心地: シートが硬く長距離で不快、また、ステップの振動などが指摘されています。
価格: 価格が高く、さらにアフターパーツやカスタマイズによって出費が増えるとの意見が多い。
操作性: シフトインジケーターがない、4速ロータリーシフトで5MTが欲しいなど、運転操作面での不満も多い。
装備と機能: 時計表示がない、燃料計がない、ヘッドライトの照射範囲が狭いといった装備面での不満もあります。
安全性: トップスピードが低くて流れに乗りにくく、また雨天時のタイヤの滑りやすさなど、安全性に対する懸念がある。
荷物と取り回し: 純正のリアキャリアが大きすぎる、荷物が多いとフロントが浮きやすいといった、荷物の取り扱いやバイクの取り回しに関する問題も指摘されています。

全体的に、価格に対して提供する性能や機能が不足していると感じるレビューが見られます。特に、エンジン性能、ブレーキ、乗り心地に関する改善が求められています。価格が高い点も多くのユーザーにとってネガティブな要素とされています。装備や機能の面でも、より使い勝手を向上させるための改善が必要かもしれません。

肯定的・ポジティブなレビューをご紹介

次に、ハンターカブについてのポジティブなレビューを見ていきましょう。後でレビュー内容を分析します。

燃費が非常に良く、ガソリン高騰の今助かる。
任意保険が安くて保証も受けやすい。
日本一周や週末のキャンプに向いている。
仕事で使うには最適。
カスタムにこだわりがある人には最適。
スタイルとカスタムの発展性、信頼性と走破性がある。
前後ディスクブレーキとテレスコピックのサスペンションが唯一。
通勤からツーリングまで幅広く使える。
災害時にも使えると期待。
納車が遅れる可能性があるが、個人店で即納車の在庫がある。
GSX-S125やZX-10Rに比べても日常使用に差し支えない。
自分好みにカスタマイズできる。

デザインが可愛らしく、無骨でタフ
特徴的なハイマウントマフラーとヒートガード
旋回性が高く、ヘアピンカーブもスムーズ
車体が軽く、小回りが利く
燃費が良く、55-60km/L
装備やカスタマイズの選択肢が多い
安全運転に徹しやすい
山城やダム巡りなど、多目的で使える
女性でも扱いやすい車体
心地よくフルスロットルで走れる

コンパクトで取り回しやすい。
デザインがユニークで目を引く。
低速域のトルクがしっかりしていて、都市部での移動がスムーズ。
燃費が非常に良い。
多種多様なカスタムパーツが出ているので、自分好みにカスタマイズ可能。
純正パーツでも十分に魅力的。
オフロードでも安定した走行性能。
シフトチェンジがスムーズ。
プライスパフォーマンスが高い。
ハンターカブ独自のアドベンチャー感が楽しい。

デザインが魅力的で、昔のCT110を現代風にうまくアレンジしている。
燃費が非常に良い。
カスタム性が高く、個々の好みに合わせやすい。
保険や維持費が低く抑えられる。
二人乗りが可能で実用性が高い。
クラッチレスで気軽に乗れる。
トップブリッジまであるフロントフォークとサスペンションストロークが充分にあり、路面のギャップの突き上げ感が少ない。
車格がカブシリーズ内で比較的大きく、立派に見える。

上記の肯定的・ポジティブなレビューを分析する

ホンダ・CT125 ハンターカブに対する上記の肯定的なレビューからは、以下のようなポジティブな側面が明らかになっています。

燃費: 燃費が非常に良いという点が多くのレビューで挙がっています。これは経済性に優れていると言えます。
カスタム性: 多種多様なカスタムパーツがあり、個々の好みに合わせやすい。これは、個性を出したいユーザーには魅力的です。
多用途性: 通勤からツーリング、キャンプに至るまで幅広い用途で使えると評されています。
デザイン: デザインが魅力的で、特にユニークな要素（ハイマウントマフラー、ヒートガードなど）が好評です。
扱いやすさ: 車体が軽く、取り回しやすい。低速域でのトルクもしっかりしていると評されています。
維持費: 任意保険が安く、維持費も低いという点も経済性に寄与しています。
安全性: 前後ディスクブレーキ、テレスコピックのサスペンション、安全運転に徹しやすいという点が挙げられています。
実用性: 二人乗りが可能で、仕事で使うにも適しているとの意見があります。
走破性: オフロードでも安定した走行性能があり、冒険感が楽しめると評されています。
信頼性: ブランドの信頼性や走破性も評価されています。

全体として、このバイクは燃費が良く、カスタム性が高く、多用途に使える実用的なバイクと言えるでしょう。特に、デザインやカスタム性に対する評価が高く、個々のユーザーが自分好みのバイクに仕上げやすいという点が強調されています。低速域での運転がスムーズで、車体が軽く取り回しやすいという特性は、日常使いに適していると言えます。維持費が低いという点も、長期的に見て経済的なメリットがあると言えそうです。

後悔・飽きる・遅い・なぜ人気・欠点・危ない・寿命を検証！

ホンダCT125ハンターカブに関するネガティブなレビューとポジティブなレビューを一通り概観しました。そこで、このページのテーマである、ハンターカブが、

買って後悔する？
飽きる？
遅い？
欠点は?
危ない？
寿命は?

といった点について、それぞれ検証したいと思います。

検証結果は以下の通り。

疑問点	検証結果
買って後悔する？	高い価格と性能不足があるため、予算や期待値によっては後悔する可能性あり。
飽きる？	アフターパーツが豊富なのでカスタマイズが楽しめる反面、基本性能に満足できない人は早く飽きる可能性も。
遅い？	馬力不足と4速トランスミッションにより、速度が制限される場面がある。特に登坂で遅さを感じる。
欠点は？	高価格、非力なエンジン、効かないフロントブレーキ、振動、狭い照射範囲のヘッドライトなどを指摘する声アリ。
危ない？	フロントブレーキが頼りない、タイヤが雨天で滑りやすいと感じる点は安全性に疑問符。
寿命は？	質の高いホンダ製品であるため、適切なメンテナンスを行えば長持ちする可能性が高い。ただし、アフターパーツでのカスタマイズが多いと寿命に影響する場合も。

次に、もう1つの疑問であるC125ハンターカブが「なぜ人気？」について検証した結果が次のようになります。

項目	詳細
燃費	55-60km/Lと非常に良い。特にガソリン価格の高騰する現代では、これは大きなメリットと言えます。
保険・維持費	任意保険が安く、保証も受けやすい。これにより維持費が抑えられます。
用途の多様性	通勤、ツーリング、キャンプ、災害時など、多目的で使用可能。
カスタマイズ性	アフターパーツが豊富で、個々の好みに合わせてカスタマイズが可能。
走破性と信頼性	前後ディスクブレーキとテレスコピックのサスペンションを備え、オフロードでも安定した走行が可能。
デザイン	無骨でタフなデザイン。特にハイマウントマフラーとヒートガードが特徴的。
取り回しと運転性能	旋回性が高く、車体が軽いため小回りが効く。低速域のトルクもしっかりしている。
ユーザー層	男女問わず、また日本一周や週末キャンプなど特定の趣味を持つ人々にも対応。
装備・オプション	装備やカスタマイズの選択肢が多く、さらには純正パーツでも魅力的。
実用性	二人乗りが可能で、クラッチレスで気軽に乗れる。
プライスパフォーマンス	価格は高いものの、上記の多くのメリットを考慮するとコスパは高い。

多様な用途やカスタマイズ性、実用性などで広い層に受け入れられているようです。これらの点が総合されて、CT125 ハンターカブが人気である理由と言えそうです。

レビューサイトの平均評価点のご案内

有名なレビューサイトで、ホンダCT125ハンターカブがどう評価されているのか、各サイトの平均評価点を見ていきましょう。

ウェビック：4.38点（5点満点）
価格コム：4.22点（5点満点）
みんカラ：4.80点（5点満点）

※2023年9月29日時点

上記評価を分析

各レビューサイトにおけるホンダCT125ハンターカブの評価は全体的に高く、平均点が4点以上という結果になっています。このバイクが高い品質と性能を持っていると評価されていることを示しています。

ウェビック

ウェビックは、バイクやバイク用品に特化したレビューサイトで、専門家や熟練したライダーが多く利用しています。4.38点という評価は非常に高く、専門的な観点からもこのバイクが優れていると言えそうです。

価格コム

価格コムは商品の価格比較が主な目的であり、一般消費者からの評価が多いです。4.22点という点数は高いものの、ウェビックよりもやや低めです。これは価格に敏感な一般消費者が、コストパフォーマンスに対する期待値が高いため、相対的に少し厳しい評価をしているのかもしれません。

みんカラ

みんカラはカーライフを楽しむためのコミュニティサイトであり、実際に車やバイクを持っている人たちが多く利用しています。4.80点という非常に高い評価は、日常生活での使い勝手や満足度が高いということを示しています。

総合分析

3つのサイトを通じて高評価を受けているので、ホンダCT125ハンターカブは多くの人々から信頼されているバイクと言えます。ただし、専門家からの評価が最も高く、一般消費者からはやや厳しい評価がある点を考慮すると、このバイクは高い性能と品質を持っている一方で、価格に対する期待値を完全に満たしているわけではない可能性があります。

ホンダ

ライバル車とその特徴

ホンダ・CT125 ハンターカブのライバル車と目されるのは、どうやら同じホンダのスーパーカブC125一択のようです。スーパーカブC125はハンターカブのベースとなった車両です。価格も同じです。

車名	特徴
ホンダ・スーパーカブC125	ホンダスーパーカブ C125 は、2018年に登場したスーパーカブシリーズのバイクで、初代モデル「スーパーカブ C100」を彷彿させるデザインが特徴です。2021年9月にモデルチェンジされ、新型エンジンを搭載しました。スーパーカブ C125 の燃費は WMTC モードで 68.8km/L で、燃料タンク容量は 3.7L です。1回の満タン給油で、計算上では約255km の航続距離を実現します。 ⇒⇒レビュー記事（1） ⇒⇒レビュー記事（2）

車名

特徴

ホンダ・スーパーカブC125

ホンダスーパーカブ C125 は、2018年に登場したスーパーカブシリーズのバイクで、初代モデル「スーパーカブ C100」を彷彿させるデザインが特徴です。2021年9月にモデルチェンジされ、新型エンジンを搭載しました。
スーパーカブ C125 の燃費は WMTC モードで 68.8km/L で、燃料タンク容量は 3.7L です。1回の満タン給油で、計算上では 約255km の航続距離を実現します。

⇒⇒レビュー記事（1）

⇒⇒レビュー記事（2）

どんな人におすすめ？

ホンダ・CT125 ハンターカブがおすすめの人物像をまとめました。

おすすめの人物	詳細説明
アウトドア愛好者	軽量でありながら頑丈なフレームは、オフロードでも快適な走行を提供。
都市居住者	コンパクトなサイズが、狭い都市環境でも取り回しやすい。
初心者ライダー	操作性が簡単で安全性も高く、バイクに不慣れな人にも扱いやすい。
日常使いのバイクを求める人	燃費が良く、メンテナンスもシンプルなので、日常の移動手段としても便利。
レトロスタイルが好きな人	クラシックなデザインが魅力と感じる人には特にマッチする。